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【高専志望の中学生必見!】「汝、高専に通うべからず」

どうも、高専に通うものです。

早速ですが、私には皆さんに問いたいことが三つあります。

・恋がしたいか

・夢はあるか

・君はオタクか

この質問に対する理想高専生の解答はX、O、Oです。
皆さんはどれだけ当て嵌まったでしょうか。
皆さんの現状が上記三つと異なる場合、おそらく高専に入って後悔することになります。

私は何人もの入学を後悔している学生を見てきましたし、私もその一人です。
「大学受験がない」「就職率1000‰」「国公立大学に編入できる」
中学時代には輝いて見えた言葉(主に受験に関して)も今やコバエホイホイのゼリーにしか思えません。

さて、長ったらしい前置きは置いておいて本題に入っていきましょう。

※電波高専、商船高専、呪術高専には詳しくないので、悪しからず。

第一章 高専生でも恋がしたい

諸君らは恋愛がしたいか!?

この質問にNOと答えられない君は高専に来るべきではない。

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高専での恋愛は例えるならば獄中結婚です。
男女比が9:1とも云われる高専で恋愛をしようなどという考えは自惚れであり、烏滸がましいと言わざるを得ない。
恋愛の必要条件が”出逢い”なのは自明です。それなのにわざわざ出逢いを減らそうとしている君は、序盤から色違いが欲しいのに草むらを避けるポケモントレーナーを同じなのです。

また、高専で運よく恋人が出来たとしても、それは同級生に対する裏切りであり、異端審問にかけられること間違いなしです。
フクロです。総スカンです。

青春の本分は恋愛だ!と思うなら高専は止めておきましょう。


第二章 高専生はゲーム制作の夢を見るか

貴方にはエンジニア関連の夢がありますか?

→ない(①へ)
→ある(②へ)

<①>
将来の夢が無い人(また、それが工業に関係しない人)は高専に来てはなりません。

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それが何故かと云うと高専で学ぶことは専門的だからです。
高専では数学、理科を中心に工業分野で必要なことのみを選抜してカリキュラムが構成されています。従ってお受験勉強は一切しません。ですから高専に嫌気がさして”大学に通いたい”となっても一から自分で勉強するしかありません。
また、就職進学先も工業に絞られてきますのでドロップアウトしない限り工業と云うレールから逃れられません。
本当に、高専の入学条件に「エンジニアに成りたい者」と加えて欲しいくらいです。

最後に、将来の夢があるのが正しいなんて思わなくていいです。ぼんやりいきましょう。
でも、そんなぼんやりとした生活の中でやりたいことなりたいものがあれば、その道に進めばいいのです。高校の勉強はその道に進むことを可能にしてくれます。
もし、高校生活中にエンジニアに成りたいと思ったら、大学の工学部に進めばいいのです。遅いこともありません。そっちが普通ですから。

<②>

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夢があって、それが工業に関連するなら高専向きです。
しかし、ゲームクリエイターは要注意です。高専でも確かにプログラミングを学びますが、それはゲームのためのプログラミングではなく、機械制御などが主になってきます。目的も対象も全てが変わってきます。
もし、ゲームが作りたいのなら、高校卒業後そちらの専門学校に行きましょう。高専に通う必要はありません。

第三章 非オタクに高専は難しい

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高専はオタクだらけです。
そのせいで府大高専は、現代には珍しいダンス部が不人気で廃部を迎える学校となっています。
斯く言う私も見ての通りのオタクです。
高専では男はアニメ、ゲーム。女は音ゲー、BLと相場が決まっており、ジャニーズが入る隙間は何処にもありません。
流石の高専にも「拙者オタクではござらんのでwwww」みたいなステレオタイプの具現化みたいな奴はいませんが、普通科高校よりも濃いのと出逢えます。
さて、こんな高専にも稀に迷い込んでしまう陽キャがいます。そんな人はどうせTwitterをしていないので、これに気づく事も無いでしょうが、一応忠告しておくと、高専では陽キャの迫害が起こっています。
というよりも陰キャの数が多すぎて、陽キャがはみ出ざるを得ません。例えるなら蜂球みたいなものです。
普通科では絶対に見られない光景ですが、現代日本の標準から隔絶された高専では起こってしまうのです。

最近では高専の推薦を蹴りたい女子が話題になりましたが、陰キャの群れに混ざりたくなければ高専なんて受けぬが吉です。

だからと言って大学の工学部にオタクがいないわけではありません。
高専でやりたいことがあるなら、そちらに正直になりましょう。

最終章 高専入学の暁には

高専で重要なのは
「死ぬな。怪我すな。病気すな。」
三原則です。

「自律 実践 協調」クソ喰らえ

留年もしてしまえばいいのです。

高専は一留で一流です。もう何も恐れることはありません。

共に幸せな生活を送りましょう。


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