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My Favorite Games 100(その8・スーパーファミコン編②)

先週は、スーパーファミコンについて語りました。

大学生という一番、遊ぶ時間があるときに、スーパーファミコンという「ゲーム機として完成した」ハードに出会えたのは、自分の人生の大きな転機になったと感じています。大いなる沼にはめられたとも言いますが(笑)

先週は割と王道系のゲームを中心に紹介しましたが、今週は割とマニアック系の作品を紹介したいと思っています。

弟切草
チュンソフトが出した、サウンドノベルシリーズの第一弾ですね。当時は選んだ選択肢によりストーリーが微妙に変わってきて「何度も遊べるゲーム」ということで話題になっていました。一方で、基本はホラーゲームではあるので、ホラーゲーム耐性がない人にはつらいゲームでもありますね。

実際に遊んでみると、確かに何度遊んでも同じ話にはならず、非常に楽しめる作品でした。私は人気が少ないバイト先(ゲームショップ)で、お客さんが全く来ない夜に遊んでいたのですが、とにかく怖いゲーム体験でしたね。

一方で、骨子となるいくつかのメインストーリーは限定されており、最終的には同じ話を何度も読むことになるので、組み合わせの妙は感じられるものの、徐々に飽きてきたのも事実ですね。

ただ、演出面は本当に怖く、扉に名前が書いてある演出は、未だに思い出しても怖いです。あれ、考えた人、すごいなと思います。

かまいたちの夜
チュンソフトのサウンドノベル第二弾。推理小説作家である我孫子武丸さんが原作者となり作った雪山の山荘物ですね。雪山に閉じ込められた登場人物達が、事件に巻き込まれ、、、という感じの作品です。

前作の弟切草とは違い、特定の選択肢を選ぶと同じ話を読むことが出来ます。

以下、かまいたちの夜の軽くネタバレを書くのでご容赦ください。気になる方はスクロールで飛ばしてください。

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この作品は、連続殺人ものではあるのですが、最終的には主人公も殺されてしまうというショッキングな展開になります。ただ、正しい選択肢を選ぶことで、山荘における殺人事件を防ぐことが出来るという展開にはとても驚きましたし、良く出来た構成の作品だと感じました。

この作品をあまりに気に入って、完全版フローチャートを作って、遊び尽くしたのを思い出しますね。続編もいくつか作られており、ほぼ全てを遊んでいますが、いずれも初代は越えられなかったと感じています。

スマッシュTV
海外のアクションゲームの移植版です。中毒性のある独特のBGMに加え、とにかくMCのノリが楽しく(ある意味おかしく)遊んでいて妙なテンションで楽しめるゲームですね。

コントローラーの右ボタンが上下左右の攻撃に対応しており、直感的に遊べる事に加えて、各種アイテムを拾うことで、様々な種類の武器を縦横無尽に使うことが出来、敵が大量に出てくる割に処理落ちも殆どなく、とても爽快感があるゲームですね。

各種ボスも特徴があって遊んでいて楽しいですし、ラストは「MCがボス」という衝撃の展開になりますが、そこも含めて非常に味わい深いゲームですね。一時期、X-BOXで遊べたんですが、販売先が倒産したみたいですね。未だにリメイクとか出ないかな、と思うくらいの楽しい作品ですね。

シャドウラン
とにかく世界観が素晴らしく、このゲーム世界に入るだけで、他では味わえないような独特の雰囲気を味わう事が出来ます。ただ、ゲームのヒントがとても少なく、アクションも独特で、クリアするまでには様々な試行錯誤をする必要があり、ある意味、苦行のようなプレイを要求されますね。

一方で、ストーリーや世界観が抜群なので、最後まで遊んでしまったゲームですね。個人的にはこのゲームがあまりに好きすぎて、30年ほどは経過した今でも、マニュアルだけは持っています。

真・女神転生
バイト先の先輩に教えられて遊んだゲームですね。先週紹介したマザー同様に、ファンタジーじゃなくてもRPG作れるんだ!と、とても驚いたゲームですね。あと、現代日本が舞台にしている点や、悪魔を仲間(仲魔)にして、合成することで強化していくというシステムはとても斬新でした。

このゲームのシリーズが現代にも脈々と残り続けているのは、このゲームが持つ魅力の大きさを物語っていると思います。

なお、真・女神転生におけるニュートラルルートの存在を知って、遊んでみてストーリー展開に衝撃を受けたのも良い思い出ですね。ある意味、私の人生観を作ってくれたゲームでもありますね。

なお、本編でクリアしたのは1.2のみで3は3回ほどチャレンジしたものの挫折。そのため、4と5は遊んでいません。外伝系ではソウルハッカーズとペルソナ4.5をクリアした感じですかね。

重装機兵ヴァルケン
メガドラで出た「レイノス」の続編として発売されたメカアクションゲームですね。アクションゲームとしての出来がとにかく素晴らしく、様々な武装を使い分け、キャラクターを動かしているだけでも楽しいゲームでした。過去にPC-88で出たヴェイグスというゲームを思い出しますが、アクションとしての洗練さは数段上の作品ですね。

途中で敵の兵器を倒せないとエンディングが分岐するというのも画期的でした。久しぶりに遊んでみたいゲームでもありますね。Switchで遊べるようにならないかなぁ。出来れば、ガンハザードも一緒に遊べると最高です。

メタルマックス2
ファミコンで出たゲームの続編ですね。前作は遊んでません。

戦車がメインのPRGということで、とても新鮮に遊んだ記憶があります。仲間に犬がいたり、戦車がないと生身で戦車と戦ったりするのも面白かったですね。あとは、なんといっても世界観とストーリーが独特で、とあるところで強制労働をさせられるシーンがあるのですが、数十年を経て未だに覚えているくらいにはインパクトがありますね。

あとは、ボスであるテッドブロイラーの造形および強さは、このゲーム内でも破格で、こちらもBGM込みで未だに覚えているくらいには印象深いボスではありますね。

スーパーマリオコレクション
ファミコン時代のマリオを、殆ど遊んでなかった私としては、自分のファミコン時代の穴を埋めるために遊んだゲームとも言えますね。グラフィックが強化され、セーブ等も追加され、とても遊びやすいゲームでした。もちろん、全てクリアしました。

また、特筆すべきはマリオ3に入っている二人対戦ゲームで、初代マリオブラザーズのリメイクのような作品で、敵を倒してコインを5つ集めるとクリアになるのですが、大抵はライバルを倒した方が楽なので、コインを集める前にゲームが終わるという事が多かったですね。この対戦システムを越える対戦ゲームって無いんじゃないかな、というくらいには好きな作品ですね。なお、今ならSwitchで遊べますね。

そうそう、毛色はずいぶん違いますが、DS版のマリオに入っていた対戦マリオも面白かったですね。あれも移植やリメイクで遊んでみたいです。

第四次スーパーロボット大戦
私がスーパーロボット大戦に初めて触れた作品ですね。映像、音楽共にとても完成されており、またシミュレーションゲームとしての質も高く、ストーリーや世界観が全く違う作品を見事に融合させており、戦闘アニメーションも非常に良く出来ており、夢中になって遊んだ記憶がありますね。

なお、ゲーム中盤で、鍛えてないであろうキャラクターのみで戦わなくてはいけない面があり、その面をクリアできなくて最初から遊び直したというトラウマがありますね。

このトラウマのおかげで、この後に発売されたロボット大戦においても「どのキャラクターもまんべんなく鍛える」というのが私の癖になっています。最新作のスパロボ30に至っても、同じ遊び方をしていますから、遺伝子レベルでトラウマになっているのかも知れません(笑)

なお、ロボット大戦自体が、大いなるマンネリゲーでもありますが、近年は制作コストの増大に苦しんでいる感を受けます。個人的には、この世界観を活用して、全く違う毛色のゲームを作る余地があるのでは、と思うシリーズでもありますね。

スーパーフォーメーションサッカー
アーケードで遊んだ、トラックボールを使ったワールドカップというサッカーゲームがとても面白かったですが、後日遊んだスーパーフォーメーションサッカーは、サッカーゲームとしてとても進化したゲームであると思いました。

なお、Switchでも遊べるので、久しぶりに遊んでみたのですが、今遊ぶと流石にゲームとしては古いですし、サッカーとしても単調すぎるなぁ、と感じました。ただ、当時は夢中になって遊んでいましたね。

マラドーナをモチーフとした「マラドナ」というキャラクターが強すぎて、相手に出てくると、こちらがレッドカードを食らっても良いからマラドナを退場させるという遊び方になったのも良い思い出です。

という感じで、私が楽しんだスーパーファミコンのゲームについて、今週も10本紹介させてもらいました。マリオや女神転生やスパロボのように現代にも続いているシリーズもあれば、ゲームの歴史に埋もれてしまった作品もありますね。

こういうゲームの栄枯盛衰を眺める事が出来たのも、幸せなことかなと思ったりもします。

なお、スーパーファミコンについては、まだ語りたいゲームがあるので、来週も色々と紹介していきたいと思っています。

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