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テレビでの下ネタのあれこれ

最近でこそ減った印象はあるけど、肌の露出度が高い人達がテレビに出ることがちょくちょくある。所謂「エロい」とか「下ネタ」と呼ばれるものだ。
昨今ではこれを子供の教育に悪いと排除する働きが大きくなっている。

その運動を起こす人達の気持ちもとても分かる。確かに、幼少期に親とテレビを見てあのエロい人が出たらとても気まずかった。トータルで見たら数秒なのにあの時だけ時間の流れが遅くなって数時間に感じる。それくらい地獄だ。
でもそれが無くなるって本当にいい事なのか?
仮にテレビから100%エロいものが排除されたとしよう。確かに子供は安心安全にテレビを観れる。そしてそのまま成人するだろう。テレビでの気まずさを知らない大人が生まれる。
しかし、社会に出て気まずいタイミングは幾度となく現れる。その時にテレビでエロいものを見たあの気まずい感覚を知っていれば耐え忍ぶことは出来る。気まずさを知らぬまま育ったらどうなる?彼は知らない感情で困惑を抑えられないだろう。彼はその場でどうすることも出来ない。気まずさを知らないからだ。

一掃することが正義とは限らない。それが僕の持論だ。

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