見出し画像

英語講師に必要な英語力とは?

英語コーチや英会話講師として働くうえで必要な資格って、ないんですよね。
学校であれば教員免許など明確に定義されているものもありますが、逆に定義のない中で英語講師を目指す場合、何が基準になるのでしょうか?

今回は、「英語を教えてみたい」「英語講師/英会話講師/英語コーチになりたい」という方に向けて、どういうスキルがあれば良いのか、わたしなりの考えをお伝えしようと思います。


英語力を示す資格やスコアの所持

求人としてよく見かけるのは
・TOEIC800~850点以上
・英検準1級以上
・その他、TOEFLやIELTSなどのスコア
このあたりでしょうか。

わたしが現在の会社を受けた時に所持していたのは
・TOEIC850程度(明確なスコアを忘れてしまいました)
・英検準1級
です。入社後に「TOEIC935」「英検1級」はさらに勉強して取得しました。
(このあたりの勉強についてもいつか書ければ…!)

会社員として英語講師を目指すのであれば、TOEICでいうと900以上あれば書類選考で落ちるところは少ないのかな、と思います。

実際転職活動の際、2社に応募していたのですが、どちらも当時の英語資格で十分通用しました。

英語を使った実務経験や留学経験

キャビンアテンダントや商社出身など、英語を使った実務経験も有利に働く場合は多いと思います。
特に、多くのスクールは大人向けにビジネス英語を教えているので、実際に業務で英語を使用した経験は役立つかと。

わたしの場合、英語講師になる前は大手旅行会社で法人営業をしていました。
海外に行く団体様の添乗業務に関わることもあり、現地ガイドやホテルの人とのやりとりを中心に年数回程度、英語を使う機会がありました。

目指す講師像によっては高い英語力がなくてもOK?

ここまでは主に、会社員として英語講師になる場合の英語力や経験をお話してきました。
ただ個人的に思うのは、受講生の方が望む英語力によっては、必ずしも高い英語力を持っていなくてもいいのでは、ということ。

例えば「英検2級の合格を目指している」という人に対して、
・英検1級は持っているけど2級は受けたことがない
・英検準1級までしか持っていないけど、2級の勉強法も知っている
上記のような講師がいた場合、後者の方のほうが受講生のニーズに合っていますよね。

自分の強みを活かして講師として受講生の英語力UPに貢献

わたしは大学3年生まで本当に英語が苦手でした。
大学入試のセンター試験までは良い点数が取れていたのですが、大学入学後のプレイスメントテストでは良い点数が取れず、自分の望む英語のクラスには入れなかったため、英語の履修を諦めたほどです。(必修ではなかったので)

ただ、そんな英語ダメダメ人間だったわたしが一念発起し、
・自力で英語力を爆上げさせた
・社会人経験を経て英語講師資格を取得した
この辺りは受講生にも話せるストーリーとして、自分の強みだと認識しています。

英語力は高いに越したことはないかもしれませんが、今ある自分の強みをしっかりと認識し、それを受講生に還元できるのがベストですよね。

キャリアコーチングでは「今の英語力を仕事のどう活かすか」の相談にも乗っていますので、興味のある方はお気軽にご連絡ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?