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マンドローネ系統樹

※本エントリは マンドローネ Advent Calendar 2021 の1日目の記事です


タイトルは釣りです。系統樹はありません。
関西でマンドローネという楽器を嗜んでいる石川と申します。
趣味はマンドローネです。

マンドローネ関係者は皆さんシャイ(例外多数)で、3年目のアドベントカレンダーの執筆者がなかなか埋まりませんので、駄文からスタートしたいと思います。

「マンドローネって何ですか?」

「趣味はマンドローネです」と言うと大体聞かれるんですが、正直困るんですよね。

「マンドリンの大きいやつです」
「マンドリン?」
「」

Wikipediaに頼ってみる

説明に困った時はWikipediaですよね。

LPLT - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0,
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=9101441 による

お前誰だ!?

2019年の1日目の記事にも書きましたが、Wikipediaの「マンドローネ」のページには思ってもみない写真が出てきます。彼は一体?

ヒントは2019年の館長氏の記事にあります。

指大辞とは「大きい」「たくさん」というようなニュアンスを言葉に持たせる接辞の事で、例えば マンドローネは マンドリン(マンドーラ) に「大きい」意味合いの -oneがくっついて mandoloneになったものです。

https://note.com/halvtreds/n/n2092d4281aeb

「マンドローネ」とは「大きいマンドーラ」という意味のようです。

Melocotonization - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0,
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=16705899 による

こちらはリュート属の古楽器のマンドーラです。確かになんとなくさっきのマンドローネの面影があるように思います。こちらの綴りは「Mandora」で、現代のマンドラ「Mandola」とは異なるようです。

マンドローネの綴りは「Mandolone」ですが、「大きい Mandora」なのであれば「Mandorone」となりそうなものです。

もしかして

冒頭に貼ったあの太い楽器、実は「Mandolone」ではなく「Mandorone」なのではないでしょうか?もうそういうことにしませんか。

なお、Wikipediaの本文は我々の嗜む現代のマンドローネのことなので、写真とちぐはぐです。直したいと思い続けて3年目。

では改めて「マンドローネって何ですか?」

もう皆さん答えられますね。

「マンドローネは『大きいマンドーラ』という意味なんですよ」
「マンドーラ?」
「」

お知らせ: 執筆者募集

マンドローネ Advent Calendar 2021 は執筆者を切実に募集しています。
以下に該当する方は積極的に参加いただけますよう、よろしくお願いいたします。なおノーギャラです。

  • 最近マンドローネを購入した

  • 最近マンドローネを仕入れた(楽器店枠)

  • 最近マンドローネ奏者に復帰した

  • 人に貸しているマンドローネがなかなか返ってこない

  • 最近マンドバスを見に行った

  • マンドローネを弾きたい

  • マンドローネが好き

  • その他

以上、よろしくお願いいたします。


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