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さらば、全てのエヴァンゲリオン

ネタバレ全開なので未視聴、ネタバレが嫌な人はブラウザバックしてください。


終わってしまった、自分は劇場で見れたのはQからなので追い始めは、まだまだな20代ですが、アニメ、漫画は履修しています。


アニメから見てる人からしたらもっとまったでしょう、だってQからみた自分ですら長く待ちましたから。



公開された冒頭、劇場で見ると迫力が違いますね、知ってる部分が終わってからのワクワクとトドキドキが止まりませんでした。


ただただ歩いてゆくアスカ、黒ナミ、シンジ、シンジが抱えたトラウマは相当なもので、その後の第3村に到着してからも、最初は無気力状態のままでしたね。


エヴァの呪いで食事、睡眠を取らなくてもいい体になっているのに、シンジ君はまだなりかけ?って言われて正直ピンときませんでした。


黒ナミがシンジ君を好きになるというプログラムがなされているというの聞いて、なんだか悲しくなりました、自分で抱く感情じゃなく仕組まれた感情なのか。。。と言葉を覚えて、第3村の生活に慣れ始めて、ここに住みたいという感情が芽生えたのに。。。


ここに正直尺使いすぎじゃね?と思いながらヒヤヒヤ見てました、言葉覚えて風呂入って、シンジ君写して、繰り返して、ただ最後の黒ナミとの別れのシーンの為と考えると納得のいく尺の使い方でしたね。


その後、決意を決めたシンジ君がグンダーに戻ったとき、初めに映るのが、サクラなの胸にくるものがありました、第3村の時、衰弱状態のシンジ君を助けたのは鈴原トウジでグンダーで目を覚まして、目の前にいるのが鈴原サクラ、どちらもニアサードで家族を失い兄弟離れ離れになりながらも、人を助けるニアサードを起こしたシンジ君も


そして個人的に1番泣いてしまったのは、サクラがトウジとヒカリとツバメとの家族写真見て、泣くシーンですね、エヴァは何かと家族とは疎遠な人たちが多いですから、暖かい家族を象徴シーンは前作Qと比べるとより感極まり涙流れます。


それと第3村の人たちが暖かすぎる、いくら立ち直したとしても、食糧難でトウジの旧友だとはいえ、心温かく、黒ナミに言葉を教えてあげたり、小さい子供ですら、優しい、Qの対比を表現したかったのかなとは思いますが、優しすぎる世界だった。


グンダーに戻りアスカの怒りのパンチの答え合わせは3号機の時のシンジ君殺す、殺さないという選択からの逃避、無責任な方に任せた事に対する怒りでしたね。


そしてアスカの告白、アスカファンからしたらなんでしょう、察しのいい人はここで感じ取るんじゃないですか、敗北者ヒロインの流れを


俗に言う、フラグ感が半端じゃない、14年間溜まっていた思いを吐き出したシーンとはいえ、告白は告白、決戦前の告白は死ぬ前兆っていうお決まりが見えてしまう。


そしてヴィレVSネルフの最終決戦、正直始まったときBGM聞いて、重低音感が少なくて、どちらかというと明るい感じで???って思いました。

ここらへんは音楽に詳しくないので、詳しい有識者の方は教えてください。


マイナス世界行くまでの戦闘、正直スローでみたい、武器1個1個詳細に見たい。それくらいスピード感ある戦闘だった。


そして明かされる衝撃の真実、まさか式波もクローン人間だった。。。嘘だろ。。。ここは色々解釈あると思いますが、式波はクローンで惣流アスカラングレーはオリジナルだと信じたいです。


そして使徒化したアスカを利用しセカンドインパクトと同じようにアナザーインパクトを発動させます。


ゲンドウはグンダーの甲板に出現し、初号機を回収しにきます、躊躇ないリツコに撃たれ、あのゴーグルの下が明らかになります。


まさかのサイクロプス化してた、人間とっくにやめてたか


その後、シンジ君、あれだけ何もしたくなかったはずなのに、ミサトさんの想いを知り、半分背負わせてくれとエヴァに乗らせてくれと申し出す、ここ胸熱でした。シンジ君メンタル弱者っぽいですけど行動力と、立ち直ったあとのトラウマ克服は早いんだなって、これが大人になるってことなんか。。。


ミドリちゃん激怒、家族を殺された人にまた同じことをされるのに耐え切れなかったんでしょう、そりゃそうだ、しかしここでサクラが登場する、サクラちゃんQからのポッと出なのに結構出番多いしキーパーソンだな、エヴァだけには乗らんといてください、劇中でも結構聞くし、


サクラちゃんもシンジ君に家族を殺された身でありながら、サードインパクトでの滅亡の一歩手前であるニアサードインパクとで抑えられたことでトウジたちが生活できていることに対して、葛藤する、恩人でもあり仇(敵?)なんですというセリフ、エヴァってシンジ君は割と感情で動き、ミサトも根性論だったりはするんですけど、こういう感情を顕にして語るシーンって少ないと思うんですよね、だからなのか自分はシンでサクラちゃんが滅茶苦茶好きになりました。1番人間らしさ感じる。


ミサトも本当は、抱え込んでいたことをヴィレのメンバーに告白、シンジ君を信じ託すことになる。


ここまで見ると、破・Qの無責任なミサトさんの見方が180°変わる、今なら破のラストみたら多分泣く


そしてマイナス世界へ


このマイナス世界、ゲンドウが可視化できないから、記憶で再現されるみたいなことを言って、そして見たことある光景が連続して出てきます。


個人的に、あれシンジ君の記憶というより、視聴者の記憶な気がするんですよね、学校の2-Aの表札からの後ろの正面からの視点といいミサトさんたちが暮らすシーンもシンジ君からだったら、ミサトさんを見る位置だと思うんですけど、視聴者がテレビや劇場でみた視点なんですよね、最後はセットされたスタジオになったりと、明らかにシンジ君の記憶から構成された世界というよりも、それを見てきた視聴者の視点にしか見えないんですよね。


シンジ、ゲンドウの会話シーン、ここで子供から大人になり現実を受け入れた息子と現実を受け入れられない子供のままの父親の構図が生まれます、ヒトをやめたゲンドウにシンジが近づきATフィールドを発動されるあのシーン、ゲンドウは感情をほぼ出さないキャラでしたが、ここで恐怖という感情を出すシーン、色々考えさせられるシーンでした。


イマジナリーの中ならなんでも叶えられるという条件の中、シンジ君はもう乗り越えるものは乗り越えた、他を救って欲しいといい


各キャラのシーンに移ります。


ここのシーンでのアスカ想いが切なくて苦しかった、シンジにあいつに必要なのは恋人じゃなくて母親よとか言ってましたが、本当に母親が必要なのはアスカの方でしたね、サクラちゃんの時にもいったけど、感情表現が遠回りすぎる。


そしてカヲル君がまさかのループ者だった、考察とかでも柩が何個か開いているから、カヲル君が何回も生まれている可能性があるとか書いてあったけど、的中してた。


そしてこの時、自分は心の中に1つの作品を思い浮かびます。


魔法少女まどかマギカ


滅茶苦茶似てる、まどか=シンジ君

        ほむら=カヲル君

        きゅうべえ=ゲンドウ

        子供達=他の魔法少女


エヴァは唯一無二の存在だと想う気持ちはわかるけど、似てる、あまりにもまどマギに似ていた。。。


そしてヴィレの想いと共にできたガイウスの槍でエヴァシリーズとのすべての因果を断ち切る


シンジ君もエヴァシリーズと共に消えるんかと思ったけど、ここで初号機に宿っていた、ユイとポカナミが出てきて、シンジ君の背中を押し、エヴァシリーズを消し去ります。


最後は実写アリ、絵コンテありと色々な魅せ方で楽しませてくれた後、マリが約束通り迎えにきて、おしまい


世界がエヴァがない世界に変わり、エヴァの呪いがないので子供たちも普通に成長して、最後はシンジ君の行こうかで終劇


なんですが、最後のシンジ君の声が緒方さんじゃないんです、何故なのか、声変わりとは言え、声優変えるか?と思ってしまうのが正直な思いです、


緒方さんが14歳のシンジ君の以外の声はやりたくなかったんでしょうか?ここらへんはある意味謎ですね。


あと気になったかじさんと渚カヲル君の関係について、自分なりの考察


何かあるかなと、考えてみましたが、思い当たる点はネプカドネザルの鍵だと思うんですよね、カヲル君はループ体験者でありシンジ君を幸せにしたい一心で動いています、もちろん近くにいる存在(旧劇)としたり、色々試してみたんでしょう、結果的にはシンジ君は大人になれず円環の中、それでもシンジ君を救いたい、だけどゲンドウやゼーレにできる限りばれずに、力になる方法がかじさんとの結託だったんでしょう、あのカヲルって呼んでよのシーンはどこかの海外支部だと思います。そうすると破でニアサードを止めたのに貢献したのにかじさんが関係しているのも納得がいます、だって止め方知ってる人身近にいれば知ってる可能性があることになるからね。


また円と縁をかけたセリフもありましたが、更にシンジ君とエヴァのシンクロ率は∞、〇が二つ繋がっているなど色々考察できそうな、シーンはたくさんありましたが、自分は1回目は考える余裕もなく、観るだけで精一杯でした。まだ何度かは見ることになるとは思いますが、考察は他のエヴァガチ考察班の人たちにまかせようかなと思います。


エヴァ終わってしまったけど、ケンスケとアスカのあの関係的に14年間で何かあったと思うので、どこかで14年間のお話やってほしいな、シンジ君出てこない作品になってしまうけど。









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