【6月のオープンアイランド】参加者が島の日常に溶け込んでゆく。

6/19（土）〜6/20（日）の日程で行われた第2回目のオープンアイランド。
この2日間の様子をダイジェストでお伝えしつつ、参加者の方からいただいた心温まるメッセージをいただいておりますので、それも併せてご紹介させていただきたいと思います！

そもそもオープンアイランドって？

オープンアイランドとは、文字通り「島をひらく」ことを目指し、「また会いたくなる人に出会える2日間」をコンセプトとしています。

テーマは「観光から『関係』へ」

島の日常、人とのつながりに触れていただき、積極的に観光地などは行かず、島の人と一緒だからこそ見られる風景、島のつながりがあるからこそ出会える人、そんな島の日常にある風景や人と「出会う機会」をお届けします！

そんなオープンアイランドですが、6月は参加者の方に、海士町内にある「豊田」地区か「御波」地区かを選んでもらい、その地区の日常を体験してもらいました！我々実行委員会が思っていた以上に、たくさんの人と人との出会いがあり、その場にいた人全員が笑顔になれるような、とても楽しい時間を過ごすことができました！その模様を以下に、紹介いたします！

▼全体行程

【参加者同士のご対面】＠船渡来流亭

前泊されていた方や島内から参加の方もいらっしゃいましたが、初日の12:40より参加者と実行委員が初めて顔を合わせました。出身や年齢もバラバラですが、「なぜ今回参加しようと思ったのか」や「海士町の何に興味があるのか」など自己紹介も交えながら、お互いのことを知ることができました！

次はいよいよ、なかなか観光では訪れることのない、「豊田」地区と「御波」地区に移動です！！

【豊田】イカの一夜干しづくり体験〜和泉荘で夕食

海士町の東に位置する豊田地区。無人島松島を眺める美しい港を横目にまずはイカの一夜干し作り体験を行いました。島のお父さんお母さんにレクチャーを受けながらのイカ裁き、簡単そうに見えて実は難しい行程をなんとかクリアしてオリジナル一夜干しを作りました。
その後は、島のばっばと呼ばれる島宿 和泉荘さんの女将・和泉ちをりさんと島の元気印こと長松久美さんと一緒にお茶の時間と一緒に夕飯作り。途中で港へ散歩に出かけたり、ご近所さんとおしゃべりしたり。田舎のおばあちゃんのお家に帰った気分でみんなでわいわい楽しみました！

簡単そうに見えてじつは難しい！島のおとうさんおかあさんのサポートが必須です！

一生懸命捌いたイカ！美味しい一夜干しができますように！

みんなでお茶休憩。まるでおばあちゃん家に帰ったみたい。

豊田港周辺をお散歩。海も空も美しすぎる！！

みんなで夕飯作り！ちをりさんのレクチャーを受けながらみんな真剣そのもの！

夕飯を作っているとご主人が「魚もたくさん食べていきなさい」とたくさんのお魚を持って帰ってくれました！

みんなで作った美味しいカレー！さあ、いただきます！

【御波】御波お散歩〜夕食BBQ

海士町のちょうど真ん中付近に位置する御波地区。社交的な人が多く、海士町の中でも地元の方とIターンの方との交流が活発な御波では、最初に御波周辺の神社を巡りつつ、御年93歳で、今もなお現役の語り手として活躍されている濱谷さんから、現在まで海士に伝わる昔話と海士弁の解説講座を実施していただきました。その後は、夕食のBBQの準備をしつつ、フライング気味にお酒も飲み始め（笑）、20:30ごろまで、名物の隠岐牛や地元採れたての魚やイカを囲みながら、参加者と地元の方とがどんどん打ち解けていきました！

みんなで海沿いをお散歩。青い空と海が映えますね。

由緒ある神社へ。太陽の光が神秘的です！

濱谷さんによる昔話。挿絵の紙芝居も海士町出身の方に描いていただきました！

夕方からはBBQ！島の海鮮とお酒で盛り上がりました。あれよあれよという間に地域の方もたくさん来てくださり、一見すると誰が参加者なのか分からないほどに。笑

【和泉荘】スナックちをり開店！

イカ釣りに出かけていた豊田チームとBBQをしていた御波チームが合流し、皆で「スナックちをり」へ。なんとこのスナック、お宿「和泉荘」の中にあるものなのです！宿の中にBARカウンターがあるなんておしゃれすぎますね。参加者の方も実行委員も地元の方も、みんな1日の疲れを癒しながら、美味しいお酒や手作りのおつまみ、釣ったばかりのイカと一緒に、楽しい話に耽っていました！

宿の中にこんな素敵なBARカウンターが！どんな悩みも言いたくなる？

釣ったばかりの新鮮なイカ！お酒がすすみます！

参加者の声

黒澤さん（20歳男性、島内から参加）

新井さん（55歳男性、東京都から参加）

▼7月のオープンアイランドの概要はこちら