見知った土、見知らぬ自我

記事の数も少ない上、プラチナAPEXしか書くモノがなかった。しかしAPEXはスプリット2に入ってからご無沙汰である。

地元に住居を移して三ヶ月が過ぎた。

このご時世、不動産巡りや内見は憚られるので、親に丸投げした。当然と言われたら当然か、実家の目と鼻の先が住所になった。たまに夕飯代が浮くのはありがたい。

地元を出る前は夕飯に呼ばれてから自分の部屋を出ていた。毎日手伝いを要求されても生返事で動かないのは普通。今は半自発的に夕飯の手伝いをしている。

基本的に自分の物腰が柔らかくなった、と思う。

この変化が『思春期』ってやつだったり『丸くなる』ってことなのだろう。

理由ははっきりしてる。生きるのが大変だと実感しすぎたからだ。

以前の自分と正反対のことをしているのは不思議な気分だった。また、生涯でこうもコミュニケーションの仕方が変わる相手など家族以外にない。こんな経験は二度もないだろう。貴重ではあった。

以上が『丸くなった』感想である。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?