第24章 リバーストーンの守護者 (Riverstone) 〜変化の加速 「石の精霊の叡智」Michael Katz(著)
「リバーストーンのガーディアンに会う準備はできていますか？」
「はい」とマイケルと私は答え、さらなる冒険に心を弾ませた。
洞窟の床が固さを失い、私たちは地中に沈んでいった。どのくらい深く沈んでいるかはわからなかったが、何マイルもの岩が私たちの横を通り過ぎたように見えた。私たちが移動するにつれて、圧力が増し、地球の原子と原子の間隔が狭まっていくのがわかった。
足が水の流れる岩の層に到達したとき、私たちは立ち止まった。「この水の流れる岩の中で、リバーストーンのガーディアンに会います。」
とソーダライトは言った。
私たちは再び、今度は濡れた石の中に沈んでいった。岩の中に入ると、全細胞のエネルギーの流れが速くなり、体全体が速くなるのを感じた。同時に、私の細胞は非常に感受性が強くなっているようだった。そして私はすべての考えを捨て、リバーストーンのガーディアンの言葉に心を開いた。
私があなたと一緒にいられるのは、ほんの短い間だけです。リバーストーンのガーディアンとして、私がもたらす激しいエネルギーと変化の力に注意を向け続けることが私の責任です。私は常に、自分が起こす変化に対応し続けなければなりません。
私の目的は地球のためであり、地球のために私は生かされているのです。私が地球に影響を与えるのと同じような方法で人間に影響を与えることができるのは、私の岩石が球体に形作られ、男性や女性が身につけるときだけです。
地球が経験する運動や大変動によって、リバーストーンの一部が地表に現れることもありますが、私は地表の奥深くに存在しています。私は地表からさまざまな深さの所で、地球のために最大の力を発揮します。私は地球全体に散らばっていますが、見かけほど豊富ではありません。なぜなら、私の力はとても強いからです。私が地球から取り出されると、私はもう地球と一緒に働くことはありません。
流れる水の力
リバーストーンには電荷が走っています。その電荷がエネルギーを引き寄せ、流し、動かします。奔放な野生の馬のように、リバーストーンのエネルギーは縦横無尽に駆け巡ります。私は自分の中でエネルギーを生み出しているのではありません。その代わり、私は水の動きによって放出される一種のエネルギーを吸収しています。リバーストーンの内部で、このエネルギーは1つの分子から次の分子へと移動します。そうすることでエネルギーは変化し、速度、強さ、パワーを増していきます。
私のエネルギーは変化を促します。別の岩石、クリスタル、またはある要素が変化を起こすために私のエネルギーを必要とするとき、それに応えるため、私は磁力を生み出し、そのエネルギーを送るのです。そして岩石やクリスタルを活性化し、彼らが使命を果たすことができるように導きます。
私のエネルギーの動きは、滑走路でスピードと勢いを得て空へと飛び立つ飛行機に例えられます。
私のエネルギーは、リバーストーンの1つの分子から次の分子へと流れるにつれて勢いを増し、地層へと放出されます。滑走路が長ければ長いほど、飛行機は離陸する前に速度を集めることができます。同じような理由で、リバーストーンは長い鉱脈ライン上に存在することがわかっています。私のエネルギーが放出されるのは、鉱脈の末端か、鉱脈に沿った、それが必要とされる場所です。
魂があなたの体に宿っていなければ、心臓がポンプ機能を果たさないのと同じように、リバーストーンも、この惑星自体が生きて成長していなければ、宇宙に浮かぶ生命のない岩の塊にすぎず、機能しません。変化が成長に必要であり、成長が生命に必要であることはあなたもご存じでしょう。
惑星の生命エネルギーは簡単に停滞し、変化しなくなります。私はそれを防いでいます。とりわけ、私のエネルギーは地殻のプレートの動きを助けています。大陸が互いにぶつかり合って動くエネルギーは、どこからか来ているはずです。それは地球の地表の下にある生きた岩石から来るのです。
変化の加速
人間はそのほとんどが水でできていることから、私の力は特に人間に強力な効果をもたらします。私は人間に備わる、変容に必要な膨大な潜在エネルギーの源に触れることができます。
人間の体は岩ではなくオーラに包まれているので、私はオーラにエネルギーを提供します。リバーストーンの球体の束を首にかけると、私のエネルギーはあなたのオーラ全体を刺激することに集中します。私がオーラにエネルギーを与えると、その結果、あなたがカルマと呼ぶものも含めて、あらゆるものが加速されます。体がその時経験している活動モードが何であれ、加速されていきます。
体が浄化モードにあれば、浄化は加速され、体がある種のヒーリングモードに集中していれば、ヒーリングは加速されます。しかし、リバーストーンを使うときには注意しなければなりません。なぜなら、私は病気の周波数すらも加速するからです。
ですから、どのヒーリングモードに焦点を合わせるのか、明確で具体的でなければなりません。リバーストーンを身につけると、全身の細胞の振動速度が速くなります。これは体のエネルギーの渦の向きを変えるわけでも、代謝率を上げるわけでもありません。単に全体的な振動数の上昇につながり、それが体全体の変化を引き起こすのです。
マイケルには詳しい説明が必要だった。「ある方向への動きが速くなることで、変化の必要性が早く起こるということですか？ また、ある状況を解決したり、ある経験をより早く乗り越えたりするということですか？」
そうです。 その両方を意味します。このような効果がどのくらい早く現れるかは、リバーストーンをどれだけ長く身につけるかにかかっています。また、あなたが望む変化に対し、どれだけ規律を保ち集中できるかにかかっています。クリアな焦点を持ってリバーストーンを身につけた場合と、そうでない場合とでは結果が異なります。
変化に焦点を合わす
私が、リバーストーンを「焦点なしに」身につける、と言うとき、それはあなたの人生の方向性、目標、または夢がない状態で身につけることを意味します。それはまた、他の金属や宝石、またはアースストーンなしでそれを身に着けていることを意味します。あなたが変化に焦点を当てていないということは、あなたの人生がいつも通り続いているということです。あなたは朝起き、日中仕事に行き、夕方帰宅し、夜眠りにつきます。
焦点を絞らずにリバーストーンを身につけると、方向性のない変化が起こり、混乱が生じます。方向性のない変化は、あなたの見た目、態度、感情、日常の状況、またはある刺激に対する反応に現れることがあります。しかし、リバーストーンをこのように身につけることは、マンネリ化した状況や目標達成を妨げている状況から抜け出すため、ツールが必要な場合に役立つかもしれません。実際、そう意図すること自体が焦点となり得ます。
私は、リバーストーンのエネルギーがオーラのどこまで深く入っていくのか知りませんし、感情レベルで止まるのか、精神レベルで止まるのかも知りません。リバーストーンが取り除かれるとすぐに、変化の背後にある力は止まります。
リバーストーンが道具として役に立つのは、確かな焦点を持って着用される時です。これはまた、リバーストーンが、他のアイテム、アースストーンやジェムストーンと一緒に着用される場合も対象となります。
このことを説明する例として、ゴールドを使います。 あなたがゴールドの指輪をしているときにリバーストーンを身につけていたら、ゴールドの意識をかき立てます。ゴールドが体へ与える影響はより鋭くなり、その結果、あなたはゴールドの影響をより理解するようになります。このようにして、私はゴールドの周波数があなたにもたらす経験を完了する手助けをします。
このような効果は、あなたが他のジェムストーンと一緒に私を身につけたときにも起こります。
例えば、ある種のジェムストーンに特化した経験や変化をあなたがより迅速に経験できるようお手伝いします。例えば、そのジェムストーンが特定のヒーリング効果を持っている場合、この効果は加速されます。そのジェムストーンがバランスをとる効果を持っているなら、私はバランスへの動きを早めます。
しかし、あなたの人生が加速するにつれて、バランスを超えたところに向かっていると見えるかもしれないことに注意してください。これは私が効果として述べたことと矛盾するように見えるかもしれませんが、実際にはそうではありません。実際、アンバランスを生み出しているものを手放すスピードは、ずっと速くなります。
瞑想やスピリチュアルな瞑想がお好きなら、静かな時間の合間や、あるいはその直前に、リバーストーンを首にかけるとよいでしょう。スピリチュアルな訓練を積むとき、自分の中のスピリチュアリティに集中しますが、これは実に強い集中力なのです。
私が瞑想や瞑想の補助として使われると、あなたの全存在が活気づきます。そして、より深いスピリチュアルな体験につながる変化が起こるよう、手助けをします。
内なる目標により完全に注意を向けることを妨げているのは大抵身体のブロックです。私の働きとあなたの内側へ向かうフォーカスが、集中を妨げているものを分解し、変化させ、解決へと導きます。そうすることで、より完全に集中できるようになるのです。
リバーストーンを球体にして使うことは人間の創意工夫と智慧の一例にすぎません。あなた方に生命を与えてくれる地球に、生命を使いこなし、あるいは人生を切り開いて行くための道具を求めるのは賢明なことです。
あなたたち人類は知的です。リバーストーンのような道具を使ってきっとたくさんの用途を発見できるでしょう。柔軟性や臨機応変さの度合いがあなたの限界を決めます。
あなたは今、私の基本的な性質を知り、私がどのように働くか、そのいくつかの例を与えられました。私を道具として使ってください。私が球体の形で使用され、人間や動物のオーラによって目覚めたとき、私はとても強い力を発揮します。
私を知った以上、敬意と責任を持って使ってください。以上です。
「ありがとう」とマイケルが言った。
私たちは水の岩から引き上げられ、ゆっくりと浮上した。そしてソーダライトのガーディアンが、明るい太陽の下で休むように勧めてくれた。生命を与える暖かい太陽の光で元気が回復し気分がさわやかになったように感じた。しかし、私たちは完全にリラックスすることはできなかった。なぜなら、まだ自分たちの使命が完了していないことを認識していたからだ。私たちの意識はロードナイトとその守護者から得られる知識に向けられていった。
►第25章 ロードナイトの守護者
https://note.com/open_art/n/n78dce65ba40c
►リバーストーンの使い方、選び方
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