『のぞきみカフェ』メディア芸術祭ありがとうございます&良い場所探してます!
2019年5月に3日間だけ開催した伝説のイベント「のぞきみカフェ」を第23回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選出していただきました!自分が作ったものをアーカイブしておくことが死ぬほど苦手なきだの代わりに相方が応募してくれていたのですが、なにせ予算から体験人数からすべてが小規模なイベントだったため、選んでいただけたことに驚きです。というか周りからも『見落とさなかった審査員がすごい』という声があがっています。笑
どんなイベント?という方はまずこちらの記事をご覧ください。
なんせ自分が作ったものをアーカイブしておくことが死ぬほど苦手なので、言語化にも苦労したのですが、ARG情報局の石川さんが書いてくださっていたレポが素晴らしくて、とても助かりました。
私は世界規模でイマーシブシアターのオタクなので、取材に来てくださったライターさんが『イマーシブシアター』って書いてくれていたのも「あああ恐れ多いんでなんか違う表現に…!」と修正してしまったほどのチキンハートなのですが、何故そう感じたかまで丁寧に分析してくれていて、少し自信に繋がりました。
のぞきみカフェは、個人的に実験してみたいことがあり可能な範囲での開催だったので、早々に売り切れてしまったこともあり、参加席で体験出来た人は100名ぐらいしかいません。見学席含めても250名程。その後トークイベントなどで惜しげも無くネタバレをしてしまったのですが、まだ「体験したい!」って言ってくださる方も多いので、これを機に再演を検討したいなと思っています。
ただ、ちょっと特殊な場所が必要でして…以下のようなカフェ・喫茶店を営んでいる方がいらっしゃいましたらぜひご相談させていただきたいです!
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・のぞきみ席のレイアウトをご相談できる
・できればドーナツが出せる
・珈琲が美味しい(ただのこだわりです)
・窓がある(大きめだと嬉しい)
・できれば休日使わせていただける
・お客さんが使えるwifiがある
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前回使わせていただいたHIGUMA Doughnuts × Coffee Wrightsさんもめちゃくちゃ素敵だったのですが、通常営業後・夜のみの公演になってしまうので、面白がってくださる場所がありましたら、役者さんにご相談して再演にチャレンジしたいです。
そして、ここで実験したことを活かして最近はこのような物語体験を作っています。
<銀座 有賀写真館物語>
<泊まれる演劇 MIDNIGHT MOTEL>
イベント、エンタメ、観光業界的にはとてもとても辛い時期ですが、私は体験型のイベントだからこそ、皆さんに感じ取っていただける心の動きや、未来へのワクワクや、新しい物語の可能性があると信じています。押しつぶされそうな毎日ですが、決して手を止めずに粛々と作り続けています。私が作っているものは、お客さんに来ていただいて初めて物語が完成するものなので、4月も5月も6月も楽しみでなりません。「有賀写真館」も「HOTEL SHE, KYOTO 」も舞台装置としてとても素敵な場所なので、是非いらしてくださいね。まったく作風違うんでどちらもいらしてくださいね!
そして、明日からは東京ミステリーサーカス・ヒミツキチラボ365のプレオープンです。某ウイルスの影響で色々大変すぎて、無事プレオープンできたらたぶんちょっと泣く。きだは3/13に『体験ジャンキー』というイベントをやるのですが、ここ最近体験した海外の面白いイマーシブシアターについて惜しげも無く話す上に、最高なパーティクリエイターのアフロマンス氏がゲストで来てくれて深い話をたっぷりする予定なのでこちらも是非。
メ芸のご報告のつもりが、つい沢山書いてしまいました。それでは〜!