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手術はイヤイヤ嫌です!

 腰の悪化プロセスの続きです。
前回、手術を勧めないので有名なK先生に「手術が必要になる」と言われて
ショックを受けたお話を書きました。
その上「ほら神経の通り道が点だよ。日本で10本の指に入るくらい。。」
「ホントだ・・・が~~~~~~~~~ん! 先生、日本で10本の指に入るくらいなんて褒めないでくださいよ」なんて寒いこと言う私。。。
そこで私は手術はイヤイヤをたくさん話しました。
1. 数年前に離婚してシングルマザー、働かないと食べていけない
2.次男坊がまだ大学2年生、授業料を稼がなくちゃ
3.昔、流産した時に麻酔で怖い思いをしていて全身麻酔なんて怖すぎる
4.レッスンを何か月も休んだら、筋肉が落ちてしまい復活できるか不安
5.K先生は筑波大学系なので、手術をするとしたらつくばまで行かなくちゃ

 とにかく、「手術はしません!!!」と先生にお話をしました。
今後は月に1回、K先生の診察を受け状態を見守ってもらうことを
お願いしました。
失礼な事をたくさん言っている私に対して、K先生は笑って本当に穏やかに
対応をしてくださいました。
幾つかのテストでも柔軟性や筋力は問題なく、スポーツドクターである
K先生が勧めてくださるエクササイズを教えていただきました。
インナーマッスル、特に腹横筋や多裂筋の強化は必要!!!
多裂筋はローカル筋(インナーマッスル)と言って背骨の両脇にダイレクトに着いていて背骨の安定に大きな役割を果たしています。
多裂筋のトレーニングはバードドックです。
四つん這いから対角線状にある腕と脚を床と平行になる位まで上げて、また元の状態に戻る動きです。
体幹のトレーニングとして効果大です。
右左と交互に上げますが、私はアイソメトリック(止って1分くらいKeep)を利用します。
腹横筋はロングブレスです。寝て両膝を立てて行うのも良いですし、身体を直立させて行うのもOKです。
大事なのは腰を丸めないでへそを押し込むように腹を固くすること。
左右の腰骨(腸骨)の内側を固くすることです。
そして四つん這いから腰を反らす動き(顎を少し上げる)→
背中・腰を丸め顎を引く(キャットストレッチ)→
腰を丸めたままお尻を後ろに引いて小さくなる(手は床につけたまま)
詰まった脊柱管の神経の通り道を広げています。

 もちろんLessonは普通に行っていましたよ。
薬も飲まず、2年間は模索の日々で何とかK先生の所に月1通い
続けていました。
プラセボ効果では無いですが、K先生の所に行く日は
調子が良かったりして(笑)
そしてギム二クボールには助けられました。
Lessonでもギムニクを使い始め、大変評判が良いですよ。
対処療法ではありますが、神経の通り道を広げるために、
このギム二クボールは役立ちます。
股間に挟むことで背中が立ち神経の通り道を広げるので、
運転中にも股間に挟んでいました。
手で持って頭の周りを回せば肩甲骨周りの筋肉をバランス良く使います。
ボールの上に寝て首、肩甲骨周りや腰をほぐすのにも最高に良い
アイテムなんですよ。
パソコンのお仕事をしている人も活用したら良いですよ。
椅子の後ろに入れて、背中を押し付けてマッサージ効果を得たり、
股間に挟んで座る、或いは尻の後ろの方にボールを入れると
骨盤後傾(背中丸くなり尻が落ちる)も防ぐので
肩の位置も立ちます(猫背気味を防ぐ)

 そのうちここまでの解説の写真を添付しますね。
とにかく正しいアライメント(姿勢・骨の配列)が関節や筋肉へ
大きな影響を与えるんです。
腰痛・肩こり、お持ちの方はアライメントの修正からです。
私は骨が滑ってしまっていたので、その修正が必要で手術だったのですが
ほとんどの腰痛・肩こりはアライメントの修正と強化で
効果が出ると思いますよ。

 さて、この先間欠性跛行がひどくなり、
いよいよ手術に踏み切るか心の葛藤が始まります。
続きはまた次回♪






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