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ゲームにかけた 時間も お金も 情熱も、あなたの資産となる世界

本日、My Crypto Heroesも利用しているOasysのネイティブトークン OASがbitbankさんにて日本国内初上場となります。チームの皆様、マイルストーンのひとつ達成おめでとうございます!これで国内企業もOasys利用のハードルが一気に下がりますね。

Oasysには国内外の大手ゲーム企業様も多く参画を表明しており、そんな中でMCHがどのようなことを考え、どうポジションを取るのか今一度整理しておくことにしました。

一言でいってしまうと、「Oasysのポテンシャルを最大限に活かし、かつ大手企業ではすぐに手がかけられないBCGと経済圏を作る」です。

2018-2019年のMCH

当時初めてMy Crypto Heroesを体験して得た衝撃は「NFTの所有感」と「プレイヤー(ステークホルダー)への還元」でした。今では当たり前ですが、ゲームアイテムがゲーム外のエクスプローラー・取引所・ウォレットで確認でき、売買できることによる質感とエモさ。また、従来であれば運営が受け取っていたサービス提供の対価はNFTを通して市場にも蓄積されていきます。スキームについては割愛しますが、運営とプレイヤーの間にランドというポジションが存在したのも新しいビジネススキームとして大変刺激になりました。

『ゲームにかけた 時間も お金も 情熱も、あなたの資産となる世界』というビジョンにこれらは集約されています。

2020-2021年のMCH

この後、My Crypto Heroesは独自トークン MCHCの発行を行います。これによって、ガバナンスDeFiとの紐付きが一層容易になりエコシステムが多様化しました。その他にも異なるゲーム間でのNFTの相互運用性(インターオペラビリティ)への挑戦やマルチチェーン対応などを行い、これらはエコシステムの拡張・安定に寄与しつつも、同時にUXは複雑化していきます(国内外みんな答えがわからない時期だったと思う)。

その流れを打破したのが「Play to Earn (P2E)」、つまり「稼げる!」というわかりやすさによる流行でしたが、勿論これは持続性に課題があり過渡的なイベントです。

2022-2023年のMCH

BCGの可能性を模索した時期を超え、Oasysと共に次の時代への転換に向けてUX改善・経済拡張・ビジョンへの再回帰を行なっています。MCHとしては、My Crypto Heroesだけでなく新規タイトルや他社BCGでのMCHCの活用など、新しい経済スキームの提示を行います。これが我々が考える2023年の『ゲームにかけた 時間も お金も 情熱も、あなたの資産となる世界』です、というものを示したいと思っています。

どんどんBCGが増えてくる、さてMCHは?

Oasys上でも、それ以外でも今年以降はBCGが量産されます。P2Eブームが落ち着いた今、まずは原点回帰で「NFTの所有感」や「ステークホルダーとしての体験」がたくさんのゲームを通して多くのユーザーに届くと思っていますし、願っています(Oasysのミッションでもあるマスアダプション)。

BCGやOasysの技術的ポテンシャルを思えば、上記の通りガバナンス・DeFi・インターオペラビリティ・マルチチェーン(マルチバース)等にも拡張できるはずですが、順を追って普及していくと思います。

その時、これらBCGとしてのポテンシャルをフルに活用したショーケースを轍として残しておくのがOasysにおけるMCHの役割だと思っています。この領域には、技術的課題だけでなく、会計法務税務、利益分配やガバナンスを含む株式とトークンのバランス、インゲームとアウトゲームのバランスなどなど未開拓の地がたくさんあります(金箱と地雷もたくさん)。すでに大きな事業があったり、株式上場している企業は利益・ガバナンス・法律どの面からいっても構造上リスクはいきなり取りにくいです。ここは同じOASのステークホルダーとしてMCHにぜひ開拓させてください!

知見共有もしていきたく、MCH社として壁打ちやコンサルティングの実施も行なっています。ご興味あるチームはぜひお声がけください。

また、OAS上場を記念してステーキングキャンペーンRTキャンペーンも行っていますので、ご参加・拡散いただけると嬉しいです。後者はコメントいただけた方から追加抽選で1,000 OAS プレゼント!


おまけ

未開拓の地でぐるぐるしているMCHチームの頭の中を共有したいと思います。記事として綺麗に書くと伝わりにくい、でもすごく大事な、オフラインで共有されやすいような長文駄文行間の雰囲気。頑張って読みたいコアな方だけ読んでくださいませ。もっと気になる方はぜひ3ヶ月ごとのオフラインロードマップ発表会で会いましょう!

まず、Oasysの強みのうちの1つはgasフリーのLayer2であるから、コントラクトをレゴ的に組み合わせたインセンティブゲームだったりフルオンチェーンゲームはやるべきだろうし、やれる、やれるし、既に企画・開発が進んでいますのでしばしお待ちください。2年前に登場したLootも改めて使ってみて掘り下げたいねなんて話もしています、SBTはトロフィーやゲーム内履歴のトークン化として検討しましたが、今回はあえて使わずにERC721で近日中にリリースします、金メダルも売買されたりするし。昨年にはMCH Verse Passというものを出しましたが、あれはMCHの売上には一切なっておらず課金された300ETHはDEXの流動性プールに永久ロックされています、つまり公共財となりました。これは上で述べた「利益分配やガバナンスを含む株式とトークンのバランス」の点からいえば株式会社としては何してんねんという状態なのですが、会社としてトークンも保有しているものですから合理化できてしまうのです。今後はこのスタンスでもって、これを拡張する。他社も巻き込む。海外もやる(すでにMCHC/MCH Verse利用を計画・営業してくれている海外チームが実はいる, これがまた自然発生的にやっている)。国内もやる、いやそのためにはまずMCHCも国内流通しろよ、したいねという話もある(2020-21年から言っている)。「利益分配やガバナンスを含む株式とトークンのバランス」にもあるように、ガバナンスについても挑戦したいことがあり、それは会社保有資産をどこに投入するかのガバナンス、BCG Wars(仮)。My Crypto Heroesでも他のプロジェクトでもガバナンスはしていてもやっぱりトークンホルダーとトークンパブリッシャーの情報の非対称性が大きすぎるので、どうしても詰めきれないことがある、特に資本投入したり優先度を比較するのが難しい、例えば保有資産だとか他者との契約だとか人件費だとかわからないと良し悪しもわからない、けど、どうにか一歩は踏み込んでみようと思ってます、BCG Wars(仮, 繰り返し)。もっと手前の原始的な課題として、MCHCのトレジャリーに放置された分が、価格も上がったこともあり結構な金額になっている、これ完全に上記の課題で詰まっている気がします、ばら撒いたら売られるだけで誰もhappyではない、議論しよう。最後に「インゲームとアウトゲームのバランス」という項目も上で挙げましたが、これを書き始めるとさらに膨大になってしまうので一旦ここで休憩です。ここまで読んでいただきありがとうございました。続きはイベントで!

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