無題

秋の夜長よ。
夜は果てしなく、どこまでも続いていくようで。


冷たい風が吹く日々は、時間が短く感じられる。
朝起きて、気づいたら日は天高くのぼっていて、いつの間にか傾いている。
世界に急かされるように、外へ出て授業に向かう。

しかし、夜になれば、ずうっと暗闇がぼくらをつつんでくれる。それは冷たくもあたたかく、永遠のような感覚をそこに感じられる。

夜は好きだ。いつまでも続いたらいいのに。


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