見出し画像

【詩】希望の歌

初めてじゃないのさ
この道を歩くのは
ダボダボだった服に
袖を通すみたいだ

眼下に見える河と
流れ行くビルの群れ
傷口が疼いている
臆病が顔を出す

誰かの叶えたかった夢に
乗って着いたこの街に
誰かが描いた
夢が重なる

何度も何度も
時を越え塗り重ねられた
願いが今なんだと
空を見上げる
私の力がどんなに小さくても
誰かの力になりますように

見慣れた景色は
馴染んだ革靴みたいだ
まだ前に行けるって
あなたが微笑んでくれている

いつか始めるさ
それがきっと今だから
追い風信じて
臆病も吹き飛ばせ

ダボダボだった服は
着心地良くなってた
流した涙のおかげで
今があると信じられる

何度も何度も
時を越え塗り重ねられた
願いが今なんだと
空を見上げる
あなたの力がたとえ小さく感じられても
私の力になっています

真っ白なキャンバスに
色をのこしていく
今日はどんな色だろう?

何度も何度も
時を越え塗り重ねられた
願いが今なんだと
空を見上げる
私の力がどんなに小さくても
誰かの力になりますように

あなたの力になりますように

🛩✨🛩✨🛩✨🛩✨🛩✨🛩✨🛩✨

「あの時の私より成長しているだろうか?」

挫折を経験してから数年後、同じ経験をすることになった時に、そんなことを考えながらいつも過ごしていました。

あの時と同じ道をまた歩くけど、不思議と成長している自分も実感していました。

そんな時に書き残したメモから、今回は膨らませて詩にしました。

いつか曲に出来たらいいなと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?