チャグチャグ馬コ追っかけ日誌④

行列は天昌寺交差点から県道4号へと続く盛岡市道に入った。

舘坂橋の手前で北上川沿いを進み、材木町商店街の第2休憩ポイントに向かう。

■12:18 天昌寺交差点■

13分遅れで通過。

盛岡市道はこの時間帯は交通規制により片側車線となる
反対側の車線は馬専用となるため撮影ポイントとしては有効

天昌寺交差点から舘坂交差点までは距離にして1km弱
見物客も少ない。穴場といえよう。

■12:34 舘坂交差点■

14分遅れで通過。

疲れが出る時間帯でもあるが子供たちは元気だ

市長さんも元気(^^)

■12:51 夕顔瀬橋■

16分遅れで通過。

橋のたもとに河童像を発見。

河童の伝承とあっては立ち止まらざるを得ない

馬を溺死させる悪い河童で、お百姓さんたちに懲らしめられて「もう悪さはしない」と誓ったそうな

子馬かわいすぎ
ちょっぴり眠そう

■12:56 材木町商店街■

16分遅れで到着。

北上川を利用した舟運により大量の木材が岩手町に運びこまれた。

近江商人が移り住んだことで商店街が形成され、材木町と呼ばれるようになったという。

宮沢賢治に関するモニュメントが多数あった
また来てゆっくり見ようっと

近くにいたスタッフが映像カメラマンに「ニンジン撮って」と指示を出していた。

観客の中から希望者を募って馬にニンジンを食べさせるイベントが行われるらしい。

大人の見物客は慣れた手つきでニンジンを与えている
馬も美味しそうに頬張っていた

子供の希望者がニンジンを受け取り、馬の前に立った。

引きこの男性が「馬がちゃんと食べるまで手を離しちゃダメだよ」とアドバイスする。

子供は馬の口の前にニンジンを差し出した。

馬が口を開けて食べようとすると、怖くなったのか手を離してしまい、ニンジンが落ちてしまう。

そんなやりとりを何度か目撃した。

馬コのもぐもぐタイム
はじめて馬を見る子にとってはちょっと怖いかも

盛岡は都会であり、盛岡の子供たちは都会っ子である。

馬を見るのはこれがはじめて、という子も少なくないだろう。

意外なようでいて、よく考えてみれば当たり前なリアルを見せてもらった。

［いよいよクライマックス。⑤につづく］