fiesta in chaos 新感想ノート【ネタバレあり】

fiesta in chaosの仙台公演の感想ですので、参加してない方は今すぐに読むのをやめてください。
まだ読んでるヤツいるやん。はよやめなさい。
はい、みんなが教科書置くまで30秒もかかり(






ネタバレ防止茶番、大事です。
もう居ないよね?


2022/11/12
TOUR 2022 fiesta in chaos
@仙台GIGS 


kaleidoツアーのラストである10%からはじまるライブ、まさにfiesta in chaos。追加公演的なライブと銘打っているだけあり、1曲目から前公演からの繋がりが感じられる。前公演のセッションがフラッシュバックするような感覚は追加公演ならではの体験だった。

次のcody beats、さすがに想定外。声出しを控えながら聴いていた会場が静かにどよめいていたのが分かる。この曲聴けるんか。
10%とcodyを聴いて真っ先に思い出されるのはプログラム15th。順番逆だけど。
あの頃はこの曲が通常ツアーのセトリ入りするなんて誰も思っていなかった。コロナは滅びるべきだが、怪我の功名。

息する間もなく表題曲①kaleido proud fiesta
cody beatsでは「君の待つ場所へ、僕が歩き出す」様子が表現されている。タイバニ2を待っていたファンに手を差し伸べるkaleido proud fiestaと心做しかリンクしている。
仙台公演の斎藤さん、最高に喉の調子が良かった。

いつもなら3曲で一区切り付けて「UNISON SQUARE GARDENです!」の一声があるのだが、今回はまだ無し。

流れるようにスロウカーヴは打てないのイントロ。ライブ初聴きの自分のテンションはMAX。ありがとう。そして、ありがとう。
最新アルバムをセトリ入りさせる気がないUNISON SQUARE GARDEN。今回はこの曲に白羽の矢。世界はファンシーの枠はカオスが極まるにお任せだろうなあと勝手に想像してた。

※今回の激アツポイント①:スロウカーヴ▶︎放課後の繋ぎ、題して
「スロウカーヴはマリアージュ」

スロウカーヴラスト「レイテンシーを埋めています」のリズムが変わったと思ったらすかさず照明チェンジ。放課後マリアージュのイントロへ。
誰がスロウカーヴと放課後マリアージュ繋げると思うんですか。いいえ、誰も思いません(反語)

みんなが期待していた放課後マリアージュが序盤に来てくれて、しかも最高に洒落たつなぎ方されたので、もうみんなノリノリ。オレンジの照明が可愛い。クラップはラスサビ前の「もう18時」直後。自分はそれ以外のところでも楽しくて勝手にやってたけど。

この公演が追加公演なのを思い出させるサンポサキマイライフ。「ハイ!」で声を出せない分みんな飛んでた。俺も飛んだ。前回はナノサイズスカイウォークとの繋ぎだったので「B面繋ぎ継続」という形になった。だからなんですか?
それにしてもサンポサキと繋がる放課後マリアージュ、誰が想像しますか。いいえ、誰も想像しません(反語)

ノータイム桜のあと。全員の腕が飛んでくんじゃないかと思うくらいずっと腕上がってた。この曲の強さを痛感。音源もライブもユニゾンの「音楽の楽しさ」が滲み出る溢れ出る。いやー、最高の音浴びた浴びた。

ここで「UNISON SQUARE GARDENです!」
いや今???演奏始めてだいぶ経ったわよ???

8月、昼中の流れ星と飛行機雲
バラード枠これできたか。田淵好きだね8月。俺も好き。これもやはり15thを思い出す。
ここ、桜のあとからの春→夏繋がり。kaleidoツアーでやった季節繋ぎを別曲でやるのが「追加公演的」ということなのだ(誰だお前)

※今回の激アツポイント②:バラードの余韻を残さず、シームレスな繋ぎ。題して、
「昼中の流星~スターダストストリーム~」
(深夜テンションで命名)

「8月、昼中の流れ星と飛行機雲」も、次の「5分後のスターダスト」も、
今までのバラード演奏後にあった無音の「余韻」が一切無し。ドラムや演奏で音を切らずに次の曲へ移行した。めっちゃ良かった。曲にも寄るだろうけど、俺これ好み。

5分後のスターダスト 前回は弥生町とのセットだったが今回は8月、とのセット。
春→夏→秋繋ぎという大盤振る舞い。ここまで来たら冬も欲しかったが、そこまでサービスしてくれるユニゾンでは無い。知ってた。次は冬も頂戴な。

冬の代わりはフィクションフリーククライシス。
全俺歓喜の選曲。on the seatでこの曲をやったと聴いた時はこれでもかと言うほどコロナを憎んだもので。大好きな曲。
そして役割は明確。バラードの静かな雰囲気→手を挙げてノリに乗る への橋渡し。今まで静かに腕組みして聴いていたフロアが、サビで手は上がるわ、後半はクラップするわ、完全にあちらの思惑通りに楽しませてもらっちゃった。最高。

※今回の激アツポイント③:クソかっこいいhatch。題して、
「クソかっこいいhatch」
(滑ってるからそろそろやめえや)

ド頭のhatch I needとは全く違う聴こえ方。盛り上がり様だった。サビでバカスカ飛び跳ねてしまった。
照明が独特なのも素敵だった。壁に映し出された蜂の巣のような照明、意図的だろうなあ。
サビ前のギターのキメに合わせて3色に変わる明かりが最高にクールだった。

そのまま治安悪い枠へ。流れ星を撃ち落せ。
打って変わって赤と白の照明。これを見ないとユニゾンのライブじゃない。いつもどこかで配置される照明。
途中でドラムソロ。今回は単体ではなく曲の中か。今まで見たどのドラムソロよりも貴雄が「尖り全開」の雰囲気。これ多分この後カオスくるなと肌で感じた。

表題曲その②カオスが極まる 磐石で変化球の2曲の後のこれはさすがにかっこいい。火が燃えてた火が。あれやるの消防に許可いるんやろなあとか要らんこと考えてた。集中!!!
とりあえずステージも照明も演奏も「chaos」斎藤さんがMVの雰囲気纏ってた気がする。2番のはじめがライブでもかっこよかった。

※今回の激アツポイント④:スタートアレンジ春が来てぼくら

春が来てぼくらは斎藤さんの独奏サビからスタート。first takeのオリオンを彷彿とさせるエモさ満点の演出。田淵first take絶対意識してると思う。
そしてもう斎藤さんの喉が絶好調。口からCD音源、いやそれ以上。マジで歌上手い(誰だお前)

ここでも聴きながら感じました。次の「シュガーソングの気配」を。理由はわからん。

シュガーソングとビターステップ。
今回は「感動をノリノリへ、緩やかにシフトチェンジする」役割に感じた。その気配を感じたのかな。

フルカラープログラム
予想してた。それでもぶち上がってしまった。嬉しい。ヤバい。
終始楽しそうな3人。やはりこの曲はこうでなくちゃ。田淵ずっとフロア見て手を挙げてり指さしたり色々してたな。盛り上がってるの見るの楽しいんだろうな。

箱庭ロック・ショー
【朗報】kaleidoツアーでボロ泣きした箱庭、今回も演る。
モリモリやんけ、いいんかこの流れやっちゃって。
サイダロツアー、in the houseでこのセットはあったけどね。まさかこのツアーで聴けるとは。
この2曲聴いてユニゾン好きにならんやつおるんけ???なあ????(謎のファイトポーズ)

で、今回は追加公演的だから。もう分かっちゃったわ。ラストが。聴きながら。

シャンデリア・ワルツ
こいつ以外居ないわな。多分前公演参加勢はほとんど察していたと思う。クソジャンプしてしまった。隣の人申し訳ない。
そしてサイダロツアーで見せたアレンジがここに来て飛び出す。
「譲れないものもある」
ここマジでビビった。やるんか。
前2曲もサイダロツアーの代名詞だし、to the cider roadを抜いたお詫びのサイダロツアーリバイバルリバイバルかしら。

「UNISON SQUARE GARDENでした!バイバイ!」

これでバイバイでも大納得な本編でしたな。

程なくしてアンコール
アンコール来てくれるの早すぎ。嬉しい。
拍手の拍子が変わる前に来るのスゴすぎ。余韻のまま浴びせたいんやろな。

cheap cheap endroll
kaleidoツアーで度肝抜かれたアンコール。今回は待ち望んだアンコールに変貌。アンコール1曲目毎回この曲で良くねえか?

ラディアルナイトチェイサー
ここでやるんかぁぁぁ。kaleidoツアーの追加公演的なライブでB面を変えないということは「B面はシングルツアーの柱」ってことだな。メモメモ。
アルバムに入る予定だった子ですし、強さは折り紙付きですわ。cheapとの尖った繋がりも良い。

ラスト:君の瞳に恋してない
はい、勝ち〜!みんな楽しそ〜!いえーい!
この曲作った田淵さんの功績がデカすぎませんかね。MODE MOOD MODE、ユニゾン史を語る上であまりにも衝撃的な事件すぎる。
大団円。みんな笑顔。

fiesta in chaos 
fiesta と カオスだと思ってたけど、
どちらかと言うと fiestaの中のカオスって感じだったなと。
総じて、やはり「追加公演的」だった。途中で何度もあった「あ、次これだ」の未来予知的感覚は、前公演がないと味わえ無いし、初見ツアーの醍醐味とは一味違っていた。

それとは別で、個人的に俺得な曲が多くてな
・10%roll 10%romance
・スロウカーヴは打てない
・フィクションフリーククライシス
・フルカラープログラム
・箱庭ロック・ショー

特にフィクションフリーククライシス。
ライブで聴けてほんとに良かった。生きていけるぜ。世界は俺が救うしかねえ。

これは動画で話したいなぁ
つべこべ言わずに作ろうな、さっさとな。

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