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医ケアキッズ、地域の保育園に行く。

【地域の保育園につながる】

医ケアキッズが地域の保育園に行く。とある一例のステップ。

1)ケアラボやほっちのロッヂに通う。ケアラボ・ロッヂは医ケア児も通える場所。制度的には児童発達支援(お預かり型)。

子どもはママと離れて過ごすことを体験(がんばる!)

ママは子どもと離れて過ごすことを体験(もっとがんばる!)

ケアラボ・ロッヂのスタッフは、キッズの体調や体質、好きなもの嫌いなこと、得意なこと苦手なことを発見する。

やがて、安心して楽しく通えるようになる。

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子どもが自分だけの世界(ママの届かないところで友だちができたり新しい遊びや体験をしたり)を持てることが見えると家族はさみしくも離れて過ごす価値が見えて来ます。

2)保育園に通う(キッズ&ケアラボスタッフ)

その子のことをよくわかっているスタッフが保育園に一緒に行く。保育園の先生たちにその子の特徴や好きなものを伝えて行く。ちょっとしたケアのコツなんかも。

制度としては保育所等訪問支援(ケアラボやロッヂからスタッフが保育園に行ってサポートできる制度です)

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ママがずっとついて行くと「ママだからできる」みたいに伝わり「今後もずっとついて来てください」みたいになることがある。ママも安心のために「そう言われるしもっとついてこようかな」と思いがち。
ケアラボのスタッフが、ナースだけでなく保育士も関わってるのが見えると、保育園の先生たちもかかわりやすくなっていく。

3)ケアラボ・ロッヂスタッフはフェードアウト

保育園の先生たちが自信ついてきたら、ケアラボスタッフは少しずつ引いて行く。

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保育園に何度も出入りしてきたので「困ったことあればいつでもまた来ますよ」という言葉の安心感も大きくなる。実際に相談には丁寧にのる。調子イマイチな日は保育園お休みしてケアラボ利用。その日に調子イマイチの日の過ごし方を発見する。ま、意外と呼ばれることはなくなるんですがね。

キッズの食事について、保育園の多職種と地域の多職種でカンファレンス

子どものことを話し合うときは、必ず子ども本人も同席すること。本人のいないところで大人だけで話し合わないこと。ここはとても重要。何かを発言するとか理解する、とかそんな話の手前、そこにいる=being に意味があり、そこにいるかいないかで大人たちの話の内容は変わるものなのです(大人たちの話の内容を変えるのです)。

学校の先生たち、気管カニュレの取扱の勉強中!

保育園どう入る?
学校どうやって通う?の話し合いをするときにとても大切なことは、子ども本人が話し合いに参加することです。

それだけで話し合いは前向きに進みますよー。

大人はみんな、その子のことが大好きで、その子の希望を叶えてあげたくて、その子の強みや得意なことをよく知っているんです。

ただ、ちょっと不安なだけ。

不安だから、つい、逃げたくなったり、他人のせいにしたり、病気のせいにしたり、責任の所在を自分以外にしたくなる……、だけ。

子どもがそこにいると、頑張ってみよう、と背中を押してもらえるような気持ちになるものなのです。

子どもの力です。

子どもを信じて。話し合いに参加してもらいましょう!

写真は、気管切開あるけど地域の小学校に通うことにしたひーちゃん。入学前に学校の先生たちに気管切開とは?カニュレとは?目の前で抜けたらどうするの?の実践勉強会に参加して、自分でもカニュレ挿入の練習しているところ。みんなで頑張ろう!って気持ちになるよね。

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