新春!徒然に思うこと。

あけましておめでとうございます。
ついこないだ2000年を迎えたと思いきや、2021年とは!時代の流れとは恐ろしく早いものですね。

さて、近頃もコロナ関係のニュースはおさまりません。
緊急事態宣言がどうのこうのと、他人事ではございませんが、正月も落ち着いて迎えられないというのは非常に厄介なことでございます。

閑話休題。
「正直者」と「嘘つき」の話をしましょう。
一般的に前者が善、後者が悪となりましょう。
ただ、どの時代も嘘つきってのはそこそこの得をするものでございます。

コロナ禍においてステイホームに徹している人、遊び歩く人、さまざまでございます。
自粛要請を受け、自分で自粛を「ルール」とし、それを守って家にいることは「正直者」がやることです。
自粛要請を受けたが、「要請であって、ルールではない」と無視を決め込むことは「嘘つき」がやることです。

正直者、嘘つきでくくれないことは百も承知です。
ただ、勝手にルールにしたにもかかわらず、自粛して、人が遊び歩いているのを見て、「正直者がバカを見る」と嘆く人が多いことを私は嘆いています。

「馬鹿正直」という言葉があり、
「小賢しい」という言葉もあります。

先述のことを思えば正直者は褒められるべきであり、嘘つきは戒められるべきです。

しかし、この二つの言葉はまるで逆。
しかも、みんなが知っているほどの言葉。

これが嘘つきがそこそこ得をしてきたことの証左です。

じゃあ、嘘つきになればいいのか。
いいえ、決してそうは申しません。
それぞれが選ぶべきだと思います。

決して嘘をついてはいけない場面もあります。
「嘘も方便」「優しい嘘」と、嘘が美化される場面もあります。

自分が自粛しているのに他はいいのか!
と人の生き方を否定している暇があれば、自粛中にできる楽しいことを探せばいいだけの話です。

正直者がバカを見る世界は確かに是正しなくてはいけませんが、勧善懲悪のアニメやドラマの見過ぎもよくありません。

正義は勝つ!と信じている人は
その正義が本当に正しいのかを考えてみましょう。
自分にとって正しいことは必ずしも他人にとって正しいとは限りません。

と、ついつい口が過ぎました。
しかし、メディアに踊らされず自分で考えることはとても大事です。

メディアの報道は
「道頓堀に若者集結!」
「夜の街が危険!」
「医療従事者に感謝を!」
が多いが、
「箱根駅伝の沿道に高齢者集結!」
「40人が密になり会食!(学校給食)」
は流さないんですよ。

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