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シティーリーグシーズン5 ベスト4 悪アルセウス+連撃ラオス


はじめに


初めまして。熊本のローカルチームOPDとして活動しているぐっちー(@gucchipoke)といいます。今回、なかなか面白いデッキが個人的にはできたと思うので、シティーベスト4という微妙な結果かつ、すでに都会の方ではデッキがメジャーなものとして普及しつつあるようですが、noteを執筆しています。
無料部分にはレシピとどういった経緯で自分がこの構築に至ったのか、有料部分では各デッキに対する回し方と各カードの採用理由、今後の環境予想を述べようと思います。
デッキへのアプローチが他の方の悪アルセウス+連撃ラオスとは異なると思っているため、無料部分だけでも読んでいただけるとありがたいです。

デッキレシピ

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  デッキコード : pypRyM-84CZkr-yXpyyp

構築経緯

今回のデッキは、バトルクロスロードおよびシティーリーグにむけて調整を行っているレシピでした。当然環境考察を行い、以下のようなtierになると考えていました。

tier1
ミュウ
tier2
アルセウス系統(メッソンライン+非エクファイヤー、悪、バレット、雷)
白馬アルセウス、アルセジュラルドン
ドガスファイヤー、テンタクル、連撃ウーラオス
tier3
一撃系統(ゲンガー、ウーラオス)、連撃インテレオン etc...

圧倒的tier1は皆さんも考えるようにミュウで、それをその他のデッキがそれを追いかける形だと思います。練習段階で様々なデッキとミュウを対戦させた場合、ミュウ側が理論上は勝利するマッチがほぼすべてであり、かつその理論値の達成が不可能なラインではないという結論に至りました。
ではなぜミュウを握らなかったかというと、自分はプレイングに自信がなくミラーで勝てる気がしないことと、根拠のない話で申し訳ないのですが、自分はいわゆる引きというものが絶望的に弱いことからです。

このような環境考察から、ミュウ・白馬・アルセウス・非V系統に勝てるデッキを持ち込む必要があると考え、それを最も達成できそうなアルセウスバレットを試していました
まず最初に、2月6日のバトルクロスロードで自分が使用したリストを載せます。

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各デッキに対して有効なVポケモンをアルセウスで補助しつつ戦い、こちらはタフネスマントで耐久を上げて攻撃を耐えることをコンセプトにデッキを組みました。バトクロの結果は予選4-2同率16位で、じゃんけんに負けてトナメ進出はならずでした。この時、こだわりベルトの存在により、タフネスマントではVポケモンの耐久ラインが足りないと感じました。

その後、チームメイトの増田順一GXとIKがこれを調整した悪アルセウスバレットのデッキを作成しました。以下に、増田順一GXがシティーリーグで使用しベスト8であった悪アルセウスのレシピとnoteのURLを記載しておきます。よければ覗いてみてください。

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非V山盛り悪アルセウスシティリーグベスト8(全文無料)https://note.com/gods/n/n32369a7e1881

このレシピでは、アルセウスをメインとし、ノコッチで弱点を消したアルセウスが攻撃したのち、加速したVポケモンで攻撃していくことになります。
この時点で環境に多いデッキは、ミュウ・白馬アルセウス・非V系統(テンタクル・フーパファイヤー)だったので、ここから以下のようなVポケモンを採用することで対応したデッキを作成し、シティーリーグに持ち込む予定でした。

図1

以下に、シティーリーグの1週間前時点でのレシピを載せておきます。

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このレシピで、様々なデッキと先手後手入れかえで練習をしたところ、その日後攻が勝ったのが一回だけというような極端な先行有利になりました。当たり前ですが、2-2-2や1-3-2をお互いサイドプランとする場合、先にサイドを獲得した方が勝ちます。弱点で相手のバトル場のポケモンを気絶させる場合、耐久の比較的高いアルセウスではなくVポケモンが攻撃しているので簡単に気絶させられます。これに対し、非Vを多く採用し、始めの1ターン目にバトル場に置くことで1-2-2-2の押し付けによりそれを回避するようなコンセプトをとっていました。しかし、自分のプレイングの問題もありそうですが、思っているよりも再現性が低いとこが勝率に現れていました。

図1

そんな中、シティーリーグの入賞レシピで連撃ウーラオスを採用しているレシピを見つけました。そのレシピは悪ウーラオスのメッソンラインがアルセウスでもいいのではないか、というアプローチからデッキが作成されてましたが、バトル場をワンパンできなくてもキョダイ連撃でそこを回収しつつクロバットや非エクのポケモンを気絶させることで、サイドレースのスキップができるかつ、VMAXの耐久で一度攻撃を耐えられる点がデッキに求めている要素とかみ合っていると思い採用しました。

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こうして出来上がったレシピを調整していきかなり満足のいくものができました。シティーリーグ本番の二日前に福岡で同じようなレシピが優勝し、そこにイベルタルが採用されていました。ミュウ対面で後述する役割を果たすために必要であると考えて自分でも採用しデッキが完成しました。もう一度、当日のレシピを載せておきます。

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