やってみらんと分からん 第3話
サラリーマンをやめて、いよいよネットショップ事業一本で生計を立てるわけだが、実はネットショップと私の関係は長く、大学3年まで遡る。
学生からサラリーマン時代の年表 ↓
学生時代
1998年(22歳)
大学3年、ネットショップを始めたのはこの頃かも。妻が作ったテディベアを販売するネットショップと、中古ファミコンソフトのネットショップの2つを開始。
1999年(23歳)
大学4年。原付バイクレースにハマりバイクいじりを覚えた。楽天市場とヤフーオークションがスタートした年でもある。
サラリーマン時代
2001年(25歳)
大学を卒業。ヤフーBB(ADSL回線)が登場。「ネットショップをやろうよ」(出版 1999年〜)に影響を受け本格的なネットショップ運営をしようと試行錯誤。紅茶をインドから個人輸入してみたり、ebay→ヤフオクの転売をしてみたり。
2002年(26歳)
結婚式の準備が始まる。手作り結婚式をテーマに準備に1年かけた。と同時にネットショップやebayなどで自分たちの結婚式用品を揃えていった。ゼクシィの取材を受けて手づくり結婚式の特集ページに掲載される。
2003年(27歳)
5月に結婚式を迎える。ゲストにこんな結婚式は初めてだと喜ばれたのもあって、手づくり結婚式のためのネットショップをオープン。すぐに会社を退職。しばらくの間、フリーランスとなる。
ちなみにグーグル広告(当時はAdwords)(2000年サービス開始)も2003年9月から運用スタート。クリック単価は10円台が2009年まで続く。当時の広告とSEOはイージーモード。
コンバージョン単価は2006年まで100円以下。2011年頃にはライバル店舗も増えていたのもあり、2000円台に突入してしまう。
この経験からアフィリエイトも同じことが起きると思っていた。
法人時代
2005年9月(29歳)
儲かったので法人化。
この頃、大学を中退しパチプロで行方不明という3拍子揃った兄を探し出し、私の会社に引き入れた。これがゆくゆく最悪な事態を招くことになるとは予想だに。。。。していたけれど。
おっきな事務所もスタッフも必要になってきたので、40坪の事務所を借りた。
2007年にはウェブ制作会社を設立、スタッフ総勢15名ほどに成長。ほぼ女性スタッフ。
事務所は100坪以上に拡大。郵便局直営の物流センターも借りて大所帯に。
失敗しない男と友人らに揚げられ、税理士さんに「日産GT-R買っていいですか?」と真面目に尋ねる。
車、時計、夜遊び 全部好きな典型的アホがいとも簡単に誕生。
この頃にタイムリープして自分に言いたい。
『ヤメレ』
まぁ結果はよくある栄枯盛衰。のちのち苦労しまくるわけである。
このあとの詳細を話すのはまたいつか。
そして現在、一人の若きビジネスマンを隣に乗せている。
『お二人の想いを大切にやっていきます』と両手で強く握って彼は降りた。
短い挨拶を終え、ゆっくりと走り出す。
2021年7月29日をもって私たちのウェディング事業は幕を閉じた。
あ、ちょうどよかった。ちょっとそこのハートマークを押してくれるかな。 ん?画面下のハートだ。赤くなった? おぉありがとう。 神のご加護があらんことを。