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毎日を生きるということ

6月に入ってからの気持ちの状態について。ずっと元気が無い。常に心配事、嫌な考えが頭の中に渦巻いて、同じことをぐるぐると考えしまう、そんな日々。

朝は朝ドラを見るためにがんばって早起きをして、勉強して、バイトに行って、寝る前に日記を書いて、ポッドキャストを聴きながら沢山寝る。とっても充実している、就活中に私が思い描いていた理想の生活を送っているはずなのに。肝心の元気が出なくて、惰性で毎日をこなしている。

それはきっと、「やりたいこと」が「やらなきゃいけないこと」になって、結局自分の行動を縛り付ける生活になっていたからだと思う。
資格も取りたいし読みたい本も見たい映画もたくさんある。それを一気にやろうとして、全部をタスク化して、毎日ヘトヘトになってしまう。

もっと余白を大事にしなきゃ。隙間時間に本を読んだり、たまに映画を見に行ったり、行ったことのないお店に足を運んでみたり。でも「余白を大事にしなきゃ」という思いが既に自分の行動を縛り付けている気がして。考えすぎな性格が嫌になる。

私はこの考えすぎな性格から、友人や家族から幾度となく「考えすぎだよ」と言われてきた。私はこの、「考えすぎだよ」という言葉がなんとなく好きだ。そういうふうに言ってもらわないと、どこまでが「考えすぎ」でどこまでが「考え無さすぎ」なのか、よく分からないからだ。

だから、「考えすぎだよ」と言われると、「そっか、私今考えすぎてたんだ」と思えて、とても安心する。私にとってその言葉は決してあしらうような言葉でなく、やわこい毛布をはいっと渡してもらえた時のような優しさを感じる言葉だ。

就職先への不安。新しい生活に対する不安。顔のコンプレックス。友人関係。きっと私はこれからも、考えてもどうしようもないことをぐるぐると考え続ける。
そんな負の円環を断ち切る言葉を、私は私自身にかけ続けていたい。つらく厳しいこの世界で、せめて私だけは、私の味方でありたい。

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