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化物語


こんにちは。sたろうと申します。

本日は、あの西尾維新さんの有名作である化物語についてまたつらつらと駄文を連ねていきたいと思います。


この作品も僕がヲタクとしての扉を開けきれていなかった背中を押された作品の一つです。(最近パズドラとコラボしてそんなんあったなぁとか断じて思ってませんからね!!)

もう名作具合は散々語られている作品でこんな僕が改めて語るには恐れ多い作品ですが昨今の鬼滅ブームでアニメに少し関心を持った方の背中を少しでも後押し出来ればと思っています。(沼への誘い)

ちなみにパズドラでは年末から溜めに溜めた魔法石46回分(1回7個)を一気に放出してやっと阿良々木君を被りに被った忍ちゃんとボックスで埃を被って眠っていた青や緑のソニアちゃん達とお別れして何とか手に入れ、八九寺ちゃんに関してはお迎えすら出来なかったという散々たる結果でした。

さて、話を戻し、この「化物語」ですが

もしかすると有名なのはこのアニメのエンディングに使われているsupercellさんの「君の知らない物語」かもしれませんね。

僕もこの作品より先にこの楽曲が先でした。

僕はオタマジャクシも読めない音痴野郎なのでこの楽曲の素晴らしさはフィーリングでしか感じられませんが、この作品自体も楽曲に負けず劣らずの素晴らしさなのでそれを少しでも伝える為に今日もシ〇シ〇キーボードを叩こうと思います。(やっと本題に入れました!!)


この作品は西尾維新さんの俗にいう「物語シリーズ」と呼ばれるシリーズの第一巻となります。

その後のシリーズは〇物語といった題名で続き、テレビアニメとしてはその後の「偽物語」以降は「〈物語〉セカンドシーズン 」「憑物語」「終物語」「続・終物語」と続き、「傷物語」が劇場3部作にて描かれました。

そして製作は後に「魔法少女まどか⭐︎マギカ」や最近では「打ち上げ花火、上から見るか下から見るか」を手掛ける「シャフト」さんです。(打ち上げ花火のヒロインがガハラさんにしか見えないのは僕だけでしょうか…?)

この会社さんは「シャフト角度」なんて呼ばれる独特の演出、芸術性に近い作画が持ち味の会社さんです。前回紹介させて頂いた「京都アニメーション」さんの作品とはまた違った雰囲気を感じさせてくれます。

そしてこのシリーズを手掛ける西尾維新さんは少なくともこの物語シリーズにおいて言葉遊びに近い独特な言い回しを使われます。

そんな独特な台詞たちを器用に演出されているこの作品は西尾維新×シャフト(新房昭之監督)の化学反応です。もうこれ以上の表現が出てこない自分に苛立ちが止まらないくらいの化学反応です。

カレーとごはんくらいシンプルに美味しい組み合わせです。
それはもう、あとは食べるしかありません。

ただし、ただのルーと白米だけではありません。
しっかりとスパイスも効いています。

この作品はいわゆる「ハーレムもの」と言わざる負えない、主人公の阿良々木暦(あららぎこよみ)くんを取り巻くたくさんの女の子が出てきます。

そしてその女の子たちが例に漏れず個性的で可愛いです。
そりゃもう健全な男子諸君がこの作品に触れれば誰かしら琴線に触れるキャラクターがいるはずです。(ちなみに僕は戦場ヶ原ひたぎ、通称ガハラさんです。蕩れ~)

ここまでは他のハーレム作品と大きく変わりませんが一つ、大きく違った点があります。


それはキャラクターソング(以後キャラソン)です。



これも他作品では当たり前に存在していますが、この作品ではそれがOPテーマとして使われています。

通常、アニメのOP・EDテーマはご存じの通り基本的にはそれぞれ1曲、2クールとなればその節目で変わったり時には大人の事情で…といった事もありますがどちらも決まった曲が使われるのが一般的です。

また、このOP・EDテーマに使われる曲や作中で挿入歌として使われる楽曲が一般的にアニメソング、通称アニソンと呼ばれますがその中でもキャラクターを演じる声優さんがキャラクターとして歌われている楽曲を主にキャラソンと呼びます。

こういったキャラソンは最近ではあくまでアニメ作品のグッズの一環として販売される場合が多く、アニメ作品を見ているだけでは触れる機会はほとんどないです。(僕もカラオケに行ってキャラソンの存在を知ることが多々あります笑)

また、キャラソンの中でもOP・EDとして使われる例もありますがそのほとんどがEDテーマとして使われます。今回一例として挙げさせていただく僕の愛してやまない作品の「涼宮ハルヒの憂鬱」はどちらかといえばその後の流れを作る先駆け的なポジションでありましたが、EDテーマの「ハレ晴レユカイ」は複数のヒロイン全員で一つの曲を歌っている楽曲であり、この様式は今でも見かける王道中の王道です。

しかし、先ほど申し上げたグッズの一環に近い存在として発表されているキャラソンは各キャラがソロで歌われている楽曲で、それがOPテーマとして使われ、自然と触れる事ができるのは僕の知る限りこの作品だけです。

この楽曲たちがいかに素晴らしいかを説明することは残念ながら僕には出来ませんが
OPテーマとして使われている以上、やはり耳に残りますし愛着も湧いてきます。

もちろん、キャラソンなので歌詞もそのキャラの事が語られており、
物語の中と、そのキャラソンと作品を見る事でキャラクターへの理解更に深める事ができるのです。

こうして数としては多くなってしまっている登場人物たちの中で琴線に触れなかった他のキャラたちであっても、あなたの中で勝手に一人一人が大きな存在感を示してくれるでしょう。

そんな曲が「化物語」だけでも5曲あり、焦点を置かれるキャラの回にそのキャラのキャラソンが使われる伝統はその後も続きます。(坂本真綾さんが務める忍ちゃんのキャラソンだけないのは入り組んだ大人の事情臭がプンプンしますがガッカリしてるのは皆一緒なので肩を落とさないように!)

一度見てしまえば後引く美味さなので自然と続きを見てしまうかとは思いますがそのほかにも、元々バラバラではある時系列を絶妙に調整する事で後々語られる内容の伏線具合がいい塩梅に調整されている構成力等ございますがそれは物語シリーズ全体のお話なのでさわりだけ…(待ちに待った「傷物語」の公開を卒論発表会の準備で徹夜した体で赴き開始5分で夢の世界に飛び立ってしまった苦い思い出を添えて…)

最初にもお話しましたがもう散々名作である事は語られ、広く知られている作品でありますが「終物語」放送時期がちょうど大学4年時という、まさに共に青春時代を過ごした思い入れのある作品だったため今回語ってしましました。(失礼、噛みました)

この他にも某宇宙人、未来人、超能力者が一堂に都合よく終結しちゃう作品なんかも新刊を読み終えたら投稿したいと考えております。(今から緊張します…)

ちなみに今回一番驚いたことは新房監督が同郷だった事です。

今回も駄文にお付き合い頂き、ありがとうございました。





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