🗒 書く人
もともとの縦書きの中で、次の文字に続くときに筆の運びを大事にして、字形が変わることもよくあります。そして、どちらの書き順でもそれは正解となります。 こうした続け字のことを連綿といいます。
平仮名の「も」の書き順を間違って書いていたという方が案外いらっしゃるみたいです。 「も」の元の漢字は「毛」。漢字は「ノ→ニ→し」なのに、平仮名は「し→ニ」。なぜ書き順が違うのでしょうか? 答えは"筆の流れ"です。 漢字が草体化されてできたのが平仮名で、次の文字に続けて書きやすくなっているのです。 学校のテストで書き順は大事ですが、もともと厳格に決まったものでもなく、特に草書では筆順もいくつかあります。 では、カタカナの「ケ」はというと、こちらは「箇」「个」「介」の略字にな