失敗全肯定マンがこの本を読んで知った大切なこと「書く習慣 自分と人生が変わるいちばん大切な文章力」著:いしかわゆき

失敗を失敗と認めたくないから綺麗事にするマンこと、僕です。ちょうど一年前に完膚なきまでにフラれたことがあって、だいぶヘコんだんだけど、今は立ち直って、目を背けずに自分なりにフィードバックして、次に活かそうと思っている。

と、そんな綺麗事を言うと、人からの共感は得られないと作者は言う。興味を惹く文章、読まれる文章は、いかに「本音を晒せるか」らしい。「フラれた前日に、職場の人間関係で病んでる彼女にのために、わざわざ自転車をかっ飛ばして慰めに行ったのに!!!!袖にするとはなんてクソ野郎だ!!!!!!」これくらいが、共感を得られて読まれる文章になるらしい。


自分は時々、気持ちはめっちゃ落ち込んでるんだけど、話し相手には上を向いているフリをして、そんなただでは転ばないという素敵な自分を演出してしまう時がある。上記のようなメリットがあるのなら、せめて文章の中だけでも、本音を晒してみよう。

自我が削ぎ落された文章は読むに堪えないらしい。例えば、西尾維新とかに憧れて、「思ったより」を「なかなかどうして」、「うわぁ~」を「慄いた」と書き換えたり。自分の語彙を披露したいがために、普段使っている言葉を難しい類語に置き換えることは、皮肉にも、魅力的な文章からは遠ざかってしまうらしい。「うわぁ~」と感じたことなら「うわぁ~」と書く。「チカレター」と思ったなら「チカレター」と書く。自分がよく喋る言葉を駆使して、自分らしい文章を演出していきたい。

タイトルをつけると、よく読んでもらえるらしい。僕は大変素直な性格なので、今回からタイトルをつけてみる。魅力的なタイトルを書くために意識すればいいことは、「パワーワード」と「主観」らしい。「パワーワード」は、タイトルを読んだ人を「ん?」と思わせる言葉。これは分かる。僕が好きすぎて今でもたまに読みに行く記事のタイトル「スタバでダベる女子大生に対し畏敬の念を禁じ得ない」は、その全身がパワーワードと言える。また、タイトルに「主観」を入れると、本を紹介する記事を見かけた人がその本に興味を持っていなかったとしても、主観の部分に興味を持ってくれる場合があるらしい。確かに「ゲムぼく。」さんのタイトルってほぼ主観だもんな。。。ラストオリジンに興味なかったのに、その記事を読んでしまったもんな。。。

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