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種がなければ芽は出ない

種蒔きをしたってうまく芽が出るとは限らない。
芽が出たってうまく育つかは分からない。
でもやっぱり種がなければ芽は出てこないのだ。

マイクラを購入して3日目。
めちゃくちゃハマってるわけではないけれど、それでもハマりかけているとは思う。
そしてタイピング。
楽しくできるサイトを教えてもらって、それから積極的になったし、新たなサイトも教えてもらって、それにも興味津々。

うちの子の、パソコンへの気持ちの向き方が変わってきたような気がする。
正直、種をきちんと蒔いてきたかは自信がない。
あれもこれも、と種を手に入れてはその辺にばら撒いてきただけのような気がする。
それでも、確かに種を入手して彼に渡してきたことには間違いない。

「そらぱれ」というオンラインの習い事では、受講生やスタッフが集まってマイクラをする日がある。
もちろん希望者のみ参加したらいいのだけど、何となく楽しそうで、私も子どもも興味もあるし何となく羨ましくもあった。
でも、マイクラを持っていなくてやっていないし、そもそも何でもないときにゲームソフトを買うことに気が引けてこれまで参加できずに来た。
でも、マイクラのセールと子どもの誕生日が近付いてきたことを理由に、ついに購入したのがつい最近のこと。
正直、初めてマイクラを触ったときにはあんまり上手くできなくて、もう嫌だと言うのではないかと思うくらいに、私の目からはそんなに面白みがあるようには見えなかった。

でも、なぜかまたマイクラをするためにパソコンを開きたがったし、そんなに長い時間やるわけではないけれど、少しずつ進歩している気もする。

そして、少し前の「そらぱれ」の「もくもく会」でやったタイピングがとても楽しかったらしく、それもやりたがる。
そのあとで、講師のめぐさんに教えてもらったサイトはまだ試せていないのだけど、こんなタイピングの練習サイトがあるらしいよ、とは伝えてあって、それができる時間がないか彼なりに考えて楽しみにしているようだ。

「そらぱれ」にはたくさんのデジタルツールの講座があって、いろいろな仕掛けがある。
デジタルツールの講座をそのまま受け取ってもいいし、「生き抜く力」の講座や「もくもく会」をオンラインの世界の入口にすることもできる。
「生き抜く力」の講座や「もくもく会」自体もデフォルトでとても大事なことではあるけれど、そこから世界が広がることも考えられている。

少しでもパソコンに向かう経験をしてほしい。
デジタルの世界を知って触れてほしい。
そう思っていたけれど、私にはあまりよく分からない世界だから、「そらぱれ」にお世話になりながら、とりあえず種を用意してみた。

パソコンを使って何ができるのか、デジタルの世界はどんな風に広がっているのか少しは見え始めているはず。
もちろん自分でいろいろ使えたらそれは最高だけど、その世界を知ることで、その世界にいる人をリスペクトできる。
それだけでも種を集めた意味があると思う。
上手な種蒔きはできていないかもしれない。
でも、私の手から零れ落ちたその種は少しずつ根付いて芽が出てきそう。
そんな気がしている。

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