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エスパルスのリブランディングと今後について

先週末、無事にJ1残留を決めたエスパルスですが、先日、ロゴの変更が発表となりました。2年の期間を使って作り上げたとの事ですが、初めて見たときには割と違和感がありましたが、見慣れると結構良いロゴかな、と個人的には思っています。ユニフォームにも合ってるしね。

海外ではユベントスやリバプールがロゴを変更した事が有名ですが、スマホ等で見た時やグッズに印刷した際に、視認性が高いロゴにする事は世の中の潮流の様ですね。


エスパルスもロゴを一新したことで、更なる良い商品展開につながり収益アップにも大きく寄与すると思います。新しいユニフォームやグッズが欲しい、と思うファンも多いと思うので。ただ、リブランディングやお金を集める事も大切ですが、チームとしてどのようなコンセプトを持つのか、について真剣に考える必要があるな、と感じています。

エスパルスの総人件費はJ1でも中位くらいのはずで、今シーズンは12位で終わったものの最終節まで残留争いを続けており、シーズンを通じて良いチームだったかと言われると甚だ疑問です。また、今シーズン途中で退任したヨンソン監督の変わりに就任した篠田監督も勝ち点自体はリアルに積み重ねてくれましたが、チームとして確固とした戦略を築いてくれたか、と言われると、決してそんなことは無かったです。

けが人も多かったし、落ち込んだチームを上に上げるために、ある程度戦術は無視して勝ち点をリアルに取りに行く、というのはもちろん大切なことではあるのですが、監督としては確固とした戦略を植え付けてもらいたかったとも思っていました。

また、エスパルスとしても、資金的にある程度の余裕が出来てきたため、チームとして中長期的に何を構築していくのか、を考える時期に入ったのでは、と思います。

今シーズンJ1を優勝した横浜Fマリノスはヨーロッパの強豪チームであるマンチェスターシティーと提携し、チーム運営のノウハウや優良監督・外国人の獲得を行う事で、強いチームを作り上げましたが、エスパルスにおいても同様の施策が必要なのでは、と感じました。

せっかく強いユースがあるのですから、バルセロナのようにトップチーム・ユースを含めた確固とした戦略を持って、中長期的にチームを強化することを考えてもらいたいな、と思ったりもします。

ここ数年、エスパルスは監督選びに苦慮しており、監督が替わるたびにチーム戦略が変わることを繰り返してきました。たまたま当たりの監督が加われば良いのでしょうか、そんな宝くじにかけるような場当たり的な対応を繰り返していても、確固としたチームが組み上がるとは思えません。チーム戦術にあった監督選び、ということが出来れば強いチームが中長期的に作れるのでは、と思ったりもします。

あと、リブランディングを機に、現状のスローガンである「夢・感動・誇り」だけではなく、「エスパルスは●●というチームを目指す!」というような確固とした戦略を築いて欲しいな、なんて思いました。

現在採用している守備からショートカウンターというのが勝率的には高いんでしょうが、それよりも川崎のようなポゼッション中心のサッカーを作って欲しいな、と個人的には考えています。そうなると、空いている監督がいるんですけどね(笑)

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