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不動産ど素人の私が我が家を購入するまでの話 4話

ライフラインについて確認する上で大事なこと
 ①ハザードマップ で安全かどうか。
 ②坂道、崖、危険な道路などの有無と把握。
 ③車でのアクセスは安全に出来るかどうか。
 ④旧地名はどうか。
 ⑤その物件の周辺の用途地域の変更を伴う、開発予定の有無

①ハザードマップ で安全かどうか

ここで具体的に説明する上で気がかりなのが、noteのルールである、記事によって傷つく人が出る可能性についてです。

下記に述べるような特徴の住宅に住まわれている方だったり、止むを得ず住み続けなければならない方もいると思います。
こうした方が不愉快な思いをされたら申し訳ないです。
しかし、リスクやデメリットを認識して、それを承知で購入するのであれば私は良いと思うのです。

問題なのはそれを認識しないまま、何千万円ものローンを組み購入し、結果被害を被り後悔してしまう方や、後々不動産屋さんとのトラブルに発展される方もおられるのではないかということです。

少なくとも私が無知過ぎて悪かったのですが、こうしたことをまだ知らず、認識できていないままに契約を急かされたことがある(事実そのように感じてしまった)のです。
そして購入した後にそれが判明すれば、それは私にとっては物件の選択から外していただろうし、後悔することでした。

『不動産は勢いが大切ですよ。デメリットばかりに目を取られていたら永遠に決まりません。』これはどの営業マンも仰ってました。

しかしながらやっぱり1人1人価値観は違うし、譲れないデメリットはあると思います。
特にハザードマップ で安全がどうかは大事になってくるんじゃないでしょうか。

私達だけでなく、土地や家を引き継ぐとしたら未来の子孫の生命にも直結する問題だからです。

不動産購入に関して始めたばかりで、同じように悩む、または何を悩んで良いのかも分からない方に少しでも参考になればという思いで、下記をご説明していきたいと思います。

その物件のメリット、デメリットを両方しっかり認識した上で選択することが大切だと思います。

本題に入りますが、ハザードマップ には津波、洪水、地震、火山とあります。
勿論、津波や火山、地震はその規模では甚大な被害を被りますから注意が必要ですが、この中で年に数回といって頻回に起きると言って良いリスクが『洪水』だと思います。

洪水ハザードマップ には大雨による川の氾濫や内水氾濫、崖崩れなどが含まれます。

ここ数年、秋の台風は毎年過去最強の強さで各地に被害を与えていますし、秋だけではなく梅雨の時期や夏にも強い台風やゲリラ豪雨などで水害が多く起きています。

検討した物件の中には、下記のようなものがありました。

地域一帯が何十年も前に川の氾濫で2メートルもの深さで冠水したことがあったり、ハザードマップ で明らかに川の氾濫時の被害が大きいところ。

海の近くで、津波は勿論ですが、強風や台風で高潮や塩害のリスクも。

崖崩れのリスクで、崖が擁壁で固められてるならまだしも、落石注意の看板があったり、そのまま裸の状態で崖があったり、特に崖から水がしたたり落ちていたところ。こういうところは水の流れが集中するので崩落するリスクが高いと思われます。

崖下ではなく崖上物件でベランダが崖に迫り出していて垂直に10mはあるかという断崖絶壁で、地震がきて崩落したら、とか子供が落ちたらとか考えると、、身震いがしたところ。

地盤が緩く、液状化が起きたり、土地自体が歪むことで建物に被害(傾きなど)を出す恐れのあるところ。

昔に一帯が池であったり水田を埋め立てていたり、海はわかりやすいですが、川を埋め立てているところもあります。

こうした地盤が不安定な地域は、道路が酷く歪んだり凸凹が激しい、マンホールが浮き出ているなどの特徴があるとのこと。

水捌けが悪く台風、大雨で容易に内水氾濫しやすいところ。

毎年襲ってくる大雨や台風のたびにそれを恐れながら暮らす、働きながら家族の安否を心配するのはとてもしんどいと私は思いました。

上記の様な物件が、一年の間に見るたびに値下がりしていき(700万円位下がってたところも!)していたり、築浅(築1ー5年も!)でリーズナブルな中古物件も見かけたことも多くありました。

数ヶ月こんな感じでハザードマップ を気にして悩んでいたら、営業マンから、痺れを切らしたのか、ハザードマップ を気にしてたら住むところなんかないですよ。と言われたのが印象に残っています。

一生に一度の買い物ですよね、そういうもんですかね!?笑

たしかに未曾有の大災害では無意味ですが笑。
他のお客さんはさくっと勢いで決めていらっしゃるのでしょうか。

とにかく人件費や労力を使って内覧をさせていただいてる中だと思うので、とても申し訳なくなり、後日その不動産さんとも一旦距離を置くことにしたのでした。

ちなみにハザードマップ を調べる上で便利なサイトで『重ねるハザードマップ 』というものがあり、1度に全てのハザードマップ を重ねて地域を調べることができるものもあります。

以上
①ハザードマップ で安全かどうか
でした。

②以降は次回に繋げたいと思います。

続く