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8年前に夢想した、2年後に来る未来。

8年前のJIMの特集で、10年後を夢想する、という企画があった。
Facebookの「思い出」機能が思い出させてくれた。

「2023年のプライマリ・ケアを夢想するー新世代の挑戦」という特集で
「在宅ケアを変える地域の力」というタイトルの文章を書いた。

あれから8年、ということはあと2年でその未来がやってくる。

相変わらずの妄想癖だが、2013年1月に書いた「夢想」を読み返してみる。

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2023年、1月のある日‥
「そろそろ自分も歳をとってきたなあ。来年は定年だし、人間ドックでもいろいろ指摘されるようになったしなぁ。この先どうなってしまうんだろうか?そうだ!近所にできたライフアップストアに遊びに行ってライフジーニアスにどうしたら面白くなるか聞いてみよう!
あそこならいろんな人生プランのアイデアがあるし、わからなかったら教えてもくれる。お金を出せばいろいろ手伝ってもくれるし、便利になったなぁ。去年辞めた同僚が『マーケティング分析の仕事をあそこで教えてもらった』とか言ってたぞ。腰のヘルニアを抱えているけど大丈夫かな?あ、あのストアには叔母を診察に来る医者がいたはずだ。この腰で仕事をするにはどうしたらいいか聞いてみるか。そういやこの前見たCMでは、預金の積み立てのセミナーとか法律相談イベントがあったな。調べてみよう…、おっ、今日はアコースティックライブイベントがあるぞ。なかにある有機食バーで野菜ジュース飲みながら、音楽聴いて、ついでに予防接種もしてこようかな・・・」
ちょっと飛躍した話に聞こえるかも知れないが、そんな世の中もすぐにやってくる、本稿ではそんな話をしたい。
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なんて始まるお話を、当時書いていた。

オレンジでは病気を主語にしない人との出会い方を模索し続けた結果、去年、カフェをオープンした。痛い、辛い、苦しい、ではなく、美味しい、可愛い、心地いい、で出会う場所だ。今年は2つ目のカフェとフィットネスジムにもチャレンジする。「病気を治したい」という気持ちだけでなく「元気に過ごしたい」を支えたい。去年はさらに、アートイベントや美味しい匂いをきっかけに出会う、大きな台所やピアノがある診療所もオープンした。学生からスマホを習うイベントや、街のアーティストの個展を開いたりもしている。

思った以上に、2013年の妄想に引き寄せられてる。
8年間、目の前の「患者」と呼ばれる人たちに向き合いながら、大きな軸では未来に進んでいると気づけて、少し安心した。

まだまだ、2025年まであと4年と思うと震えるほど怖くなり、変わりきれていない自分にイライラすることもあるが、
ネガティブなことはすぐ忘れて、ワクワクしながら歩いていける性格を活かして、今日はFacebookに良いことを思い出させてもらったので、ワクワク過ごそうと思う。

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