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アポリネールというアポリア

11月9日はアポリネールの命日でした

アポリネールはミラボー橋の下、セーヌ川は流れるという詩が有名ですが、個人的には奇想に満ちた短編小説の作者の印象が強いです

多彩な活躍をした人ですが、その長くはない生涯は苦難の連続でした

アポリネールはローマで生まれました

母親はポーランドの貴族でした

父親は誰だったのかいまだにわかっていないそうです

恋多き男でしたが女性の愛を得られず、得た愛も長くは続きませんでした

またフランスを愛し、フランスに受け入れられる為に大変な努力をしますが、外国人ゆえの誹謗中傷は絶えなかったようです

第一次世界大戦ではフランス軍の一兵卒として従軍

負傷して九死に一生を得ますが、当時大流行していたインフルエンザで亡くなりました







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