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街の小さなギャラリーがこれからも続けて行く方法

東京・蔵前でTOKYO PiXEL. shop & galleryという小さなギャラリーをやっている店主の大図まことです。現在オンラインショップ以外は3/3~5/6まで臨時休業中です。

TOKYO PiXEL. shop & galleryとは
2018年9月に東京の下町蔵前にオープンしたギャラリーです。若手クリエイターの展示を中心に創作活動の発表の場としてジャンルを固定することなく企画運営しています。これまで個展、企画展を含めると80名以上のクリエイターの方々にご利用いただきました。
作家さんの個展に掛かる初期費用を軽減するため箱代無し、最低保証料無し、販売手数料のみでの運営をしています。
店主は刺しゅう作家としてギャラリースタッフはイラストレーターとしての顔も持ちます。
https://tokyopixel.shopinfo.jp


ギャラリー閉店か継続か

スケジュールとメールのやりとりを見直してみると2月末あたりから具体的な休業の検討をはじめました。うちのギャラリーは週替わりで展示を入れ替えています。そのため関わる作家さんの人数が多く今回は終息時期が見えないのでスケジュール調整がとても難しかったことを覚えています。

最終的にニュースなどで状況を判断し3/3より休業をすることにしました。その時点ではこんなに長引くとは考えていませんでしたが今はテレビやネットでも連日報道されているように長期戦になるのだろうなと思っています。

お店をこのまま閉店するか継続するかの判断はそれぞれのお店により事情が異なるのでどちらが良いか悪いか、ビジネスとして正しいのか間違っているのかはわかりませんが結論としてうちのギャラリーは継続することにしました。なので展示が決定している作家さんは安心して作品を作り続けて欲しいです。不安な方はいつでもご相談ください。

その上で自粛期間をどう乗り越えてどう継続してギャラリーを運営していこうと考えているのかを今回は書きたいと思います。街の小さなギャラリーがこれからも続けて行く方法と決意です。

店舗内観

写真:イラストレーターumaoさんの展示風景

1.まずは運転資金の確保

お店は開けなくても毎月固定費(人件費、家賃など)が掛かります。すでに3月頭からお店を閉めているのでボディーブローのように効きはじめてきています。繋ぎ資金としての融資を受ける他に各種助成金の申請をする準備をしています。

2.オフラインでやっていたことをオンラインへ

オンラインギャラリー
ギャラリーの再開を予定している5/7以降はもし自粛要請が解除されなかったとしてもオンライン上でギャラリー展示を行いオンラインショップで作品を販売することになりました。
※実店舗ギャラリー内でこれまで通り作品展示を行いますが自粛要請期間中はお客さんの入場は出来ません。展示を予定している作家さんの意向を汲みご了承を頂いた展示のみの開催となります。現在発表されている展示スケジュールは今後変更になる可能性もあることを予めご了承ください。

5/7(木)12:00よりイラストレーターわかる個展フレンズ開催です。
https://tokyopixel.shopinfo.jp
展示期間:2020.5.7~5.25
※自粛要請が解除されなかった場合はオンライン展示のみとなります。

画像3

▼今後の展示スケジュール


オンラインセミナー
これまで閉店後のギャラリーを使って行っていたクリエイター向けのセミナーをオンライン上で行います。GW期間中にイラストレーターエージェンシーbuildingさんと一緒にトークショーをすることになりました。詳細がまとまり次第告知します。

2020年4月30日追記
【参加者募集中】2020年5月3日無料オンラインセミナー「コロナ時代にどう仕事をつかまえていこう?」イラストレーターと深い関わりを持つBUILDINGとTOKYO PiXELのオーナー2人が、「コロナ禍の現在とこれからをどう考えて、どう行動していくのか」を話し合います。
https://tokyopixel.shopinfo.jp/posts/8173195

有料note
オンラインセミナーとは別にテキスト化したものをnoteの機能を使って販売しようと考えています。GW期間中に1本アップ予定です。


3.持続可能な運営に向けての新しい取り組み

融資や助成金を使ってギャラリーが一時的に継続出来たとしても終息が見えない中、これまで通りの運営が出来るとは考えにくいです。
そこでギャラリーでは珍しいと思いますがネーミングライツスポンサーを募り持続可能な運営に向けての新しい取り組みを始めることにしました。

ネーミングライツ募集
ギャラリーの名前「TOKYO PiXEL. shop & gallery」を変更します。
渋谷公会堂が2006年からCCレモンホール、2019年からLINE CUBE SHIBUYAになったように、千葉マリンスタジアムがZOZOマリンスタジアムになったようにギャラリー自体の名称を付与する権利(命名権)を売ります。その対価をギャラリーの運営費の一部として役に立てたいと思っています。
店頭の看板、個展のDMやHP、SNSでの告知の際に権利を取得した者が命名した名称が掲載されます。

スポンサー募集
プロ野球やJリーグのユニフォームに入っている企業名をイメージすると分かりやすいです。広告を入れる代わりに対価を頂きます。
スポンサーの広告はギャラリーHPにバナーを掲載するほか、ビックカメラの買い物袋のようにギャラリーの買い物袋にもロゴなどプリントをしたいと考えています。こちらはネーミングライツより少ない金額でサポートしていただく企業を広く募りたいと思っています。

ネーミングライツ、スポンサー 企業側のメリット
自社の広告、宣伝効果
新しい取り組みとしてメディアに取り上げられる可能性が高いです。
作家、来場者によるSNSでの拡散が見込めます。
クリエイターとのコラボ企画展など開催予定です。

CSR(地域、文化貢献)評価の向上
クリエイターの創作活動のサポートをすることにより文化貢献を行えます。

ネーミングライツ、スポンサー契約のご案内資料をご用意しています。ご興味のある企業の方は是非一度ご連絡ください。

■お問合せ先
株式会社オオズ 担当:大図誠
〒111-0042東京都台東区寿3-14-13-1F
03-6802-8219 info@oozu.jp


最後に

絵や創作物を発表したい、感想を聞きたい、販売したい。
現在ギャラリーが持つ機能のほとんどは誰でも簡単にオンライン上で出来ます。ではなんでギャラリーを継続することにしたかというとこの場所が好きだからです。あ、子供みたいな発言でスミマセン。ギャラリー運営に関して言えばビジネス的にもマイナスでは無かったので終息すればという思いもあります。

真っ白な壁に作品が並んだ時の空気感が好きです。お客さんが来るのか、作品が売れるのかとドキドキしている作家さんと緊張を共有することが好きです。お客さんに作品の推しポイントを伝えるのが好きです。お客さんが熱心に作品を見ている姿をレジの奥から見ることが好きです。作家さんが展示をきっかけに大きな仕事が決まったと知ると自分の事のように嬉しいです。この他にもいっぱいあります。

5/7(木)からスタートするイラストレーターわかる個展フレンズ是非ご期待ください。
応援したいと思った方は是非この記事を拡散してほしいです。 どうぞよろしくお願いします。


4/28追記
株式会社 アルチザンデザインスタジオ様がスポンサーになってくれました。
http://artisan-design-studio.co.jp

株式会社ケンエレファント様がスポンサーになってくれました。
https://kenelephant.co.jp/


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2007年手芸材料店を退職しクロスステッチデザイナーとして活動を開始。大きな体から生み出される作品はポップなデザインが魅力。その活動は手芸の枠を越えディズニー、サンリオ、BEAMS、CASIOなど企業コラボも多数。蔵前に構えるギャラリーはクリエイターの作品発表の場として運営中。

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コメント (1)
オンラインセミナー、わかるさんの個展楽しみにしています!
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