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非V山盛り悪アルセウス シティリーグベスト8(全文無料)

はじめに

ウッウロボは破きます! キャーーー!!!
こんにちは。OPDというチームに所属している増田順一GXと申します。
今回はシティリーグで使用した悪アルセウスのデッキ構築とプレイングについて解説していきます。
結果はベスト8と奮わなかったのですが、環境TOPであるミュウVmaxに勝てるデッキであること。その他環境デッキに5分以上取れるデッキであることからこれからシティリーグに参加される方に有益な情報になるといいなぁと思い筆を取りました。最後までみていただけると幸いです。

環境考察

tier1 
ミュウV max 白馬アルセウス
tier2 
アルセウスジュラルドン 連撃カラマネロ 連撃ウーラオス
tier3 
悪アルセウス フーパファイヤー

環境序盤でこれからまた変化していくとは思いますが、現状このような形で考えていました。

デッキ選択理由

実質三神ガラルファイヤーだから。
私はCレギュレーションで三神というデッキをオルタージェネシス発売からCレギュレーションがおちるまで一生擦り続けました。私と三神の思い出はこちらから。是非時間がございましたら見てみてください。ちなみに私は人生かかった国家試験まであと20日ほどですのでポケカしてる時間もnote書いてる時間もないです。


冗談は縦置き
本当のデッキ選択理由としては、tier1であるミュウV Max、白馬アルセウスに勝てるデッキであると感じ使用しました。シティリーグの性質上1敗まではギリ許されて、最近のデッキ分布的に予選の半分はミュウV Maxと白馬アルセウスに当たるのではないかと過程していたため、そこに勝てる悪アルセウスはいい位置にいるのではないかと感じていました。周りでも悪アルセウスを握っている人は多くなく、対面練習も薄いデッキであるというのもデッキ選択の一つです。

デッキレシピ



見ての通り非Vポケモンが5枚と既存の悪アルセウスより多めに入っているのが特徴です。このデッキは非Vポケモンが少ないとミュウV maxにも白馬バドレックスにも勝てないデッキであると思います。その理由は後ほど説明します。


採用理由


Vポケモン

アルセウスV VSTAR  3-3
このデッキの基盤となるカードです。
初めはアルセウスをなんとしても場に置きたく、4-3としていましたが、枠の都合上3-3としています。基本的に2ターン目にはスターバースを打ってアルセウスV STARで殴ることが多いので1ターン目にアルセウスVを置けないとなると少しきついです。気持ちでいうと三神に1ターン目手張りできなく他のポケモンに悪エネ手張りで番を終了したくらいの感覚です。(わかりやすい!)
アルセウスVさえ場に置ければアルセウスに手張りできなくてもスターバースがあるので邪炎の翼 付け替え 手張りなどなんとかなります。

ガラルファイヤーV 2
ミュウV Maxをしばくカードかつ、場の潤滑剤となってくれます。2枚となっていますがメタモンVを採用しているため実質ミュウ対面など3枚あることになります。後ほど解説しますが、ミュウ対面でトリニティノヴァの後、場にガラルファイヤーorメタモン V2枚以上置かなければならないので一枚サイド落ちしたとして山に2枚有ればいいのでこの枚数になっています。

ガラルサンダーV 1
アルセウスV STARをワンパンできるカードです。今の環境でアルセウスV STARを2パンして倒す時間はないです。ちょくちょくいるムゲンダイナV Maxにもこの一枚で有利に進めることができます。メタモン Vと合わせて実質2枚あるので2回アルセウスを1パンできますし、ムゲンダイナ対面もムゲンダイナの押し付けを回避することができます。

ザマゼンタV
白馬アルセウスに勝つなら必須です。ないと白馬バドレックスV Maxを押しつけられて勝つことができません。白馬戦はとりあえず、ザマゼンタVと鋼エネルギーが落ちてないことをお祈りしましょう。初手ハンドに来た時のおうじゃのかまえも活躍する時があります。

メタモン V
対面で戦うポケモンを変えるこのデッキにおいてこのカードは最強の役割を果たします。先ほどから言っている、実質○枚目。対面ごとに採用枚数を1枚増やしているカードになります。アルセウスVにもなれるカードなので初手にメタモンVがきてアルセウスVを置けなかったときも2ターン目無理やりアルセウスV STARに進化してスターバースをうつこともできます。対面によってはガラルファイヤーVも先ほどの理由から3枚必要ですし、ガラルサンダーVも2枚使います。しかしそんな枠はありません。メタモンVを採用することでデッキの枠を最低でも1枚以上は空けれていることになります。

クロバットV 1
2枚欲しいときもありますが、このデッキは非Vを盤面に2枚置くことが多いのでベンチが狭くなりがちなことから1枚です。アルセウスVとエネルギーを探しにいくのに1ターン目に使うことが多いのでサイド落ちしたらきつくなるので2枚採用したいところではあります。

ネオラントV ワタシラガV 1-1
強い!かわいい!

非Vポケモン

まずこのデッキの非Vポケモンを何故5枚も採用しているのかという理由から説明します。
既存の悪アルセウスの弱みというのはサイドが2-2-2で取られることです。アルセウスV STARがHP280といってもミュウVMaxや白馬バドレックス、ガラルサンダーVなど容易にワンパンで倒してきます。Vポケモンが耐えることはないと考えるほうが良いとおもいます。その中で非Vを多く採用し、始めの1ターン目にバトル場、ベンチに一体ずつ置くことで1-2-2-2の押し付けができます。相手にサイドを1枚とらせることはとても大きく、1取られた返しに2枚サイドを取って2-2-2や、1-3-2など先手後手を逆転することができます。ガラルファイヤーVやガラルサンダーVなど環境の弱点を突くことができるのでこちらから毎ターンサイドを取ることはしやすいデッキではあります。
これらの理由から相手にサイドを1枚採らせるということが大事であると言えます。そのほかにもガラルファイヤー(燃え上がる怒り)ザマゼンタVの技が相手のサイド枚数で打点があがるので最高打点が270まで伸びるという利点もあります。いかにサイドを1枚押し付けることができるかが勝率に大きく関係していきます。

フーパ(アサルトゲート)  1
後手1や先2から90点あたえつつ先ほど言ったサイド1枚の押し付けができるカード。後攻1ターン目にVポケモンを前に置いておきたくないので殴りながら非Vを前に出せるこのカードはとても強いです。

ガラルファイヤー(燃え上がる怒り) 1
単体性能が高すぎるため採用しています。邪悪チャージでエネをつけて自身で殴ったり、付け替え用途にできたりと相性がいいです。終盤の上振れ要素としても活躍します。

ノコッチ 1
アルセウスVが環境に蔓延してる以上闘弱点をついてくるポケモンは数多くいます。アルセウスV STARはワンパンされるものと思ってプレイをしていますが、アルセウスV STARが耐えてしまえば勝ちに大きく近づきます。その勝ち筋をだしてくれるので採用しています。

ガラルジグザグマ 1
主にトリニティノヴァの足りない打点を補うために採用しています。2ターン目に打つトリニティノヴァが大体ダブルターボエネルギーを張って打つため200-20+30(こだわりベルト)=210となり、多くのVポケモンは倒せるのですがHP220であるアルセウスVなどを倒すことができません。その10点を補えるため採用の価値は高いです。

バケッチャ 1
スタジアムを割るカードです。崩れたスタジアムの3枚目とこのカードを変えました。かつての三神と同じくこのデッキは雪道がきついです。このカード1枚でクイックボールとハイパーボールとがあたりになりスタジアム3枚より雪道に強くなります。プラス非Vのポケモンが多いほど1ターン目に非Vをおける可能性が高くなるためスタジアムの3枚目よりバケッチャをいれたほうがいいと感じています。

ポケモン以外は特にいうことがないので割愛します。


立ち回り

仮想敵であるtier1のミュウV Maxだけ対面の立ち回りを解説します。他の対面ご質問あれば応えれる限り回答させていただきますので是非。

ミュウV Max

先行時

ベンチのアルセウスに手張りバトル場に非Vベンチに非Vをおきます。これができた場合後攻1ターン目にメロディアスエコーでサイドが2枚進むことはポケモンキャッチャーで表をだしつつカミツレフュージョンエネ手張りタブレットを決められない限りありません。なので相手のとるサイドは1で抑えることができると言っていいでしょう。そのためこのデッキは初手ハンドに非Vがきた場合非Vをバトル場に置きます。
先行をとり、相手がミュウ以外とわかっている場合には入れ替え要求を減らすためにアルセウスVなどからスタートしたほうがいいです。
サイド1で抑えれた場合先2でガラルファイヤーorメタモン を2枚おきトリニティノヴァでサイド1枚取ってファイヤーに散らしてエネ加速(1-1)後2でミュウV maxにサイドをとられ(1-3 )先3で前のミュウV maxを倒して4-3
後3で2枚取られて(4-5)相手はガラルファイヤーを倒さないとミュウV maxが倒されるためエネがついたアルセウスV STARを放置しなければなりません。つまり先4で裏のゲノセクトを取れるアルセウスが残っているのでボスを打って勝ちになります。少なくとも先行1ターン目バトル場に非Vを置くことは最低限する必要があります。

後攻時

同じように後攻1ターン目あなぬけケアで前非V後ろアルセウスV手張りベンチ非VガラルファイヤーV邪炎を目指します。サポ権あるので先行時より盤面を作りやすいです。相手視点2-2-2で勝つプランなので裏のVをボスで取ってきます。その場合メロエッタでは基本的にボス撃ちながらVを倒せないのでミュウV maxで倒してきます。そこでサイドを2枚先行された場合返しにガラルファイヤーVでミュウV maxを倒す必要があります。キバナ邪炎手張り、盤面にあるエネルギーを付け替え邪炎手張り、邪悪チャージ付け替え手張りなどをしなければいけません。割と要求値が高いです。しかし先にサイドを2先行されても諦めず要求値をこえていけば勝てるゲームではあるので気合い出しましょう。気合い。


わかるようにこの対面は先行を取った場合相手の後攻1ターン目、後攻を取った場合相手の先行2ターン目で勝負がほぼ決まります。簡単に言うと相手が先にとるサイドが1だったらほぼ勝ち 2だったらほぼ負け というゲーム展開になります。そのため非Vを多く入れることはとても重要であると考えています。




シティリーグ対面

1回戦 ミュウV max 後○
最初に非Vを取らせて先手後手逆転して勝ち

2回戦 ミュウV max 先○
バトル場に非Vをおいたが裏には置けずベンチはVポケモンだけに。あなぬけ無いお願いするが穴抜けが飛んできて、ベンチには手張りアルセウスV、風船付きガラルファイヤーV、クロバットVでどれかを差し出すことに、相手の盤面カミツレでミュウとメロエッタにフュージョンエネがついておりフュージョンエネ手張りタブレットでアルセウスorガラルファイヤーが倒されるが、クロバットVを前に出した場合タブレット2枚で倒されるため風船付きガラルファイヤーを前に。相手はフュージョンエネを引けずにガラルファイヤーが耐え、返しにアルセウスV STARでサイド先行して勝ち。

3回戦 白馬アルセウス 先×
番がかえってきたらハンド的にほぼ勝ちの状況だったが、雪道ジャッジマンをされボスorあなぬけ orベルトを引けば勝ちとなり引けずに負け。

4戦目 アルセウスジュラルドン 先○
先1アルセウス手張り邪炎で番返し
先2であなぬけをうち相手のアルセウスがバトル場に。
スターバースを使い付け替え基本エネ手張りこだわりベルトで相手のアルセウスVを倒してテンポとって勝ち。

決勝トーナメント
連撃テンタクル 先×
チームメンバーと2人で今回のシティリーグ参加していたが、トナメ一回戦目であたることに。悪アルセウスは連撃テンタクルと連撃ウーラオスが不利対面であり、絶望。フーパ、アルセウスVSTAR、アルセウスVSTAR、アルセウスVSTARと押し付けるが一歩及ばす負け。しかしそのチームメンバーがそのまま優勝してくれたのでよかった。いずおめでとう!


おわりに


悪アルセウスの記事があまりないため参考になるとうれしいです。なんといってもアルセウス。かっちょいーー!!みなさんもアルセウス教に入りましょう。
ご質問、ご要望ありましたらDMの方で受け付けてます。美少女ポケカ女子の皆さんよろしくお願いします。
それではあと20日で国家試験なのでポケカ引退します。またいつか。来週あたりで。
オルボワール

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