満島ひかりさんのパパにお説教を受けた話

ここ二、三日で急激に沖縄は寒くなって、銭湯に行ってたんですよね。ギターを横に置いて、更衣室で着替えてたら、「それギター?」って現地のおっちゃんに声かけてもらった。で湯船で色々お話して仲良くなって、行きつけの焼き鳥屋さんに連れてってもらうことになったのだ。

そこが昔ながらの焼き鳥屋さんで、めちゃめちゃ美味しかったんだけど、30分くらいすると、顔が濃い目の恰幅の良いおじさまが入ってきた。
焼き鳥屋の女将が、「あんたテレビ見る?満島ひかりのパパよ」とか紹介するもんだからぶったまげた。こんな普通に会えるのか。うへえ

そしてしばらくしたら、お綺麗な女性がまたお店に入ってきて、「あれが満島ひかりのママよ」と。ママ登場。めっちゃそっくり。嘘じゃないんだな、って一発で分かる。

そんだら満島パパの方から話しかけてくれて、「内地の人?よく来たね」と歓迎してくれた。僕が興奮して、「あ…映画とか好きで、、『愛のむきだし』とかめっちゃ見てました!」と伝えるとパパが、「あれ。俺映画出てたっけ?って思った」とボケをかましていただいた。まあファンに声かけられる機会が多いのだろう、返しが滑らかだった。
パパが「ぜひ歌ってくださいよ。ここは何でもありだから」と機会をいただいたので、お店のテーマソングを即興で作った。そしたら「食べ、食べ!」と焼き鳥やらお酒をご馳走してくれた。勝った(?)

そんで満島パパがこっちのテーブルに来てくれたので、乾杯させてもらった。改めて自己紹介した方が良いかな、と思って、
「僕、作曲家で、色々曲作って旅してます」と言うと、
(ここからがお説教ゾーンです)「そうなんね。まあ、なんでもOKよ。私はあなたが何者でも良いのよ。人間と人間の付き合いだから。形式は関係ないの。今の肩書きが、2,3年後には変わってるかもしれないでしょ。人として話せれば良いの。ちゃんとマナーや礼儀は守らなきゃダメよ。でもね、リスペクトがあれば何でも良いの。あなたと話せれば良いの」

「はは〜〜〜っ」

確かにそうだなと思った。お酒の席って、肩書きとか普段何してる、とかどうでも良いよね。
あと沖縄の方の考え方だ、とも思った。上下関係とかしがらみとかめちゃめちゃ薄いの沖縄。縦の繋がりよりも横の繋がりを重視するから。みんなフラット。

まあそんなこんなで色々お話を聞かせていただき、満島ママとも楽しくお酒を飲み、ご夫婦は帰っていった。最後、お二人に「頑張ってね!」とハグしていただいた。

パワーもらった。売れるぞ

以上、好きな女優さんのパパママに遭遇して興奮冷めやらぬミーハー日記でした。

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