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短歌やら文学やらの話

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短歌・文学の記事をまとめています。
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記事一覧

今年も来ました歌会始

台風が無理やり秋風を連れてきて、今年の夏は暴力的に終わりました。 気づけば歌会始、詠進歌…

七五調はどうやって生まれた?ー「私家版 日本語文法」(井上ひさし)

信号待ち中にふと覗いた古本屋の100円ワゴンに、ずっと読みたかったタイトルを見つけました。 …

noteだって短歌だって、共感されたい!

アブラゼミの大合唱のなか慣れない毛筆で歌をしたためたあの9月から、のらりくらり過ごしてい…

【今宵ランプは】秋の夜長に中原中也【ポトホトかがり】

Go to トラベルを使ったからって、出費は出費です。 焼け石に水ですが、預金額をなるべく元に…

辞世の句を詠むときが近づいている気がする

先週、教室で課題を解いていると、ビニールエプロンを着たおじさんがやってきて、「このエリア…

雨の日に、必ず口ずさみたくなる短歌があります

台風が近づいていて、じとじとした天気が続いていますね。 農家でも水道局勤務でもないわたし…

初めての「宮内庁御中」 その②

歌会始の存在を知ってから10年、 ようやく今年一首詠めたけど、 ここからのハードルがちょっと高かった…。 半紙と毛筆宮内庁の発表している詠進要領には、半紙に毛筆で書くこと、とある。 (https://www.kunaicho.go.jp/event/eishin.html) げげげ。 わたしはほんとうに、ほんっとうに、字が下手で、けっこうコンプレックスだ。 毛筆だと、それが救いようがなく表れてしまう。 筆ペンで何とか誤魔化したかったけど、それが理由で選考外になったら

初めての「宮内庁御中」 その①

「歌会始」の存在を始めて知ったのは、中学の古典の授業中だった。 先生が余談として話したそ…