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カネコアヤノに救われる夜


救われる曲ってありますよね。

つらくて死にたくて苦しくてどうしようもない夜
寝ても覚めても、全然リセットされなくて
人生はまだまだ続いて、これからも続いてくのが
こわくてこわくてたまらなくて。

どうしようもない自分は、
自分がどうにかするしかなくて。
自分を救えるのは自分だけ。
それがとてつもない絶望。

でもこの曲を聴くと、なんとか大丈夫、
まだ立っていられるかもって思える曲。

わたしにとっては、
それがカネコアヤノさんの曲です

どの曲も大好きだけれど
去年1月にでた、タオルケットは穏やかな
というアルバム。
リアルに、100回以上聴きました。

どれも優しい。
自分の中のいろんな葛藤、くるしさ、
生きづらさ、それたちを全部ぎゅっと
抱きしめてくれるような曲。

特に、
季節の果実、予感、タオルケットは穏やかな
がだーいすきです。

本当は、関わるすべての人に優しくありたい、
全部を愛したい、いい人でいたい、
でも上手くできなくて、
けどそれで大丈夫だよって言ってくれてるような。
大事な人には優しい自分でいるけど、
全てを愛す必要はないよって。

君だけはいつでも笑っていいんだよ
っていうところも、どんな私でも大事にしたいって思える歌詞です。

タオルケットは穏やかな は、
わたしはいつも白黒つけたくなるし
正解か間違いかを答え合わせしたくなるけど、
愛であっても曖昧なことはあるし
わからないことがあったって大丈夫だよって
言ってくれてるような。

シャツの襟は立ったまま の部分、

日焼け止めが黒いスカートについたり、
靴はだいたいちょっと汚れてて、
全然完璧じゃなくて不器用なわたしのことを
当てはめれて、それでもいっかって思える。

怖い夢なんて忘れてしまおう
鈴の音が鳴る方へと
安心する声の方へ
大丈夫と抱きしめて

というとこで、何回涙が出たか。
毎回、心の底から安心する。
わたしは、夢でさえ怖いと忘れられなくて
夢占いして、不安になって
まだ起こってもないことを考えては不安になる。
ひとりぐるぐる考えて、暗い底に落ちそうになる。
昔から希死念慮が強いので、もう死んじゃおうって思う。
でもここを聴くと、
だいすきな友達の顔を思い出す。
それで、大丈夫大丈夫って自分に言い聞かせれる、あったかくて涙が出る歌詞です。

よすがのアルバムも大好き。

燦々はもっと大好き。

カネコアヤノさんだけは、これからもたくさんライブに生きたい。この人の曲を聴くために生きていきたい、
そう思えます。

みなさんの救いの曲があれば教えてください。

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