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光の担い手

世界中が立ち止まされたパンデミックに続き、世界で新たに勃発している戦争や諸問題によって、まるでパンドラの箱が開かれたかのように、ここのところ、私は人類史の闇の側面にも目覚めさせられている。今まで何と無知で単純思考だったことかと思ったりもする。そして、人間の本能的残虐さや貪欲さ、恐怖などの闇をどう受け止めてよいのか、困惑せずにはいられない。

この膨大な宇宙空間で、生命を宿し存続させるなんともユニークなこの地球…。そこでは脈々と生命の計り知れない変化と進化のドラマが続けられ、人間界でも善きこと、悲惨なことごと、そのどちらにも振り分けられない様々な状況が現実の中に編み込まれていっている。それは、昨日今日に始まったことではなく、46億年続く地球で織りなされている壮大な歴史のタペストリー。その中で、個人の人生には、特にこの時代に、どんな意味があるのだろう? 同年代では、もうあちらの世界に旅立った人たちも多くなってきている今、あらためてそれを問う。

同時に、自分がこの大いなる存在のドラマの中で、砂丘の極微なひとつぶの砂のようであり、いずれは消えていく小さな小さな存在であることを思わざるを得ない。…しかし今、私はここにいる。今ここに息づいている自分には、五感と五体満足なこの体が与えられ、認識力や自己意識が授けられ、この世でどう生きるかの選択肢も”ある程度”与えられている。そして、よく考えてみると、その選択肢とは、起きてくることにどのように対応するかを意識的に選択し責任をもつことだと思える。

同時に、人生は誰にとってもこの世での旅であり、未知と遭遇し、経験を通して探求する旅でもある。それは大小にかかわらず間違いなくこの大宇宙の一部であり、この大宇宙に創造の流れを生む。その闇をも含む膨大な創造のプロセスの中で、無力感に押しつぶれされそうになりながらも、すべてとの繋がりの中で「個として立つ」ことが自分に与えられた存在の証なのだろうか。

そう、沈没せずに、舵を取り続ける意思をもつことが…。

今朝、先週フィンドホーンから送られてきたメッセージに、闇に直面した際の無力感を乗り越えるヒントを見出した。(@ここでは、神を表す「私」というアイリーンさんの言葉を、「大いなる存在」と言う言葉に置き変えてみた)</b>

          ~✨✨💖🌎💖✨✨~

誰も批判しないでください。すべての一体性、そのワンネスが見えるまで意識を高めていきましょう。すべての人々を仲間として愛し、彼らを大いなる存在の神聖な愛の中で一つとして見てください。愛が流れている時に分離はありません。すべてがその愛でひとつになっています。愛は和合をもたらします。心と心の安らぎをもたらします。愛はすべての傷を癒します。世界や社会がひどい状況に陥っているのに、自分にはその状況を助けるために個としてできることは何もない、などと決して座視してはなりません。</span>

状況全体を助けるためにひとりひとりができることはたくさんあります。あなたの心に愛を持ち、あなたがその愛の手となり足となり働くことができるように大いなる存在に身を委ねてください。あなたはその神聖な愛の導管として愛を伝えていくことができるのです。暗闇の中でさ迷う多くの魂を助けてください。

あなたが毎日平安と静けさと共に座る時、あなたの波動が高まります。そうすることで、あなたは自分自身を開き、あなたを通して世界へ、個人の人生へと大いなる神聖な愛と光を導くことができるようになり、途方もない力となっていくことができるのです。そして世界中のすべての光の力の途方もないつながりを感じるでしょう。さらにそのつながりは日々ますます強くなっていくのを感じるでしょう。

あなたたちは大いなる存在の光の担い手なのです。

 
 ~✨イエスの生前100年以上前に存在していたラビの言葉より✨~
取り組みは、まだ長い年月に及び終わることはない。だが、あなたにはその取り組みの一旦としてかかわらない自由はないのだ。世界に光をもたらす取り組みに…。

The task is not but years to finish, neither are you free not to take part in it. The task of bringing light to the world...




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