ドキュサイン(DOCU) 2025年1Q 決算&カンファレンスコールまとめ

会社概要

会社名：
DocuSign, Inc.($DOCU)

業界：
ソフトウェアおよびサービス業界（特に電子署名およびデジタルトランザクション管理）

本社：
カリフォルニア州、アメリカ

上場年：
2018年（NASDAQ）

概要：
DocuSignは、電子署名およびデジタルトランザクション管理のリーダーとして知られている企業です。
紙ベースの署名プロセスをデジタル化し、より迅速で効率的な業務運営を実現します。
さまざまな業界の企業が、契約書の作成、署名、管理をオンラインで行うためにDocuSignのプラットフォームを利用しています。

事業内容：
主な事業内容は、電子署名ソリューションの提供です。
これにより、ユーザーは法的に拘束力のある文書をオンラインで署名、送信、管理することができます。
また、契約ライフサイクル管理（CLM）ツールを提供し、文書の生成、レビュー、承認、署名、保存、分析までをサポートします。
これにより、業務プロセスの効率化とコンプライアンスの強化を図ります。

類似企業：Adobe Inc.（アメリカ）、弥生株式会社（日本）

公式HP：
https://www.docusign.com/

決算

⭕️EPS:実際$0.82　予想$0.79
⭕️売上高:実際$709.64M　予想$707.44M
前年同期比売上高成長率:7.3%
ガイダンス:
⭕️来四半期売上高:実際$725M-$729M　予想$726.69M
❌2025年通期売上高:実際$2.92B-$2.932B　予想$2.93B

Memo:
プロフェッショナル・サービスおよびその他の収入は1,820万ドルで、前年同期比18％の減少。
請求額は前年同期比5％増の7億950万ドル。
非GAAPベースの売上総利益率は前年同期の82.6%に対し82.0%。
営業活動による純キャッシュは2億5,480万ドル（前年同期は2億3,360万ドル）。
フリー・キャッシュ・フローは前年同期の2億1,460万ドルに対し2億3,210万ドル。
現金、現金同等物、制限付き現金および投資は、当四半期末時点で12億ドル。

第2四半期の見通し総収入：
サブスクリプション収入：7億500万ドル～7億900万ドル。
請求額：7億1,500万～7億2,500万ドル。
非GAAPベースの売上総利益率：80.5～81.5%。
非GAAPベースの営業利益率：27-28%。

2025年度見通し：
サブスクリプション収入：28億4,400万ドル～28億5,600万ドル。
売上高：29億8,000万ドル～30億3,000万ドル。
非GAAPベースの売上総利益率：81～82%。
非GAAPベースの営業利益率：26.5-28%。

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カンファレンスコール

要約

1.冒頭のコメント：
CEOアラン・タイゲセンは、DocuSignの2025年度第1四半期の好調なスタートを報告し、新しいDocuSign Intelligent Agreement Management (IAM)プラットフォームの発表とLexionの買収について説明した。
これにより、製品イノベーション、オムニチャネル市場展開能力、業務および財務効率の向上に進展があった。

2.戦略と取り組み：
DocuSignはIAMプラットフォームを発表し、Lexionを買収してAI技術を強化した。
さらに、DocuSign Maestro、Navigator、App Centerといった新しいプラットフォームサービスを展開し、顧客の契約管理プロセスを改善するためのツールを提供している。

3.市場の動向とマクロ経済要因：
第1四半期の市場環境は安定しており、特にヘルスケア、保険、テクノロジー分野での契約利用が増加している。
マクロ経済の影響は限定的であり、企業は投資支出を慎重に吟味している。