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長野県の女性は可愛くない説を提唱したい

いつまでも、薄ら寒い長野県。
が、ついに春の兆しが観測された。

まず私は、靴下2枚重ねを1枚にしたと報告したい。

そして移住といえば、そして春といえば、なにをおいても女性である。

長野県への移住を考えているあなたに、表題について真実の緊急レポートをする。

補足もしたい。
「可愛くない」と言い切る前に、そもそもが「可愛い」にも種類があると。

30余年及ぶ独自調査によると、大概の女性は、一皮か二皮、いや三皮ほど剥けば別人のようにブスになってビックリすると判明している。

詳細は本旨から外れるので省くが、データを分析すると「可愛いブス」という種類も見い出すに至っている。

ここに女性の不可思議さがあるではないか。
彼女らは「可愛い」と「ブス」を両立させる。

つまりは、決して女性の外見をあげつらって「可愛くない」と断じているのではないと、ご理解いただきたい。

それにだ。
私の認識としては、男から「可愛い」と言われて幸せになっている女性は、まだまだ未熟。

大人の女性になると、幸せは男から与えられるものではなく、自身で見つけ出すものと身に染みてわかってくる。

と、偉そうに言いたいが、やっぱ正直に明かす。

豊島区大塚の『スナック・スターライト』のママの言のパクリだった。
銀の鈴商店街に所在するスナックだ。

とにかくもだ。
そのような認識が前提にあって、あえて「可愛くない」と述べている。

もとより、総務省統計局の発表によると、2022年以降、日本人女性の半分以上は50歳を過ぎている。

すでに大人の女性だらけ、というか成熟した女性だらけ。
いわゆる熟女だらけ。

そのような社会情勢では「可愛くない説」などは、鼻の先で笑われるかもしれない。

以上をまとめると「可愛くない」という言葉に動じない姿とは成熟の現れでもあり、とりもなおさず、熟女好きの私の時代がきたという証明でもある。

やはり熟女である。
小ジワなど気にしちゃって、ファンデーションを塗りたくっているくらいが可愛い。

気がつけばスナックにいる私の行動にも説明がつく。

しかし、あなたはすでに。
私が、なんの話をしているのかわからないであろう。

当然だ。
私も、わけがわからなくなっちゃっているのだから。

失敬した。
春のせいだ。

本論に戻ろう。
今回のレポートの要旨は「長野県の女性は可愛くない説」である。

これは対比するとわかりやすい。

乱暴な仮説になるが、長野県の女性が日本で最も可愛くないとすれば、日本で1番に可愛いのは『博多の女性』である。

銀座、六本木、歌舞伎町、すすきの、錦、キタ、博多。
ハワイ、マカオ、サイパン、マニラ、バンコク。

上記の観測点に派遣された者への調査(6人ほど)によると、1位はダントツで『博多』なのだ。

なぜか?

理由は、メシがうまくて、女性がやさしい。
もっといえば、女性が情にあつくて、もてなし感がすごい。
酒飲みとダメ男に寛容さがある。

そして、口を揃えて可愛いとされるのは『博多弁』だ。
方言を話す女性は可愛い。

そういうところでいえば、大分、広島、和歌山、茨城といった独特の方言がある女性も穴場として可愛い上位に食い込んでくる。

この反対が長野県の女性だ。

まず第一に、菜っ葉の漬け物がおいしいとボリボリ食べている時点で萎える。

それに、特徴的な方言に乏しい。
南部にいくと、名古屋イントネーションが語尾に混ざるくらい。

決定的に長野県の女性が可愛くないのは、ダメ男には全く寛容ではないことだ。

だいたいにして、長野県の女性には冗談が通じない。
北朝鮮にいるような女性ばかり。
行ったことないし、会ったこともないけど。

それに長野県の女性は、情よりも貯金を優先する。

私が東京で過ごした30年の間、長野県出身の女性に「ちょっとお金貸して」と頼み込んで借りれたためしがない。

いや、3回ほど借りたが、その後の取立てが、女高利貸しのごとく鬼気迫るものがあった。

「お金がないならスナックで働こうよ」なんて冗談でかわそうものなら、人道に反するとか、倫理に問題があるとか、長野県人女版らしく、つまらない理屈が飛んでくる。

悪くいえば、厳しい女性ばかりなのだ。
映画で例えれば、無情な女看守役がよく似合う。

すごく良くいえば、ひとえに長野県の女性とは、勤勉であって優秀であって、もしくはしっかり者、あるいは働き者、あとは貯金の額を眺めてニヤニヤしているのであろう。

結論としてだ。
ダメ男にとっては、長野県は居心地がわるい。

まあ、私はダメ男ではないので全くかまわないが。
しかし、どうせ長野県に移住したがってるアナタはダメ男。

移住して、もし当地の女性と関わったものなら、厳しい労働を強いられて搾取され続けるだけだろう。

おわかりいただけただろうか。
長野県への移住はやめときなさいと述べる理由が。
本当に親切心からなのが。

しかしながら。
このレポートは、安易な移住に警鐘を鳴らすのであって、移住を否定するものではない。

長野県移住ジャーナリスト(自称)として、レポートには公平さを付加したい。
何事もバランスである。

そのような観点から分析(妄想)すると、ダメ男に寛容な女性については、今すぐ安易に、とりわけ長野県中部の郡部の寒村へ移住しなさいといわざるを得ない。

なんにしてもだ。
長くなるので今回この辺にして、このテーマは引き続き調査を継続して、再度のレポートを献上したい。

となると。
皆様に協賛金の申し出をしなければならない。

が、つい先日。
取り乱すほどの事件がおこった。

畑でカラスを追い払っていると、いきなりスマホに『サポートがありました』という note からの通知がある。

最初は、なんのことだかわからなかった。

「なんだろう?」とポチッとすると。
協賛金が入ったらしいのだ。

いや、ビックリしたのなんのって!

どのくらいビックリしたかって?

金玉の裏がヒュウッと緩んで、畑のど真ん中でオシッコを漏らしそうになったほどだ!

いやもう、この年になると、あちこちが緩みやすくなっちゃって・・・、そんな言い訳はどうでもいい!

その方、いや『その漢』と呼ばせていただきたい。
おそらく迷惑になるかもしれないので、それ以上の委細は控えたい。

『その漢』は、猫を好まれるようだった。

私も半野良猫の世話をしているので「そうだ!」と思いついて、協賛金で猫とパーティーを開催した次第である。

目が片方つぶれているためか捨てられた猫。鼻もわるく体も小さい。短命かもしれない。が、その分、ほかの猫よりもたくさん撫でている。ありがとう!!

このレポートで、そして『その漢』の篤志で、春にもなって、まずは1匹が幸せになった。

こんなうれしいことはない。

気をよくした私は、その4時間後には、農協の裏のスナックで「全裸になっちゃおうかな!」と騒いで、またママに怒られていた。

以後、こういうところは気をつけたい。

それにだ。
先ほど私は、どうせ長野県に移住したがっているアナタはダメ男と言い切った。

が、私もダメ男、と付け加えなければならないのかも。

長野県の女性は可愛くない説は、私に原因があったとすれば、撤回も考慮しなければかもしれない。

とにかくもだ。
長野県に移住するのは、私の独自調査が終了してからでも遅くはない。

レポートの続きを待たれよ。

大俵一平

レポート作成に使わせていただきます。 ありがとうござます。