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チャグチャグ馬コ追っかけ日誌③

ここからはイベント当日の模様をお伝えする。

早朝から志波城公園を見てきたのだが、これについても稿を改める。

■08:30 出発前■

鬼越蒼前神社に到着。

すでに出発準備を整えた関係者は観客の写真撮影に気軽に応じていた。

馬コの装束は一説によると防具としての意味もあり、その重量は60kgにもおよぶ

装着には細かい決まりがあることから、スタッフは早朝から準備を進めるという。

馬1頭につ引きこが2名、付き添い1名、乗るのは子供1名という決まりもある

市長が乗ったりもするので例外はあるようだ。

滝沢市長・武田哲氏が乗る馬コ
近くによるとその大きさに圧倒される
拝殿に一礼してから隊列を整える

■09:30 鬼越蒼前神社を出発■

撮影スポットとして有名な農道で待機。

岩手山を背景に田んぼに映り込む行列を撮影するのが定番なのだという。

得てしてそういう場所は撮影者が群がるので、少し離れた木陰から撮影した。

盛岡八幡宮まで約14km
約4時間半にもおよぶ行進がはじまった
晴天に恵まれ暑くなりそうな予感
水分補給はこまめにとりましょう

コロナ禍を経て3年ぶりに開催した2023年は過去最高の18万4000人の観客を集めた。

2024年は近年ではもっとも多い67頭の馬が参加(※)。

(※先導車のアナウンスによる。各社報道と食い違う部分もある)

農道は狭く、いったん行列をやり過ごしてからでないと移動できない
しかもこの時点で、馬コの後に続く観客の行列ができあがりつつある
最終的にはどうなってしまうのか

緊張感を持ちつつ、こちらも移動開始。

■10:20 ビッグルーフ滝沢近辺■

予定より15分遅れで通過。

両手を広げ、観客に笑顔で挨拶する武田哲氏
市長、さすがです!

岩手県警のパトカー、先導車に続いて滝沢市長・武田哲氏が乗る馬コが通り過ぎる。

チャグチャグ馬コの当日は晴れるというジンクスがある。

この日の早朝は曇り空だったが、この時点ですでに快晴。

序盤ですでにこの人だかり

■10:48 東北自動車道高架下付近■

行列に巻き込まれたら脱出不可能という要注意ポイントである。

撮影スポットとしてはどうかと思うが見物客は多い
先頭の市長さんばかり撮っていると同じ絵面になってしまうので他の馬コも(笑)
この子も楽しそう
馬コに乗れたのは一生もんの思い出だよ
11:00に穴口交差点を通過
おおむね順調といえる

■11:20 盛岡ふれあい覆馬場プラザ前■

予定より10分遅れて到着。ここからは盛岡市。

イベント会場としての覆馬場プラザ
露店なども立ち並び、ご覧のにぎわいである

覆馬場プラザは明治42年、屋内における兵馬の訓練場として建てられた。

現在はスポーツ施設としてだけでなく、イベント会場としても利用されている。

休憩場所は施設内ではなく路上

第1休憩ポイントでもあるのだが見物客でごった返しており、人馬ともに休憩になったかどうか。

休憩時間30分の予定を5分切り上げての出発となった。

[④につづく]

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