チャグチャグ馬コ追っかけ日誌⑥

チャグチャグ馬コは毎年6月上旬の土曜日に行われる。

その前日となる金曜日に鬼越蒼前神社付近で写真撮影会が開かれるという。

現場の雰囲気を味わっておくいい機会でもある。前半のみ参加してみた。

■写真撮影会の概要■

・時間は11:00～14:00

・鬼越蒼前神社境内でのフォトセッション

・馬コ数頭が農道付近を練り歩くミニパレード

ミニパレードは午前と午後の2回行われる

イベント当日に行進するすべての馬が揃うわけではないが、来場者との距離感は近い。

｢目線ください」にも気軽に応じてもらえる。

イベント当日はそれどころではないと思うので、馬の写真を撮りまくりたいという人にはおすすめだ。

馬の親子
午前の部はこの甘えん坊の子馬がほとんどもっていった
以下、見ていこう

他の馬コが写真撮影に応じつつ

お偉いさんが挨拶などしている最中に

子馬ちゃん、眠くなっちゃったんだろうね
不意にうつむいたかと思うと

その場にゴロン
おねえさんも呆れ顔である

突然の出来事に他の撮影者も寄ってくる中……

寝ながら草を食むという自由っぷりにキュン♡ですよ

■ミニパレードは撮影しやすい■

イベント当日との比較論ではあるが、当日は60頭を超える馬が参加し、観客も多い。

撮影場所は早めに行って確保しなければならない手前、ポジションが制限されてしまう。

たとえば、鳥居前で出発する馬を一頭ずつ撮影するのは、それほど難しくはない。

だが、農道は離れた場所にあるため、行列を先頭側から撮影することはできなくなる。

その点、ミニパレードは馬も観客も少ないため、鳥居前で撮ってから農道に移動できる。

いいとこ取りができるのだ。

鳥居前を出発した馬コ
こんなに小さな子も参加するんだ

農道を行く行列
ミニパレードはこの道を往復する
イベント当日は復路は通らないので、ある意味レアな写真

路上からの撮影も自由にできる
イベント当日はパトカーや先導車も通るため、路上を横切ろうとするとスタッフに制止される

右にいるカメラマンたちのポジションも当日はNG
岩手山を背景に狙う撮影者の邪魔になるため怒号が飛んでくる
意外に厳しい現場であることは記しておく

はからずも午前の部の主役だった子馬ちゃん
手を振ったら不思議そうにこちらを見ていた

【結論】馬との距離感が近く、撮影しやすい写真撮影会は断然おすすめである

午前中で会場を離脱して、盛岡周辺で取材してきた場所は10か所以上におよぶ。

こちらについては別項にて紹介する。

［鬼の手形とムカデ姫①につづく］