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富士市と宇治市

自分は富士市出身なので、富士山が好きだしお茶も好き。
日本三大茶である静岡、宇治、狭山などは昔からよく耳にするし良いイメージを持っている。
で、宇治市である。富士と宇治、まず語感が非常に近い。アルファベットに直してみると一目瞭然で、FUJIとUJI。そう、富士は宇治を含むのである!!・・富士からFを外すと宇治、とも言う。もはや親近感というレベルでは済まされない馴染み方である。

名前が近い、お茶処、そしてもう一つの大きな共通要素が「世界遺産」。日本に今現在25しかない世界遺産が両市に存在しているのだ。言わずとしれた日本の象徴、富士山を擁する富士市に対して、平安文化の薫る平等院、宇治上神社を携える宇治市。共に日本の濃い要素が詰まっており、外国からの観光地としても人気である。

少し逸れるが、富士市は今「ほうじ茶」推しである。ほうじ茶のほ、を外すとほら「うじ茶」この符号・・・もはや運命的ではないだろうか。
宇治茶といえば抹茶。宇治抹茶のブランド力は他の追随を許さず、お菓子などに用いられる抹茶の殆どに「宇治抹茶」との記載がある。静岡抹茶使用のポッキーなんて見たことがないのである。

デカデカと宇治抹茶アピール(静岡県産PARM

例えばアイスで有名なPARM(パルム)。皆さんも一度は食べたことがあるのではないだろうか。このPARM、その全てが静岡で製造されている。機会があったらPARMを裏返して生産地を確認してほしい。駿東郡長泉町産となっているはずだ。で、このPARMにもお茶テイストなバージョンがあるのだが、静岡で作っているのにも関わらず「宇治抹茶」が使われているのである。御当地愛よりも売上げ。企業なら仕方ないのでしょうが少し寂しいものがあります。静岡抹茶バージョンも期待しています!

富士市と宇治市、ここまで共通点があるのだからもっと相互作用があっても良いのではないだろうかと。例えば富士市の中学の修学旅行は京都奈良なはず(最近は知らない)。ルートを少し変更して宇治市の時間を増やし、宇治市のお茶に対する熱量を肌で感じることにより静岡茶の良さも再確認する・・・とか。
相互に旅行をすると旅費の40%くらいクーポンで返ってくるとか。
宇治市民を強制的に富士登山ルート3776に参加させるとか。(説明しよう、ルート3776とは富士市の標高ゼロ地点(海)から富士山頂(3776m)まで歩いて登る、なかなかにハードなアクティビティである)
可能性の枚挙にいとまがないではないか。

と、まあ思いつきで書き殴ってみたものの、意外と悪くないのではと思い始めております。
市議会議員さんに視察に行って貰うように進言しようそうしよう。

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