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”天才”と”中二病”を分けるもの。

中二病について調べていたら、こんな記事を発掘した。

外部リンク:”天才”と”狂気”を分けるもの|ひろゆき氏

2ちゃんねるの産みの親・鬼才ひろゆき氏の仕事哲学インタビュー。これを読んだとき、脳に衝撃が走った。この記事はまさに、成功に憧れる凡人、また、自分を隠れた天才だと疑わない中二病アーティストに対しての警鐘のようである。

❝社会で金になるかどうかで、人は評価を変えるので。❞

ネットコンテンツが横行し、いろいろなものを無料で閲覧できるようになった世の中でも、有益のものには価値がつく。

しかしその『有益なもの』が、自分のニーズと一致するとは限らない。いまやSNSさまさま時代、爆速的に流行るひとつの要因として、人々が心のなかでひっそりと感じていることを、いかに明瞭な言葉で代弁できるかが、流行の肝になってくる。

SNSやブログのみならず、サービス開発にいたっても、時代の流れやユーザーの求めるものをとことん聴取し、分析することはとても大事だ。

自己満足の万年マスターベーション的開発では、けっして大衆はついてこない。想像し、聴取し、分析し、改善し……… そうした地道な努力が、自己満足の自慰行為から一歩抜けだし、人々が夢中になるような作品を創りあげれるのではないか。

客を使ってオナニーをするのではない。客と一緒にセックスをしなければならないのだ。

ここが天才と中二病を分ける、最大の境界線である。ただ、ひろゆき氏が記事の最後で語っているように、コンテンツとして良質なモノと、ニーズに合った作品というのは全く別モノらしい。

流行モノは廃れモノ。