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不動産ど素人の私が我が家を購入するまでの話 2話

物件探し初日

私は漠然とこのような家に住みたいと考えていました。

頭金は100万円くらい。
贅沢は言わないから、〇〇駅がいい。
雰囲気が落ち着いていて、車通りも少なく、広い公園が近くにあって、おしゃれで便利な駅だし。
あとは徒歩15分圏内のお家がいいなあ。と。

ちなみに妻は、日当たりが第一条件でした。

この時、私にとってその条件が何よりも贅沢な条件であったことは、知る由もありませんでした(笑)

条件ぴったりの新築一戸建てのチラシが家に届いていて、10棟中残り2棟と書いてあるではありませんか。

即電話でアポ取って、事務所に向かいました。有名な不動産屋さんです。

年収、物件の条件など一通り面談して、まず営業マンから一言。

「お客様の年収で可能なローンを考えると恐らくここは無理ですね。こちらの物件は土地だけで3780万なんで。上物込みで5000万はいきますよ。」

がーん。初日で夢が崩れ去りました(笑)

「うーん、お客さんの希望の地域は高いんで、、、ちょっと今は該当するところがないですね。ご希望の駅、地域は他にありませんか。」

私は唖然としてて、明確に答えられなかったため、とりあえず市内の利便性の高い駅の徒歩15分圏内で物件を探すことになりました。

そこの不動産屋は
・新築戸建ての三階建てを主に取り扱うことで、土地面積を縮小して価格を抑えている。
・そのため年収400万〜500万でも利便性の高い駅、地域の徒歩圏内に住むことが可能

というのを売りにしていました。

当日該当する物件をいくつか内覧させてことになりました。そして、、、

用途地域の壁にぶち当たる

1軒目は、3階建て新築戸建て。

徒歩10分で大型ショッピングモールありと。

初めての新築戸建ての綺麗さに私は感動し胸が踊りました。
しかし、徒歩15分ではあるものの、周りは工場や幹線道路に囲まれており緑がまったくないばかりか、工場地帯の中に数軒新築が建っているだけという圧倒的なパノラマにすぐに幻滅してしまいました(笑)

住んでいるイメージがまったく湧きませんでした。

後からわかったのですがいわゆる用途地域の問題だったのです。

用途地域は物件の選択の上でとても大事な要素でした(笑)
専門のサイトをググッた方が詳しく載っています。

簡単に説明すると用途地域によっては、
・なぜか工場地帯
・騒音施設となるような建物が近隣にある
・コンビニなどの商業施設などの利便性がある分騒音や、高い建物に陽当たりを遮られる可能性

などのデメリットが生じる可能性があります。
そういうデメリットがある地域だからこそ、土地面積が広かったり、価格が抑えられるという点では、妥協できれば良い選択肢になると思います。

憧れの駅の徒歩20分の4LDK新築3200万円。
行ってみると、工場地帯はまだしも徒歩5分でラブホのある物件もありました…(笑)

このような物件の探し方は無謀だと早々に気付いた私は、この不動産屋さんとは距離を置くことにしたのでした。

続く