ローヤルサルート２１年 モルトブレンドが美味しかった
ローヤルサルートに新製品が出たという情報を知り、色々と調べてみたところ、「モルトブレンド」が一番美味しそうだったので購入してみました。個人的には夏・冬のボーナスが出るたびに１本高めのウイスキーを買う、というのを習慣にしていますが、その１本ですね。
一つ一つのモルトウイスキーが奏でる個性が調和し、結実する香りと味わい。ローヤルサルートのスタイルである“フルーティーさとなめらかさ”を体現するリッチな舌触りと、熟したピーチを思わせる甘みが特長。
２１年熟成の各種モルトがベースになっており、非常に飲みやすいウィスキーに仕上がっています。ただ単に飲みやすいだけではなく、各モルトがそれぞれの個性を主張しているような味と香りで、飲みやすくかつ味わい深い、という良いバランスのウイスキーだと思います。
現在は、Amazon価格では１万５千円くらいのため、値段もウイスキーの２１年ものとして考えると、ビックリするほど高くないのもポイントです。
あと、プレゼント用としても良いかも知れませんね。Amazonの写真でも分かりますが、開封すると中に非常にカラフルな絵が描いてあり、贈られた方からしても非常に印象深い１本となるかと思います。
個人的には良い買い物だったと思っています。
余談
一方、ローヤルサルート２１年という名前から、味や香りに対する期待値を上げすぎない方が良いのも事実ですね。
個人的に、１９７０年代以前のウイスキーは別格に美味しいと思っていますが、１９８０年代以降は原料の品種改良が進んだり、醸造の工業化が進んだ影響か、ウイスキーの味が従前に比べて落ちていると感じます。ある意味、時代の流れとして仕方が無い側面はあるかと思っていますが。
また、数年前にバランタイン３０年を買ったときに「あれ？思ったほど美味しくないぞ」と感じたのを思い出します。今現在、購入出来るバランタイン３０年は、１９８０年後半の原酒を使っていると思うので、元々、過度の期待をする方が間違いだったというか（苦笑）
ロイヤルサルート２１年は、１９９８年以降のお酒が入っていると思われるため、原酒の年代を考えても、それほど期待した味にならない事は十分に想像していました。何にせよ、期待値を上げなければ、十二分にバランスの良いウイスキーであると思うので、是非飲んでみるのをオススメします。
個人的には、価格以上の価値は十分ある、と思います。まぁ、１本買うのは流石に高いので、バーで試してみるのもオススメですけどね。
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