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架空在来線シリーズ #1

概要

今回から始めるシリーズは、「ツイッターで募集した作って欲しい在来線」をまとめるという役割を持ちつつ、補足事項などをつらつらと書くというものです

一回のnoteでだいたい5~6路線ずつ紹介していき、現状(24/2/29)ならまあ#9くらいまでには終わりそう…という計画(また、新・基本計画新幹線シリー
ズのまとめ方法は現在検討中)

で、応募元のツイートがこちら

現時点でも絶賛募集中なので、既に投稿したという人でもいくらでも追加してやって下さい(未成線もアリ)

まとめる媒体も色々と考えたのですが、比較的慣れているnoteを選びました
さて、今回紹介する在来線は
①JR渋上線(大前~上田)
②JR京葉中央快速線(東京~立川)
③三岐線(桑名~敦賀)
④上毛電気鉄道上毛線(中央前橋~前橋)
⑤土讃短絡線
⑥氷見線スーパー特急
の6本立てです。

在来線紹介

①渋上線(吾妻線大前~しな鉄上田)

このダイナミックな路線。作っててとても面白かったのでお気に入りです
この路線の難所はなんといっても大日向~菅平高原の高低差でしょう。
単純に大前と上田を結ぶだけならば菅平高原を経由しないという選択もありえますが、今回はリクエスト内に菅平高原経由があるのでこうなりました

ループ線って使い所が難しいのですが、やはり全線30‰未満程度に抑えるためには流石に使わせていただきました。
ぱっと見大日向~菅平高原だけがキツそうに見えますが、大前~嬬恋田代までも結構標高差があるので地味に距離稼ぎをしてるのが分かると思います

JRとして開業したらきっと何らかの観光列車でも運転されてるんだろうなぁ…と想像するのが楽しい路線でした


②京葉中央快速線(東京~立川)

横長っ!

いわゆる中央開発線というやつ
これは実際に計画され、少し世界が変わっていれば今普通に存在したかもしれない路線です。(つまり未成線)

全線地下なので①と違って(地形的な意味で)勾配を気にする必要はないのですが、今度は地下構造物を気にしながら線形を考えなければなりません。
ただ幸いなことに、計画段階まではいった路線ではあるので、線形と勾配がちゃんと分かります。助かった

実際の計画では三鷹で打ち止めということになっていますが、今回は中央快速線三鷹以西の複々線化もかねて立川まで地下で走行しています。
また、建設費の削減や特急を優先して走らせる為に駅数をかなり絞ってみたりしました。

③三岐線(桑名~敦賀)

ある意味で日本海側(敦賀)と太平洋側(桑名)を最短で結ぶ路線のミッシングリンクを埋める路線です。
リクエスト内容にもある通り、貨物列車がスムーズに通行できるように駅の有効長は広めに(描いてませんが)、当然電化もされるでしょう。

また、おまけ的に東海道本線の支線っぽいものも作ってますが、こちらは米原での折り返しを回避するという結構重要な目的もあります。
他にも、北陸中京新幹線との交点も上手い具合に駅を置けたりして面白かったり…

紫が未成の部分です。作ろうと思えばすぐにでも作れそうな距離なのですが、実際にはそこまで需要もないのでしょう(三岐線が関ヶ原付近まで延びる計画はあったようですが)

④上毛電鉄上毛線(中央前橋~前橋)

地方私鉄・上毛電気鉄道のターミナル中央前橋駅からJRの前橋駅までを鉄軌道で結ぶ、かゆいところに手が届く的な思想の路線です。
実際の需要はともかくとして、前橋駅まで乗り入れることになれば今より利便性が向上しそうではあります

新設される部分はほとんど道路との併用軌道で、導入空間も一応確保できそうなので、やろうと思えばできます(たぶん)
また、デルタ線っぽい路線も作ってみました 需要あるかな?

⑤土讃短絡線

線形が厳しすぎる土讃線「阿波池田~土佐山田」をなんとか在来線新線を建設して岡山~高知間の速達化をコスパ良く成し遂げよう、という路線です。

まず、川之江~大杉の高速線。
こちらは本格的な高速新線で、新型の特急車両を製造して非電化ながら最高160km/h運転を行うことができるようになっている区間です。(現実では智頭急行が160km/h化しようとしてコスト面で諦めてます)

次に、繁藤~土佐山田の短絡線。
こちらは、同区間の土讃線が悲惨な線形をしていることを鑑みて建設されるものです。勾配は厳しくなりますが、カーブをグネグネ曲がりくねりながら走る現状よりはマシになると考えられます。

という訳で、新規建設距離は結構長くなりそうですが、効果はかなりあると思います。ただ、コスパ面だと単線新幹線の方が実は良いということもあり得るので難しい所ではありますね

⑥氷見線スーパー特急

能登新幹線が建設できないのなら…にお答えするスーパー特急線です。
富山~北陸新幹線分岐部までは三線軌条、氷見線との重複区間は電化(あるいは複線化)、氷見から先は完全新線です。

実際の所、わざわざ狭軌線として建設しなくても氷見線改軌すればいいじゃんという意見もありそうですが、今回はリクエストに忠実にスーパー特急としました。

線形の工夫によってももうちょっと新規建設距離を減らせそうですが、今回は速達性を最重要視しました。まあ確実に単線なので、そこまで費用が伸びる訳でもなさそうなのがアレです

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