大園桃子を推してきて良かった

8thバスラは全曲披露、4日目ともなれば何の曲をやるのかは把握済み。スタンド席で超高性能防振双眼鏡を持った僕がずっと待っていた曲

「平行線」

過去に2度しか披露されていない幻の大園桃子センター曲。4人に迎えられ1人登場する大園桃子の輝きと、電車ごっこのような振り付けがたまらなく大好きなんです。

しかし、平行線のイントロと共に登場したのはフロートでした。まじか…ダンスしねえのかよ…率直な感想はそうでしたが、僕は咄嗟に双眼鏡を大園桃子に合わせます。

そこにいたのは完全なる「スター」でした。

フロートは5人全員が乗っていましたが、
最頂部にいたのは桃子1人

圧倒的なオーラ、華、スター
僕の語彙力では伝えきれない輝き
人間を超越した輝きだったとおもいます。

推しだからそう見えただけ、そう言われたって構いません。僕の眼に見えたものだけが僕にとっては全てなんで。あの瞬間、僕はこの娘を推してきたことを肯定されたような気持ちになりました。正直…大園桃子ってアイドルは応援するのが難しい娘で、こっちも苦しくなっちゃう時があるけれど…やっぱりこの輝きを見せられたら推さざるをえないなぁと。やっぱり大園桃子は「ロマン」だなぁと。

そして、センステ付近でフロートが止まり
突如桃子からのメッセージ

桃子、大人になりました。
もう20歳です。
みんながぼーっとしているうちに大人になっています。
まだ桃子に伝えてないことはないですか?
言いたいことはないですか?
桃子にはひとつだけ伝えたいことがあります。
こんな桃子を好きになってくれてありがとうございます。  

「桃子を好きになってくれてありがとう」

この言葉が持つ重み。アイドルが良く言う言葉ではありますが、大園桃子からこの言葉が聞けることに意味があるんです。

彼女が休業期間中に迎えた生誕祭
その際の桃子の言葉
「沢山の愛をもらうたび、申し訳なくて悲しくなります。申し訳なさよりも、感謝の気持ちが少しでも大きくなるように、これからも少しずつ頑張っていきます」

あの「ありがとう」が持つ重み。彼女を応援することの難しさなんて、この言葉一つで全てどこかへいきました。

この文章、悲観的に捉えれば卒業を意識した文章と読み取れないこともないですし、そういう意図もある気はしますが…僕はなぜだか悲しい気持ちにはなりません。

今、ものすごく清々しい気持ちなんです。

ずっと追い求めていた瞬間を見れて
応援してきた感謝までしてもらえる。

大園桃子を推してきて良かった。
本当に、心のそこからそう思えました。
今日死んでもいいとすら思いました。

もちろん、まだやめて欲しくはないですよ。
桃子に伝えたいこと、たくさん残ってます。

むしろ、ここからが本番だとすら思ってます。
ここから大園桃子の時代が始まると
本気でそう思ってます。

でも、この「平行線」だけは一生忘れられないだろうし、絶対に忘れたくない瞬間です。

桃子…「ありがとう」はこっちの台詞だよ。

そして、双眼鏡もありがとう。
マジでお前いなきゃ死んでたわ。
それではお時間あれば勝手に聴いてください
乃木坂46で「平行線」

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