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【ヌッチ、来日】レオ・ヌッチさんありがとう!また会う日まで

レオ・ヌッチ来日公演が無事終了しました!ご来場いただいた皆様、そしてこの公式noteの記事を読んで応援してくださった皆様、誠にありがとうございました。

ヌッチさんご夫妻、指揮のフランチェスコ・イヴァン・チャンパさんはコンサート翌日、イタリアに向けて旅立っていかれました。ヌッチさんがもう日本にいないと思うと寂しいです…😢。

今回の東京オペラシティ、そしてサントリーホールでのコンサートはおかげさまで素晴らしい成功に終わりました。客席からのこれ以上ない大喝采を浴びて、ヌッチさんご自身もとても嬉しそうでした。そして長年、ヌッチさんの舞台を見続けてきた伴侶のアドリアーナさんも「信じられないくらい素晴らしい舞台だった」とおっしゃっていました。

両公演共通の配布パンフレットより。演奏曲目です

今回の記事ではヌッチさんの来日を、写真を中心に振り返っていきます。

来日時のスナップ。空港に到着したお二人

長旅でさぞお疲れだったと思うのですが、インタビューでも毎日の練習は欠かさないと語っている通り、ヌッチさんは到着の翌日から、発声練習とピアニストのヴォーン氏との合わせのために連日スタジオに通っていました。

ピアニストのジェイムズ・ヴォーン氏と
6日のリハーサルの帰りにアドリアーナさんとお散歩

そしてあっという間に東京オペラシティ コンサートホールの本番がやってきました。ヌッチさんはこの日も笑顔で劇場に到着!そして、ご来場の皆様がたくさん感想を書いてくださった通り、あまりにも素晴らしい演奏会でした。大きなサプライズだった、オープニングのロッシーニ《セビーリャの理髪師》フィガロのアリアで始まり、皆を熱狂の渦に巻き込みます。コンサートの終わりにはヌッチさん初のアフタートークも。
オペラや人生への愛に溢れた、お人柄が滲み出るお話でした。

東京オペラシティ コンサートホール
ピアニストのヴォーン氏と楽屋前で
サプライズのオープニングとアンコールの曲目

そして凄かった演奏会の翌日、今度はサントリーホールに向けてのリハーサルがありました。演奏はオペラに定評のある東京フィルハーモニー交響楽団。まずは指揮のフランチェスコ・イヴァン・チャンパさんとのリハーサルがあり、その後でヌッチさんが登場しました。

オペラ指揮者としてのデビューがヌッチさんとの
《リゴレット》だったというチャンパ氏
ヌッチさんの信頼が厚い指揮者です
ヌッチさん登場。オペラの場面や登場人物の心情、
音楽的に望むアプローチなどを説明します

そしてあっという間にサントリーホールでのコンサート当日になりました。

楽屋の張り紙は写真入り!
サントリーホール、まもなく開場で〜す

…そして始まれば、あっという間に終わってしまいました。信じられないような奇跡のコンサート。レオ・ヌッチさんの驚異のパフォーマンスに加え、チャンパさん指揮の東京フィルハーモニー交響楽団も素晴らしい演奏を聴かせてくれました。

東京フィルのコンサートマスター
依田真宣さんと記念撮影
終演後、東京フィルのメンバーが急遽集まっての一枚
(この2枚は東京フィルさんのXより拝借致しました)

アンコール曲は、ジュゼッペ・ヴェルディ作曲《リゴレット》より「悪魔め、鬼め」、ウンベルト・ジョルダーノ作曲《アンドレア・シェニエ》より「祖国を裏切る者」でした。

サントリーホールのお客様はほとんど皆スタンディングオベーションとなり、大喝采が長く続きます。ヌッチさんは舞台後方席を含む360度の聴衆に挨拶を繰り返していました。

お客様からの花束を手にしたヌッチさん

こうして二つのコンサートは無事終わりました。翌日はもうヌッチさんご夫妻とマエストロ・チャンパがイタリアに戻る日です。

今回の来日公演は、アーティストとしてのレオ・ヌッチの偉大さと、人間としてのヌッチさんの暖かさの両方が見事に表現された稀有な舞台だったと思います。ヌッチさん、本当にありがとうございました。どうぞお元気で、また会う日まで。その日が少しでも早いことを、心より祈っています!

(文・井内美香)