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My Favorite Games 100(その2・アーケード編②)

先週はアーケードゲームに、私の心が絡み取られたという話を書きました。

アーケード初期は良くも悪くもシンプルなアイデアで勝負していたゲーム達でしたが、徐々に進化を始めた時代を振り返ってみたいと思います。この頃のゲームは進化の過渡期という事もあり、本当にバラエティに富んでいたな、と今、振り返っても思います。

・グラディウス
「起動音(バブルシステム)がとにかく良い!」という事はレトロゲーマーなら誰しも語りたくなる点でしょうか。加えてゲーム内のBGMがとにかく神がかっていて、ステージ冒頭の宇宙空間とボスは同じ音楽で、ステージに入るとBGMが変わるのが印象深いです。あと7面構成の各ステージの世界観やグラフィック見事さが特筆すべきで、加えて世界観と音楽と非常にマッチしています。

また、パワーアップシステムの自由さも良いですね。オプションの存在がこのゲームの全てといっても過言ではないですね。あと、バリアがあまりバリアしてないのも印象深いです。大量の続編が出ていることからも、このゲームが持つ魅力がわかりますね。

・SONSON
西遊記をベースとした横スクロールアクションシューティング。

複数行を行ったり来たりする独特の操作感覚、音楽が心地よいのと、強制横スクロールのせいで、妙に遊んでしまったゲームですね。ジャンボフルーツの存在(+エリマキトカゲ)や、トンボ、蜂、砦が良いアクセントになっていて良ゲーだったな、と思います。タケノコ集めも楽しい。

今度、カプコンで完全移植版が出るとの事で、久しぶりに遊ぶのが楽しみです。一応、過去に出た移植版でコンティニューごり押しで天竺まではたどり着いています。

・1943
縦スクロールシューティング。アメリカ軍が日本の軍艦を倒すという世界観ながら、出てくる文字は日本軍風というカプコン独特の謎世界観のゲームですね。ラスボス一つ前の長門までは割と簡単だけど、ラスボスの大和が鬼のように強く、最後クリアしたときにガッツポーズが出るくらいに嬉しかったのを覚えてますね。

各面の冒頭で隠しコマンドを入れることで、各種武器が使えるのも印象的。裏技のみ使えるレーザーがとても強かった記憶がありますね。また、隠しコマンドを使うと武器の使用時間が増やせるので、道中、燃料タンクを作りやすいのも良い感じでした。

マイナーバージョンアップ版の1943改はショットガンがとにかく最強で、敵の弾を消せるので、とにかくこれを使っていればOKという感じの武器でした。おかげで、ゲームの難易度もずいぶんマイルドになりました。

ともあれ、道中におけるダメージコントロールや弥七・燃料タンクによる体力回復や、メガクラッシュなど、ベルトアクションゲームと似た香りがするゲームでもありますね。

・1941
1943の正統続編。画面を埋め尽くすぐらいの巨大な敵が印象的なゲームですね。壁に接触すると回転して後ろ方面にも打てるというのが特徴ですかね。割とやりこんでワンコインクリアした記憶があります。

1943は時間経過で体力ゲージが減りましたが、今作は時間経過では減らず、ミスのみで減る設定となりましたね。SFっぽい感じもあり、世界観が結構好きでしたね。

最近、完全移植版が出たので久しぶりに遊んでみましたが、難易度最低でも5コンティニューくらいしましたね。腕が落ちた(苦笑)

・ゼビウス
作者である遠藤さんのマジックが炸裂した感じのゲームですね。ナムコ独特のコイン音から始まる世界観が本当に見事。初めて遭遇した際のボスであるアンドアジェネシスのインパクトはとにかく忘れられないですね。バキュラ256発。

あと、このゲームのドット絵が好きすぎて、方眼紙を買ってきてゼビウスの各種機体を塗り絵して再現したのも良い思い出です。ゲームとしても無類に面白く、1周するくらいまではやりこみましたが、1000万点は目指さなかったですね。

・ドルアーガの塔
こちらも遠藤マジックが猛烈に炸裂したゲームですね。音楽の使い方がとにかく素晴らしく、宝箱を開けつつ主人公ギルが徐々にパワーアップしていくという世界観がとにかく見事。

体力が裏設定になっている事や、各種魅力的なモンスター、宝箱の見つけ方など、色んな要素のバランスが本当に見事なゲームです。

ラストの装備が青で統一されているのも美しかったですね。個人的にはアーケードではクリア出来ず、各種移植版でリベンジしました。確か、PSのナムコミュージアムで初めてクリアしたと思います。

・ワールドカップ
テーカン(テクモ)のサッカーゲームです。このテクモが歴史シミュレーションでおなじみの光栄と合併する時代が来るとはこの当時は無想だにしませんでした。

キャラクターをトラックボールを使って動かすゲーム性がとにかく秀逸で、手の平に豆を作ったのも良い思い出です。コーナーキックからのバナナシュートも印象深いですね。確か4面の相手キーパーの性能が高すぎて、クリアできなかった記憶が。後にも何度も挑戦するも、結局ラストまではクリア出来ませんでした。

リベンジしたいけど、実機じゃないと意味が無いゲームでもありますね。

・ダライアス
3画面と椅子からの振動というインパクトは、もはや忘れられないですね。筐体にイヤフォンジャックがあって、音を直接聞くことができるというのも素晴らしいです。また、自分で進むステージを選べることや、マルチエンディングなのも良い感じですね。分岐の間にぶつかってミスしたのも良い思い出です。

個人的には楽なゾーンでクリアをするくらいまでは遊びましたが、全ての面をクリアするには至らず。サントラがとにかく秀逸で、コインを入れてからクリアするまでという構成になっており、何度も何度も聞き返しましたね。兄がレコードを買ってましたし、私自身も後日、CDで買い直すくらいには好きなサントラでした。近年もたまに思い出して聞き直すくらいには好き。

・源平討魔伝
この当時のナムコは本当に神がかってましたね。音楽、世界観、各種ゲームが混在している構成はとにかく素晴らしいです。横スクロールとしては、ミニキャラと巨大キャラがあり、疑似3Dの面も良かったですね。

血の池で復活するのも懐かしいし、だじゃれの国も良くも悪くもこのゲームを特徴付けていますね。こちらもアーケードではクリア出来ず、後の移植版(ナムコミュージアム)でリベンジしました。戯れは終わりじゃ。

・大魔界村
高校生の時にプレイを開始しました。魔界村(元祖)はこの当時、遊んでおらず、本作が魔界村シリーズのファーストコンタクトでした。メガドライブ版の移植作が素晴らしくて、欲しかったのを覚えていますね。

多彩な武器と、武器に秘められた魔法という組み合わせが秀逸で、ステージ構成もステージ音楽も素晴らしく、遊んでいてとにかく楽しいゲームでした。ただ、超絶難しいのも事実で、主に遊んでいた高校生の時は結局クリアには至りませんでした。

大学生になってバイトするようになりお金がある程度使えるようになってから、繰り返し遊んでなんとかクリアしたのを覚えています。相当の達成感がありましたね。

単純ながらも、きちんとストーリーもあるし、2周目の最強武器(ソフトクリーム)が使い勝手が良く、2周目は実質楽にクリアできるバランスも良い感じでした。個人的にはこれを超える魔界村はないかな、という感覚はありますね。

ちなみに、シリーズ通しては最新作(帰ってきた魔界村)以外はクリア済。(移植版で遊んだものもあり)。最新作は2周目はクリア済ですが、真エンド前くらいで止まってます。ただ、そのうちクリアします。


その他は、ジッピーレース、ハイパーオリンピック、アッポー、ギャプラス、パックランド、ガントレット、ドラゴンバスター、ストリートファイター(初代)、ファイナルファイトあたりも印象深いですが、語り出すと長くなりそうなので、この辺で。

という感じで、ファミコンを買ってもらえなかった鬱憤をアーケードで晴らす、という感じの私のアーケードゲーム遍歴でした。ただ、お小遣いにも限りがあったので、人のプレーを眺めている時間の方が多かった気もしますね。

この後、もう少しだけアーケード編が続きます。私が一番はまったと言ってても過言ではないベルトアクションの時代に入りますが、続きはまた来週。


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