はじめてのサルミアッキ(10/14)
今は関東で暮らしている先輩と会った。
これまで書いた小説を冊子にまとめるにあたり挿絵と装丁をお願いしたいとのこと。
人が広げた想像の風呂敷に乗っかって絵が描ける機会はとても嬉しいし、ありがたい。
卒論と締め切りがモロ被りしているしその前にNFに向けた制作もしたいから自分の首を絞めているとも言えるけれど、誰かのために絵を描くことがすきなので、もう、よしとする。
適宜ラフ画を送る約束をしたから、これから番台に座っている間は挿絵を考えることをしようかな。
で、先輩の研究室の方々ともつ鍋のお店に行った。進路の話とか、幽霊の寿命の話とか、学会の話とか。
あと、J-POPの歌詞に出てくる地名の傾向の話も。具体的な地名が歌われていてご当地ソングにならないのってほぼ東京だよね、と先輩が話していた。確かに!J-POPで歌われている地名分析とか、そういう研究もできるのかもね~、と。
考えの枝葉をおもしろい方に伸ばせるのってすごい。
一緒にもつ鍋を囲んだ方々は、研究することが生活に組み込まれているんだなぁ!という感じで、私もまだそっちに行きたいかもと思えてよかった。
色んな場所で活動するって、色んな場所で責任を負うということで、私にゃ無理ですわ~と思う。けど、首だけならもっと積極的に突っ込みに行ってもいいか~とも思った。
まずは今あるものに向き合う所から。
もっと周囲に巻き込まれていってもいい。正の方向に回っているなら。
フィンランド土産のコケモモのお茶と、サルミアッキをもらう。
かつてクイズ研究会でその名を覚えたまずいグミ。
「まずいですよ」と言われて食べると「フム……」という感じだが、あえて言うなら、大学近くの中華屋で注文して後でお腹を壊した油と唐辛子どっさりのラーメンの香り、に、似ています。