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A帯からS帯へ引き上げるお手伝いをしてみた。

12月はとあるライバーさん(Rちゃんとしましょう)をA帯からS帯に引き上げるお手伝いをしていました。

自分でもわりと達成感があったので、思い出として書き残しておきたいと思います。

本人は見ていないと思うので、わりと赤裸々に書きます🤣

出会い

まず、Rちゃんとの出会いからお話します。

出会ったのは9月10日なんですけど、もともとポコチャに沼るきっかけになった別の推しがいて、ちょうどその頃にその推しがS帯に上がって応援するのがしんどくなってきていたので、他に気軽な気持ちで応援できるライバーを探していたんですね。

そこで見つけたのがRちゃんでした。

なんで9月10日というのを覚えているかというと、わりと衝撃が大きくて推しに「すげーライバー見つけた‼️」って画録を送っていたからですw

ちなみに僕はB~C帯の時に出会った「この子すごい❗️」って初見で思った子が3人いて、その3人は今回のRちゃんが上がったことで全員S帯に上がりました。

別に自慢でも何でもないんですけど、僕は1回配信を見ればその子がどこまでいくのかはだいたいわかります😎

「この子すごい❗️絶対にS帯に行く‼️」って思ったから応援するのかといったらそうでもなくて、ファミリーがしっかりしていたので、ここに入っていくのはしんどいなということで、スルーしていたんですね。

その時の僕は、別に推しを探していたわけではなく、推しに疲れた気分転換で遊べる枠を探していたので、ファミリーの一員になって盛り上げたいみたいな気持ちは1ミリもなかったです。

そもそも推しと締め時間が被っているので、本格的な応援は難しいというのがあり、なんなら浮気に厳しい推しなのでフォローすらもできないという現実もあって、最初の月はたまーに覗く程度の関係でした。

Rちゃんの締め前配信は潜っている人も多く、ファミリーで盛り上がっている感じでもなかったので、行けば話し相手になってくれるみたいな関係でした。

「おやっ?」と思う出来事

10月から通いで20Kくらい取れればいいかなと思ってリス活していたのですが、10月ラスト配信に行った時に「おやっ?」と思う出来事があったんですよね。

基本的に締め前は推しの配信があるので、他枠に行くことなんてないのですが、その日は推しがおやチケだったこともあり、興味本位で締め時間に行ってみたんですね。

上のランク帯で締め前に投げないのは失礼だと思っているので、投げる気が無いなら入らないタイプなのですが、その日は軽く投げるつもりで入りました。

そしたら枠の雰囲気がいつも通りのマッタリモードだったので、メーターは大丈夫なんだろうと思い、「最近どんな感じ?」みたいな感じで普通に雑談をしていたんですよ。

ちなみに僕は推しの枠以外でメーターの状況について聞くのは普段から頑張っているファミリーの皆さんに対して失礼だと思っているので、付き合いでファミリーに入っているような枠では普段から聞かないようにしています。

そんな感じで雑談に夢中になっていたら、あるリスナーさんが「まもなく締めですよ」みたいな内容のタグをつけてくれて、ハッと我に返ってメーターを見たら大ピンチだったんですよ。

とりあえずその場はみんなが投げてなんとかプラマイになったんですけど、「えっ?なんでこんなにピンチなのに俺とマッタリ雑談してるのよ…」って聞いたら、「ピンチなのは気づいていたけど、お願いするの苦手でできないんだよね🫠」って言われたんですね。

その時は「このままだとS帯行けなくね?ポテンシャル高いのにもったいないなぁ…」という引っかかりがあったものの、推しがS6に上がったタイミングということもあり、それまで通りの通い方で精一杯でした。

通ってみたら問題が色々と露呈

11月になっても、不定期で通っては20Kくらいを目指していたのですが、ある時「ガチ恋寄りの痛リスに悩まされている😵‍💫」という相談を受けて、何それめっちゃ楽しそうと思い、毎日枠に通うようになったんですね。(動機w)

その痛リスは激化することなく、自然にフェードアウトしてしまって、正直物足りなかった(徹底的に潰そうと思っていました🤣)のですが、毎日通っているうちに全く別の問題があることに気づきました。

しかもその問題が1個や2個じゃなかったんですね。

その時に僕が認識した問題が、

・コアを取らないグレーの状態で雑談している人が多すぎる
・アイテムを投げて楽しむ文化がない
・締め前に最初に投げる人がいない
・締め前までにある程度のメーターが作れていない
・毎日雑談するだけで企画的な事を一切やらない
・アシスタントマークを付けている理由が適当
・何の戦略もなくおしのび配信をやっている
・エール上げをお願いできない
・自分の思いを言葉でも文章でも伝えていない


など。

僕からすると、よくこの状態でA2に来れたなって感じなんですけど、一部の優秀なリスナーさんのおかげでランクを保てているという感じでした。

が、優秀なリスナーがいるだけでは枠が変わりません。

枠を変えるにはマネージメントが必要です。

ということで、Rちゃんに断りを入れて、誰にもバレないように勝手に改革に乗り出しました。

今となっては別にバレても良かったんですけど、リスナーの性格を把握しきれていなかったので、不快にさせてはいけないと思いコッソリやりました💦

枠を変えるために勝手にマネージメントし始める

まず、

・コアを取らないグレーの状態で雑談している人が多すぎる

に関しては、

「3回以上通ってコアを取ってくれない人がいたら、取るようにお願いしてくれ」

というのをRちゃんに伝えました。

別に投げて遊ぼうが投げないで遊ぼうがリスナーの自由だと思いますが、S帯を目指しているならその理屈は通用しません。

S帯は投げるリスナーがいないと到達できない頂きであり、投げるリスナーは投げないで楽しんでいるリスナーがいる枠には定住しません。

投げて楽しみたいのに、投げないで楽しむ空気ができていたら、そりゃつまらないし、居心地が悪いですよね。

投げない人って、だいたい投げるようにお願いされたら来なくなるので、とにかくそれを続けることが大事です。

人にお願いすることが苦手なRちゃんでしたが、枠を改善していきたい思いが強かったのか、これに関しては頑張ってやってくれました。

続いて、

・アイテムを投げて楽しむ文化がない

に関してですが、

「この枠はアイテムを投げて楽しむ枠なんだ」

とリスナーに印象付けるには、とにかく小さいアイテムを連発して投げるのが有効です。


例えば初見さんが来た時のいらっしゃいを、10コインのいらっしゃいで投げるとか、配信が終わるときのお疲れ様を10コインのおつかれさまやおやすみ(小)を投げるとか、そういうのを繰り返していきます。

常にアイテムを投げた履歴がコメント欄に残ることによって、この枠は投げて楽しむ枠なんだと認識させることができます。

続いて、

・締め前に最初に投げる人がいない

に関しては、他に投げる人がいない日は僕が投げました。

投げる時に意識したのは、とにかく花火を連発で投げることです。

ポコチャだと、花火5発と馬車1台のコインがほぼ同じなんですが、自分が主役になりたい人は馬車を投げます。

ただ、馬車だと他のリスナーが追いアイテムを投げづらいんですね。

なので、そこはアシスタントに徹して花火を投げて、追い花火を誘発しました。

メーターが全然足らなくて、複数人の人に投げてもらわないと厳しいなという状況でしたら、リスナーが追いやすい追いやすい(=ライバーが言いやすい)アイテムを投げてもらうようにしましょう。

続いて、

・締め前までにある程度のメーターが作れていない

に関しては、締め前以外に投げる文化が全くない枠だったので、僕が締め前以外の時間に意識的に投げました。

締め後だろうが朝だろうが昼だろうが、投げている人がいれば、周りも投げるものなので、とにかく投げてもらうようにお願いすることが大事です。

さっきの締め前の話もそうなんですけど、締めのラストに投げる人が1番の主役になって、自己肯定感が満たされます。

それ以外に投げている人は、お膳立てとまでは言わないですけど、その日の主役になれないけど投げないといけないんですね。

これってすごく難しいことで、誰もが主役になって自己肯定感を満たしたいわけなので、投げる力がある人は基本的に締め前に投げたいんですよ。

もちろん、時間的に締め前に来れないという理由で投げてくれる人はいますけど、それは稀というか不安定で、少なくとも計算できる存在ではありません。

締め前以外の時間に投げてもらうには、本質的に言えば、

それだけの魅力を感じて自分が楽しむことを犠牲にしてでも投げたいと思ってもらえるのか

というのが全てなので、魅力的なライバーになるしか根本的な解決策はないです。

僕はRちゃんのためなら自分が楽しむことを犠牲にしていいと思っていたので、意識的に締め前の時間に投げるようにしていました。

僕が投げたら他の人も投げるので、うまいことその文化はできていった気がします。

続いて、

・毎日雑談するだけで企画的な事を一切やらない

ですが、これは本当に苦労しました🤦🏻‍♂️

普通、ライバーなら、変顔したり、激辛料理を食べたり、歌を歌ったり、ワニワニパニックなどのゲームをやったり、筋トレをやったりとか色々とやるじゃないですか。

基本的にリスナーってライバーが頑張っている姿に対してアイテムを投げるので、何か目に見える形で頑張ってくれないとアイテムを投げるタイミングがないわけですよ。

なんかやってよって言っても、全部スルーされたので、かなり頭を悩ませました。

そこで出した結論が、アイテムリアクションで遊んでみようと。

自発的にできないので、リスナーがライバーをイジるスタイルを確立させるみたいな感じ。

アイテムリアクションも全くない子なので、どうしようかなと思ったんですが、とりあえず111コインのアイテムを全部投げてみてリアクションを見てみたんですね。

そしたら、カウントダウン321のアイテムのリアクションがよく、リスナーからの反応も良かったので、そのアイテムのマンスリー1位を狙うようにリスナーを巻き込みました。

マンスリーアイテム1位狙いは、1ヶ月間通しての企画になるので、毎日のメーターの手助けになります。

マンスリーアイテムを狙ったことが無いという人は、ぜひやってみてください。

他では、イベントに出たいと思いながらも、出ていなかったので、1dayイベに出るように提案しました。

聞いたら、以前にも1dayイベには出ていたらしいのですが、その時はただ出てみただけで、準備を一切していなかったらしいんですね。

なので、今回は、

・イベ参加への思いをちゃんと伝える
・ぽこナイト特典を作る
・推しとの関係などでぽこナイトになれない人のための特典を作る
・ナイトアイテム以外に花火50発を集める


という準備をしてイベに臨みました。

結果は、3位ということでプライズは貰えたのですが、それ以上に大きかったのが、

ファミリーが一丸となって同じゴールに向かっている感覚が得られたこと

だと思います。

それまでのファミリーの空気って、ちょっとガチ恋っぽさがあって、みんなライバーのことしか視界に入っていないんですよね。

枠全体を見れている人はほとんどいなくて、人数はそれなりにいるんだけど、1対1がたくさんいるみたいな。

でも、そのイベに参加したことによって、コミュニティのメンバー意識が強まり、リスナー間の関係もより強固になりました。

負けたとはいえ1日に30万も投げてもらって、A3で初のプラ2を取れたので、大きな自信になったと思います。

この1dayイベを境に、

・ちゃんと自分の思いを文章で伝えること
・企画を自分で用意すること


というのを自発的にできるようになったので、ライバーとして成長したと思います。

余談ですが、この1dayイベに出る前の時点で、A3の-2でした。

つまり、あと1回マイナスを踏んだら終わりという状況だったのですが、イベが12月21日で、そこから12月28日の〆まででプラスを5積み重ねてS帯に上がっていています。

人って1つのきっかけがあれば変われるんですよ。

今は上手くいってなかったとしても、頑張っていればそのきっかけが巡ってくると思うので、諦めないでくださいね。

続いては、

・アシスタントマークを付けている理由が適当
・何の戦略もなくおしのび配信をやっている
・エール上げをお願いできない


ですが、これはまとめて話します。

まず、アシスタントマークですが、おしのびを手伝ってくれる古参の人に適当につけているライバーが多い気がします。

それが間違っているとは言いませんが、S帯に行きたいならもうちょい戦略的に考える必要があります。

まず、おしのびをやる意味から考えてほしいのですが、おしのびって新しい仲間を増やすためにやるものですよね?

おしのびにおけるアシスタントマークは、そのアシストをする人がつけるものです。

具体的に言うと、

・初見さんへの挨拶
・アイテム投げ
・コメント上げ
・拍手回収
・タグ付け


などですね。

言い方を変えると、アシスタントは、これら以外の作業はやってはいけません。

色々なおしのびに入ると、ライバーとアシスタントが話して盛り上がっている姿を見かけますが、それは通常回でやるべきことです。

理解していない人のために書いておきますが、新規の人が入ってきたら、アシスタントは全員無言が鉄則ですからね。

その時の雷にもよりますが、コメ上げも新規さんが話しづらくなるので止めましょう。

新規の人が楽しむ、自分は楽しまないというのがアシスタントに任された使命なので、それができる人をアシスタントにしてください。

特に何も考えずに古参にアシスタントマークを付けると、新規さんそっちのけで会話を始めるので、そこはその人のタイプを考えながらつけてくださいね。

あとは、A帯やS帯だとエールボーナスが入ったタイミングで勝負するというのが基本になるので、エールが上がる人は積極的に上げてもらう必要があります。

配信にさえ来てもらえれば、

1080コインで1発コアなら5Kまで
3000コインで10Kまで


上がるので、エールが上がりそうな人がいたら、ゴリゴリにお願いしてください。

別にアイテムをさらに投げてもらう必要が無くライバーに協力ができるので、ライバーもお願いしやすいはずです。

さらに言ってしまえば、潜りに来た人でも配信が楽しくて他の人が投げていたら投げてくれたりするので、とにかく来てもらうことが大事です。

もちろん、おしのびも入れるようなら入ってもらったほうが良くて、ガチアシスタントなんて2~3人いれば充分なので、残りはエールが上がる人にアシスタントマークを付けましょう。

最後が、

・自分の思いを言葉でも文章でも伝えていない

という問題。

これは多くのライバーができていないと思いますが、リスナーはライバーが思っていることをちゃんと伝えてくれないと応援できません。

配信中に同じことをしつこいくらい何回も言うべきだと思いますし、ファミリーやプロフィールなどで文章で伝えていくのも重要です。

文章に関しては、自由に書かせて添削してを繰り返してたら先に進まないと思ったので、こーゆー流れで文章を書いてって送って、その通りに書いてもらって終わりにしましたw

文章力が無い人を文章が書けるようにするのは1ヵ月じゃ無理なので、そこは裏技を使ったという感じですね。

どんな文章を書けばいいのかというのは、目的にもよると思うので一概には言えないんですけど、いずれこのnoteで書きたいなと思います。

これが僕がこの1ヶ月で考えながらやっていたことです。

おそらく、ファミリーの人たちからしたら、僕の存在って「今月頑張ってるなー」程度の印象で、ここまで考えて行動しているとは思っていなかったでしょうw

目的を悟られたら終わりだと思っていたので、主役になりたい思いがありながらも、その気持ちを押し殺して1ヶ月頑張りました。

頑張った本当の理由

今回、なんでこんなに頑張ったのかというと、Rちゃんのためとかではなくて、自分のノウハウが正しいのか証明したかったんですよね。

このnoteでもそれなりに偉そうなことを、それなりの説得力を持たせて書いていますけど、正直本当の意味でのサンプルが推し1人(毎月のコアは20人くらい取っていますが…)なので、本質は捉えられていない可能性もあるなとは思っていたんですよ。

なので、他の人に当て嵌めてみて、同じような結果が出るのかなと思ってやってみたって感じですね。

今回、うまくいった要因として、

・ライバーが僕に対して絶大な信頼を寄せたということ
・他にそのライバーに俯瞰的にアドバイスする人がいなかったこと

という2つが大きいです。

僕なんてファミリーの人間でも何でもなく、他に推しがいる外様なのに、真剣に話を聞いてくれたことが1番の要因だったと思います。

あとは、学ぶときの基本として、複数人から同時に学ばないというのも重要です。

ライバーをやっていると、求めていないのに勝手にアドバイスしてくる人がたくさんいると思いますが、それらを全て聞いていたらうまくいくものもうまくいきません。

何かを学ぶ時は、誰からどんなことをどういう状況で学ぶのかというのが大切です。

頑張ったことの代償

最後に頑張ったことの代償も書いておきます。

・とにかくお金がかかった
・推しにバレそうになった
・承認欲求が満たされずに見返りを求めたくなった
・仕事に影響が出た

って感じですかね。

・とにかくお金がかかった
改革案を見てもらえればわかりますが、実践するために自分でアイテムを投げなければいけない場面が多々あったのと、12月が繁忙期でリスナーの集まりが良くなかったということもあり、お金がめちゃくちゃかかりました。

具体的に言うと、20K→40Kくらいの違いがあったので、このnoteを読んで取り入れてみようという人は、何人かで役割分担したほうがいいと思います。

1人でできることじゃないなって思いましたw

・推しにバレそうになった
これは推しがさすがだなと思ったんですけど、「今月なんかおかしくない?なんかイライラしているように見える」って言われたんですよw

ちゃんと推しの枠でも46K取ってたのに、おかしいって察するあたりが、女の勘ってすごいなと思いました。

締め前2つ同時に行っていたりした(なんならイベラス被った)ので、そりゃ配信見るだけで忙しかったし、推しの枠でもアシスタント的な行動を取っているので、常に時間に追われている1ヵ月って感じでした。

・承認欲求が満たされずに見返りを求めたくなった
これは自分でも意外だったんですけど、自分でやるぞって決めてやっているはずなのに、いざやってしんどい現実に直面すると、見返りを求めたくなったんですよね。

ちゃんとDMで感謝の気持ちは伝えてくれていたんですけど、やっぱり配信中にそれを感じたいみたいな感じで、ダメだとわかっていても締め前に投げてしまうことが多かった気がします🤦🏻‍♂️

僕はかなりの論理的人間なので、感情が優先されたことが意外でした。

今思おうと、あれが沼るというやつなのかなと🥲

・仕事に影響が出た
これは想定内といえば想定内ですけど、2人同時にアシスタントをやっているみたいな感じだったので、仕事に影響が出ました。

改めてアシスタントをやっている人たちはライバーに人生を捧げているので凄いなと思いましたね。

久しぶりにそれなりの長文を書いてみましたけど、良いこと書いていますね。

悩めるライバーさんがいたら、ぜひこのnoteを紹介してください!