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火星でのヘリコプター飛行音

火星でのヘリコプターの飛行音が公開されました。

火星の大気は二酸化炭素で音速が遅いため、共鳴で出る音は地球より低くなるようです。ヘリウムガスを吸うと声が高くなる現象の逆らしいです。

火星の希薄な大気の中を飛行している小型ヘリコプター「インジェニュイティ(Ingenuity)」のローターブレードが発する低音を火星探査車「パーシビアランス(Perseverance)」が初めて録音し、米航空宇宙局(NASA)が7日、その音声を公開した。

3分近い映像は、ジェゼロ(Jezero)クレーターで風が吹いているざわめきから始まり、インジェニュイティが離陸し、往復で262メートルの距離を移動する間、ローターブレードが毎分約2400回転する低音がかすかに聞き取れる。

 火星の大気濃度は、地球の約100分の1しかないため、火星は地球よりずっと音がしにくい。
パーシビアランスは、インジェニュイティの離着陸地点から80メートル離れた場所で待機していたため、今回のミッションを担当しているエンジニアらはインジェニュイティの飛行音が拾えるかどうか確信を持てずにいたらしいが、拾うことができました。

すごい!

https://twitter.com/NASAJPL/status/1390684766345650182



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